英単語の意味と使い方

opposite(オポジット)の意味と使い方を例文を使って解説

2024年10月23日

canashin

カナイ シンイチ

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「opposite」という英単語は、「反対」や「向かい合う」といった意味を持つ、日常会話でもよく使われる便利な言葉です。しかし、前置詞との使い方や微妙なニュアンスの違いで誤解されやすい部分もあります。このブログでは、「opposite」の基本的な意味から、使い方のポイント、そしてよくある間違いまでを解説します。例文を通して正しい使い方を学ぶことで、あなたの英会話力をさらにレベルアップさせましょう。初心者でもわかりやすい説明で、「opposite」をマスターし、会話の幅を広げるヒントを手に入れてください。

oppositeの意味

「opposite(オポジット)」は、反対や逆という意味です。あるものが他のものと正反対であることを表します。たとえば、上と下や、右と左のように、相互に対立するものです。英語初心者にもわかりやすく説明するため、いくつか例を挙げます。

例文

The opposite of "hot" is "cold."
「hot(ホット)」の反対は「cold(コールド)」です。

例文

My house is on the opposite side of the street.
私の家は通りの反対側にあります。

例文

She has the opposite opinion from mine.
彼女は私とは反対の意見を持っています。

このように、「opposite」は物事が正反対であることを表す時に使います。

oppositeの語源

英単語「opposite」の語源や派生について説明します。

語源

「opposite」は、ラテン語の「oppositus(反対側に置かれた)」に由来しています。この単語は、以下の2つの部分から成り立っています。

  1. ob-(対して、向かって)
    「ob-」は「〜に対して」や「〜に向かって」という意味を持つ接頭辞です。
  2. ponere(置く)
    「ponere」は「置く」という意味のラテン語の動詞です。

つまり、「oppositus」は「向かい合わせに置かれた」という意味になります。これが古フランス語を経て英語に取り入れられ、「opposite」という形になりました。

関連・派生語

「opposite」にはいくつかの派生元や関連語があります。

  1. opposition(オポジション)
    意味: 反対、対立
    「opposition」は「opposite」から派生した名詞で、意見や立場の対立、または争いを意味します。
  2. oppose(オポーズ)
    意味: 反対する
    「oppose」は「opposite」の動詞形で、何かに反対する、または対立することを意味します。
  3. opponent(オポネント)
    意味: 対戦相手、敵
    「opponent」は「opposite」と同じ語根を持つ単語で、競争や試合での「対戦相手」を指します。

これらの単語はすべて「反対する」「対立する」という意味を共有しています。

oppositeの読み方と発音

英単語「opposite」のカナでの読み方と発音記号を以下に示します。

カナ読み

オポジット

発音記号

/ˈɒpəzɪt/

発音のポイント

  1. 「オ」(ɒ)
    英語の「ɒ」の音は、日本語の「オ」と似ていますが、少し口を開けて短く発音します。日本語の「オ」よりもやや力を抜いた音です。
  2. 「ポ」(p)
    英語の「p」は、日本語の「ポ」と同じく唇を閉じてから強く開く音ですが、英語では破裂音がしっかりします。日本語に比べて、発音時に少し空気を強く吐き出す感じです。
  3. 「ジ」(z)
    「z」の部分は、日本語の「ジ」に似ていますが、英語では「z」の音が長めです。軽く歯を合わせて、振動するように「ズ」と音を出します。
  4. 「ット」(t)
    英語の「t」は、はっきりとした破裂音です。日本語の「ト」よりも強めに発音しますが、単語の終わりの「t」は弱く発音されることも多く、「t」をはっきりと発音しすぎない方が自然に聞こえます。

oppositeの使い方を例文を使って解説

英単語「opposite」の正しい使い方を、例文を使って説明します。「opposite」は「反対の」「向かい合う」などの意味で使われます。以下に、英語と日本語の例文を示します。

例文

The opposite of day is night.
昼の反対は夜です。

例文

They live on the opposite side of the river.
彼らは川の反対側に住んでいます。

例文

I sat opposite her at the table.
私はテーブルで彼女の向かいに座りました。

例文

The two cities are on opposite coasts.
その二つの都市は反対側の海岸にあります。

例文

His ideas are the complete opposite of mine.
彼の考えは私の考えとは全く逆です。

例文

She works in an office opposite the school.
彼女は学校の向かいにあるオフィスで働いています。

例文

They took opposite directions at the crossroads.
彼らは交差点で反対の方向に進みました。

例文

The weather today is the opposite of yesterday.
今日の天気は昨日と逆です。

例文

I found the shop on the opposite side of the street.
私は通りの反対側にその店を見つけました。

例文

My brother and I have opposite tastes in music.
私と兄は音楽の好みが全く違います。

これらの例文で、「opposite」が「反対」や「向かい」に使われている場面がわかります。状況や物が逆や反対の関係にある時に、この単語を使います。

oppositeと意味が似ている英単語6つ

英単語「opposite」と意味が似ている単語には、いくつかの類義語があります。それらの単語をカナ読みとともに紹介し、使い分けのポイントを解説します。

1. contrary(コントラリー)

意味: 反対の、逆の

使い分けのポイント

「contrary」は「opposite」に似ていますが、特に意見や立場が対立する場合によく使われます。また、性質や態度が反対である時にも使われます。

例文

The contrary opinion was expressed during the meeting.
会議中に反対意見が表明されました。

2. reverse(リバース)

意味: 逆、反転した

使い分けのポイント

「reverse」は物理的な順序や方向が反対になる時に使います。例えば、車を「バックする」時や、プロセスが逆になる時に使われます。

例文

The car moved in reverse.
車は逆方向に動きました。

3. antonym(アントニム)

意味: 反意語

使い分けのポイント

「antonym」は特に言語学的な文脈で、「反対の意味を持つ単語」という意味で使われます。例えば、「hot」と「cold」のような関係を表します。

例文

The antonym of "fast" is "slow."
「fast」の反意語は「slow」です。

4. inverse(インヴァース)

意味: 逆、逆転の

使い分けのポイント

「inverse」は特に数学や科学において、関係が逆である場合に使います。例えば、「逆関数」や「逆比例」のような状況に使われます。

例文

The inverse function of y = 2x is x = y/2.
y = 2xの逆関数はx = y/2です。

5. counter(カウンター)

意味: 反対の、逆の

使い分けのポイント

「counter」は行動や力に対して「対抗する」や「打ち消す」意味で使われます。例えば、戦略や意見に反対する時に使われます。

例文

She came up with a counter argument.
彼女は反論を提案しました。

6. contradictory(コントラディクトリー)

意味: 矛盾した、相反する

使い分けのポイント

「contradictory」は、ある主張や事実が他の主張や事実と完全に矛盾している場合に使われます。

例文

The two statements are contradictory.
その二つの声明は矛盾しています。

まとめ

  • opposite は、対照的な物や人、または位置的に向かい合う時に使います。
  • contrary は、特に意見や立場が対立する場合に使います。
  • reverse は、物理的な順序や方向が逆になる場合に使います。
  • antonym は、言葉の反意語を指す時に使います。
  • inverse は、数学や科学における逆関係に使います。
  • counter は、行動や意見に対抗する意味で使います。

contradictory は、主張や事実が互いに矛盾する場合に使われます。

このように、それぞれの単語は微妙に異なる意味を持ち、使う文脈によって適切に選ぶ必要があります。

「opposite」の使い方として注意すべき間違った使い方

「opposite」を使う際に注意すべき間違った使い方には、意味の取り違えや前置詞の誤用などがあります。以下に、誤った使い方とその修正例を示します。

1. 前置詞の誤用

間違った使い方

He is opposite to me in the room.
彼は部屋で私の反対側にいます。

「opposite」は「to」を使わずに直接使います。場所を表すときは「opposite」をそのまま使い、「to」は不要です。

正しい使い方

He is opposite me in the room.
彼は部屋で私の向かいにいます

2. 形容詞「opposite」の誤用

間違った使い方

This car is opposite.
この車は反対です。

「opposite」は具体的なものの「反対側」や「向かい側」を指す時に使います。「This car is opposite」という表現は文脈がはっきりしないので誤りです。

正しい使い方

This car is on the opposite side of the road.
この車は道路の反対側にあります。

3. 「opposite」を副詞として誤用

間違った使い方

She stood opposite to the window.
彼女は窓の反対側に立ちました。

「opposite」を副詞として使うときに「to」は不要です。副詞として使う場合は「opposite」だけを使います。

正しい使い方

She stood opposite the window.
彼女は窓の向かいに立ちました。

4. 「opposite」を意味の誤用

間違った使い方

He gave me an opposite gift.
彼は私に反対の贈り物をくれました。

「opposite」はこの文脈では使いません。「反対の贈り物」という表現は不自然です。この場合は「unexpected」などが適切です。

正しい使い方

He gave me an unexpected gift.
彼は私に予想外の贈り物をくれました。

5. 「opposite」を動詞として誤用

間違った使い方

She opposited him in the argument.
彼女は議論で彼に反対しました。

「opposite」は動詞ではありません。動詞としては「oppose(反対する)」が適切です。

正しい使い方

She opposed him in the argument.
彼女は議論で彼に反対しました。

まとめ

  • 前置詞「to」の誤用: 「opposite」は「to」をつけずに使う場合が多い。
  • 具体的な文脈が必要: 「opposite」は特定の「反対側」や「向かい側」を指すため、使う文脈を明確にする必要があります。
  • 副詞として使う時: 副詞として使うときは、前置詞「to」は不要です。
  • 動詞としては「oppose」: 「opposite」は動詞ではなく、動詞としては「oppose」が正しい。

このように、「opposite」を使う際に文法や意味を誤らないように気をつけることが大切です。

oppositeを使ったスラング表現

「opposite」自体には特にスラングとして使われるケースはあまり見られません。しかし、カジュアルな会話や比喩的な表現で「opposite」を使う場合があります。例えば、特定の状況で「反対」の意味を強調したり、特定の文脈で独自の意味を持たせたりすることがありますが、これらは一般的なスラングとは異なります。

ただし、次のようなカジュアルなフレーズや表現が関連することがあります。

1. Opposites attract

意味: 性格や興味が異なる人々が引き寄せられるという意味で、恋愛や友情の関係について使われます。

例文

They are so different, but opposites attract.
彼らはとても違うけれど、逆に引かれ合う。

2. On the opposite end

意味: 反対の立場や観点にいるという意味で、議論や意見交換の際に使われます。

例文

He's on the opposite end of the political spectrum.
彼は政治的に反対の立場にいる。

3. Polar opposite

意味: 完全に正反対、極端に異なるものを指す表現で、意見や性格が真逆であることを強調する際に使います。

例文

Their personalities are polar opposites.
彼らの性格はまったく正反対です。

これらは、スラングというよりもカジュアルな言い回しや慣用句として使われますが、「opposite」に関連して会話でよく使われる表現です。

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