英単語の意味と使い方

official(オフィシャル)の意味と使い方を例文を使って解説

2024年8月21日

canashin

カナイ シンイチ

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英単語「official」の正しい意味と使い方を知りたいと考えている方へ、この記事は必見です!英語学習者の中でも特に多くの人が混乱しやすい「official」という単語。政府や組織に関する場面で頻繁に使われるため、正確な理解と適切な使い方が求められます。この記事では、初心者にもわかりやすい例文を通じて、「official」の意味と使い方を徹底解説します。これを読むことで、ビジネスシーンや公式な場面での英語力が一段と向上することでしょう。ぜひ最後までお付き合いください!

officialの意味

「official」という英単語は、「公式の」や「公的な」という意味があります。具体的には、以下のような場合に使われます。

政府や組織に関係する

例:An official document(公式の文書)

これは、政府や組織が正式に発行した書類を指します。

正式な

例:The official start of the event(イベントの正式な開始)

これは、イベントが正式に始まる時点を指します。

役職にある人

例:A government official(政府の役人)

これは、政府で働いている人を指します。

つまり、「official」は、政府や組織が認めたものや、正式なもの、あるいはその役職に就いている人を意味します。

officialの語源

英単語「official」の語源や派生元の単語について説明します。

語源

「official」という単語は、ラテン語の「officium」に由来します。「officium」は「職務」や「任務」を意味します。このラテン語はさらに「opus(仕事)」と「facere(する)」の二つの部分から成り立っています。つまり、「officium」は「仕事をすること」という意味を持っていました。

派生元の単語

ラテン語: officium

  • 意味:職務、任務
  • 例:Servire officium(職務を果たす)

中世ラテン語: officialis

  • 意味:役職にある人、官僚
  • 例:Officialis curiae(裁判所の役人)

現代の派生語

officially(副詞):公式に、正式に

例文

The event was officially announced.
そのイベントは公式に発表されました。

officialdom(名詞):官僚制度、役人の世界

例文

She is tired of the bureaucracy and officialdom.
彼女は官僚制度と役人の世界に疲れています。

officiate(動詞):公式に取り仕切る、司会する

例文

He will officiate the wedding ceremony.
彼が結婚式を司会します。

「official」はラテン語から中世ラテン語を経て、現代英語に入ってきた単語で、役職や職務に関連する意味を持っています。

officialの読み方と発音

「official」のカナでの読み方と発音記号、および日本人が発音する際の注意点について説明します。

カナでの読み方

オフィシャル

発音記号

/əˈfɪʃl/

発音のポイント

  • 最初の母音 /ə/
    • 「ア」や「オ」に近い音ですが、日本語の「あ」や「お」とは少し異なり、短く曖昧に発音します。力を抜いて「ア」と「オ」の中間の音を出す感じです。
  • /ˈfɪʃ/ の部分
    • /f/ の発音:上下の前歯で下唇を軽く噛んで「フ」と発音しますが、日本語の「フ」とは異なり、息を出すように発音します。
    • /ɪ/ の発音:日本語の「イ」と似ていますが、少し短く、軽く発音します。
    • /ʃ/ の発音:日本語の「シャ」行の音と似ていますが、舌を上の前歯の裏側に近づけて「シュ」と発音します。
  • 語尾の /l/
    • 日本語にはない音で、舌先を上の前歯の後ろにつける感じで「ル」と発音しますが、はっきり「ル」と言わず、軽く終わるようにします。

officialの使い方を例文を使って解説

「official」の正しい使い方を英語と日本語の両方で解説します。英語初級者にわかりやすいよう、シンプルな例文を用意しました。

例文

This is an official document.
これは公式の文書です。

例文

She received an official letter from the government.
彼女は政府から公式な手紙を受け取りました。

例文

The official start time of the event is 10 AM.
イベントの正式な開始時間は午前10時です。

例文

He is an official member of the team.
彼はチームの正式なメンバーです。

例文

The official website has all the information you need.
公式ウェブサイトには必要な情報がすべて載っています。

例文

The mayor made an official announcement yesterday.
昨日、市長が公式な発表をしました。

例文

They are waiting for the official results of the test.
彼らは試験の公式結果を待っています。

例文

She is an official at the embassy.
彼女は大使館の役人です。

例文

The official language of Brazil is Portuguese.
ブラジルの公用語はポルトガル語です。

例文

We need official approval to start the project.
プロジェクトを始めるには公式の承認が必要です。

これらの例文を通して、「official」は「公式の」「正式な」や「役人・公務員」を意味することがわかります。それぞれの文で「official」がどのような意味で使われているかを確認しながら学習すると、理解が深まります。

officialと意味が似ている英単語5つ

「official」と意味が似ている英単語をカナ読みとともに紹介し、を解説します。さらに、それぞれの意味とを提供します。

1. Formal(フォーマル)

意味:形式的な、公式な

使い分けのポイント

「official」は政府や組織によって認められた公式なものに使いますが、「formal」は礼儀や規則に従った形式的なものに使います。

例文

The meeting was very formal.
会議は非常に形式的でした。

例文

He wore a formal suit to the wedding.
彼は結婚式にフォーマルなスーツを着ていきました。

2. Authorized(オーサライズド)

意味:認可された、公認の

使い分けのポイント

「official」は公式なもの全般に使われますが、「authorized」は特定の権限を持った人や組織によって認可されたものに使います。

例文

This is an authorized biography of the president.
これは大統領の公認の伝記です。

例文

Only authorized personnel can enter this area.
認可された職員だけがこの区域に入ることができます。

3. Legitimate(レジティメイト)

意味:合法的な、正当な

使い分けのポイント

「official」は政府や組織の正式なものに使いますが、「legitimate」は法律や倫理に照らして正当なものに使います。

例文

They have a legitimate claim to the property.
彼らにはその財産に対する正当な権利があります。

例文

Is this website legitimate?
このウェブサイトは合法的ですか?

4. Ceremonial(セレモニアル)

意味:儀式の、儀式的な

使い分けのポイント

「official」は政府や組織の正式なものに使いますが、「ceremonial」は儀式や式典に関するものに使います。

例文

The president attended a ceremonial event.
大統領は儀式的なイベントに出席しました。

例文

They wore ceremonial robes for the occasion.
彼らはその場のために儀式的なローブを着ました。

5. Governmental(ガバメンタル)

意味:政府の、政府に関する

使い分けのポイント

「official」は広く公式なものを指すのに対し、「governmental」は特に政府に関連するものに使います。

例文

The policy is subject to governmental approval.
その方針は政府の承認を必要とします。

例文

She works in a governmental agency.
彼女は政府機関で働いています。

これらの単語は「official」と似た意味:を持ちますが、それぞれのニュアンスや使用場面が異なります。それぞれの意味:とを参考に、適切な文脈で使い分けるようにしましょう。

「official」の使い方として注意すべき間違った使い方

「official」の使い方で注意すべき間違った使い方を、例文とともに解説します。

間違った使い方の例①

間違った使い方

I bought an official dress for the party.
パーティーのために公式のドレスを買いました。

「official」は政府や組織が認めた公式なものを指しますが、この場合は「formal(フォーマル)」や「elegant(エレガント)」の方が適切です。

正しい使い方

I bought a formal dress for the party.
パーティーのためにフォーマルなドレスを買いました。

間違った使い方の例②

間違った使い方

He gave me an official apology for being late.
彼は遅刻したことについて公式な謝罪をしてくれました。

個人間の謝罪は通常「official」とは言わず、「sincere(心からの)」や「formal(形式的な)」の方が適切です。

正しい使い方

He gave me a sincere apology for being late.
彼は遅刻したことについて心からの謝罪をしてくれました。

間違った使い方の例③

間違った使い方

She is an official friend of mine.
彼女は私の公式な友達です。

友人関係を「official」と表現するのは不自然です。「close(親しい)」や「good(良い)」の方が適切です。

正しい使い方

She is a close friend of mine.
彼女は私の親しい友達です。

間違った使い方の例④

間違った使い方

The restaurant has an official chef.
そのレストランには公式のシェフがいます。

シェフを「official」と表現するのは不自然です。「head(ヘッド)」や「executive(エグゼクティブ)」の方が適切です。

正しい使い方

The restaurant has a head chef.
そのレストランにはヘッドシェフがいます。

間違った使い方の例⑤

間違った使い方

This is my official favorite song.
これは私の公式なお気に入りの曲です。

個人の好みを「official」と表現するのは不自然です。「all-time(オールタイム)」や「absolute(絶対的)」の方が適切です。

正しい使い方

This is my all-time favorite song.
これは私のオールタイムのお気に入りの曲です。

「official」は、政府や組織によって認められた公式なものや、正式なものに使います。個人的な関係や好み、日常的な状況には適さないため、適切な文脈で使うように注意しましょう。

officialを使ったスラング表現

英単語「official」に関連するスラングの表現として、「offish」というものがあります。これは「official」とは少し違う意味合いを持ちますが、カジュアルな会話で使われることがあります。

Offish(オフィッシュ)

意味:少し距離を置いた、よそよそしい

例文

He was acting a bit offish at the party.
彼はパーティーで少しよそよそしく振る舞っていました。

「offish」は「official」のスラングというよりも、態度や行動が少し距離を置いている様子を指す言葉です。「official」と直接関連するスラングはあまりありませんが、口語表現やカジュアルな文脈では「official」を略して使うことがあります。

略語

Off.:公式の、正式な

例文

This is the off. version of the document.
これはその文書の公式バージョンです。

カジュアルな表現

例文

He was there in an official capacity.
彼は公式の立場でそこにいました。

スラングとしては少し距離があるかもしれませんが、カジュアルな会話では文脈に応じて「official」を略して使ったり、他の言葉と組み合わせて使ったりすることがあります。

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