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英単語「sincerely」は、手紙やビジネス文書だけでなく、日常会話やメールなどでもよく使われる大切な言葉です。しかし、使い方を誤ると、相手に不自然な印象を与えてしまうこともあります。このブログ記事では、「sincerely」の正しい意味と使い方を、例文を交えながら初心者にもわかりやすく解説します。この記事を読むことで、フォーマルなシーンでも自信を持って「sincerely」を使いこなせるようになり、感謝や謝罪の気持ちを効果的に伝えるスキルが身につきます。
目次
sincerelyの意味
英単語「sincerely」は、「心から」「誠実に」という意味です。誰かに対して真心を込めて、または正直な気持ちを表すときに使います。特に手紙やメールの結びの言葉としてもよく使われます。
例文
I sincerely apologize for the mistake.
私はその間違いについて心から謝罪します。
例文
Thank you sincerely for your help.
ご助力を心から感謝します。
手紙の結びでよく使われる表現
- Sincerely,
(敬具)
sincerelyの語源
英単語「sincerely」の語源は、ラテン語に由来しています。
語源
ラテン語の "sincērus" から来ており、この言葉は「純粋な」「混じりけのない」という意味を持ちます。"sin-"(なし、欠如)と "cērus"(混じりけのない)から成り立っていると言われています。この意味が発展して、偽りや飾りのない、正直なという意味に転じました。
派生
- 「sincerely」の形容詞形は「sincere」です。これは「誠実な」「心からの」という意味で、特定の感情や態度を表すときに使われます。
- 他の派生語として、sincerity(名詞)があり、これは「誠実さ」「偽りのないこと」を意味します。
このように、「sincerely」は「心から」や「正直に」という意味が、元の「純粋であること」から発展してきた言葉です。
sincerelyの読み方と発音
英単語「sincerely」のカナでの読み方と発音記号を以下に示します。
カナ読み
シンシアリー
発音記号
/sɪnˈsɪərli/
発音のポイント
- 最初の音 /sɪn/: 「シン」と読みますが、日本語の「シン」とは少し違い、「sɪn」は「スィン」に近い音です。「スィ」と軽く「ィ」の音を出すように意識してください。
- 強勢(アクセント)/ˈsɪər/: 「シア」の部分に強いアクセントがあります。「シア」の「ア」の音は、日本語の「ア」と似ていますが、もう少し短く、しっかり発音するのがポイントです。
- 最後の音 /li/: 「リ」の音は日本語よりも軽く、短く発音します。日本語の「リ」と比べて、もっと舌の力を抜いて短く「リ」と言います。
sincerelyの使い方を例文を使って解説
「sincerely」は「心から」「誠実に」といった意味を持つ英単語で、感謝や謝罪、手紙の結びなどでよく使われます。ここでは、英語初級者にもわかりやすく使い方を例文で解説します。
例文
I sincerely apologize for the delay.
私は遅れについて心からお詫びします。
例文
She sincerely thanked her teacher for the help.
彼女は先生に助けてもらったことを心から感謝しました。
例文
We sincerely hope you enjoy your stay.
私たちはあなたが滞在を楽しむことを心から願っています。
例文
He sincerely believes that honesty is important.
彼は正直であることが大切だと心から信じています。
例文
Thank you sincerely for your support.
あなたのご支援を心から感謝します。
例文
I sincerely wish you success in your new job.
あなたの新しい仕事での成功を心からお祈りします。
例文
She sincerely regrets her actions.
彼女は自分の行動を心から後悔しています。
例文
We sincerely appreciate your feedback.
私たちはあなたのフィードバックを心から感謝しています。
例文
He spoke sincerely about his feelings.
彼は自分の気持ちについて誠実に話しました。
例文
Sincerely, I didn't mean to hurt your feelings.
本当に、あなたの気持ちを傷つけるつもりはありませんでした。
「sincerely」は、相手に対して真心や誠実さを表すときに便利な言葉です。感謝、謝罪、お願いの場面などで使うと丁寧さが伝わります。
sincerelyと意味が似ている英単語4つ
「sincerely」と意味が似ている英単語には、「honestly」「truly」「genuinely」「faithfully」などがあります。それぞれのカナ読み、意味、使い方の違い、例文を解説します。
1. Honestly(オネストリー)
意味: 「正直に」「本当に」という意味で、主に率直な意見を言う時に使われます。「sincerely」との違いは、より「率直さ」や「本音」を強調する点です。
使い分けのポイント
「sincerely」は感謝や謝罪など心からの気持ちを伝える際に使われますが、「honestly」は相手に対して率直な意見や感情を伝えるときに適しています。
例文
I honestly think that you did a great job.
私は本当にあなたが素晴らしい仕事をしたと思います。
例文
Honestly, I don’t agree with you.
正直に言って、私はあなたに同意しません。
2. Truly(トゥルーリー)
意味: 「本当に」「真に」という意味で、心から感じることや真実を表現するときに使われます。「sincerely」と似ていますが、「truly」は特に感情や事実の強調に使われます。
使い分けのポイント
「sincerely」は手紙の結びなど形式的な場面にもよく使われますが、「truly」はより個人的な感情や事実を強調したい時に使います。
例文
I truly appreciate your kindness.
あなたの親切には本当に感謝しています。
例文
She truly loves her family.
彼女は本当に家族を愛しています。
3. Genuinely(ジェニュインリー)
意味: 「心から」「本物で」といった意味で、特に偽りのない、純粋な感情や意図を表現します。「sincerely」と同様に誠実さを強調しますが、「genuinely」は特に「偽りのないこと」を強調します。
使い分けのポイント
「sincerely」は礼儀的に心を込めて伝える場面に使われることが多いですが、「genuinely」はもっと個人的な信念や感情の強調に向いています。
例文
I genuinely care about your well-being.
私は本当にあなたの健康を気遣っています。
例文
He is genuinely interested in helping people.
彼は心から人を助けることに興味を持っています。
4. Faithfully(フェイスフリー)
意味: 「誠実に」「忠実に」という意味で、特に手紙の結びとしてイギリス英語圏でよく使われます。「sincerely」と非常に似ていますが、「faithfully」は主に相手が分からないビジネス文書などで使われます。
使い分けのポイント
「sincerely」は相手が分かるときに使いますが、「faithfully」は「Dear Sir/Madam」など、相手の名前が分からないときの手紙の結びとして使われます。
例文
Yours faithfully,
敬具 (手紙の結びとして)
例文
He worked faithfully for the company for 20 years.
彼は20年間、その会社に忠実に働きました。
まとめ
- sincerely(シンシアリー): 心から、誠実に使いたい場面。感謝や謝罪などでよく使います。
- honestly(オネストリー): 率直な意見を伝える場面。正直な感情や意見に使います。
- truly(トゥルーリー): 本当に心から感じる時や、真実を強調したい時に使います。
- genuinely(ジェニュインリー): 偽りなく、本心であることを強調したい時に使います。
- faithfully(フェイスフリー): 手紙の結びとして使われることが多く、特に相手が不明のときに用います。
これらの単語を状況に応じて使い分けることで、英語表現がより豊かになります。
「sincerely」の使い方として注意すべき間違った使い方
「sincerely」を使う際、特に気をつけるべき間違った使い方や、誤解を招きやすい使い方があります。以下に、注意すべき間違った使い方とその解説を例文とともに紹介します。
1. カジュアルな会話での不自然な使用
「sincerely」はフォーマルな場面や手紙の結びでよく使われますが、カジュアルな会話ではあまり適していません。普段の友達との会話では、もっと自然な表現が必要です。
間違った使い方
I sincerely want to go to the movies with you tomorrow.
私は明日あなたと映画に行きたいと心から思っています。
この文は、日常的な会話には少しフォーマルすぎます。「sincerely」は感謝や謝罪など、感情を深く表現したい時に使うべきです。この場合は、「really」や「honestly」など、もっとカジュアルな言葉が適しています。
正しい使い方
I really want to go to the movies with you tomorrow.
私は本当に明日あなたと映画に行きたいです。
2. 誤った位置に置かれる
「sincerely」は、通常、動詞の前または後に置かれますが、文全体の中で適切な場所に置かれないと不自然に感じられます。
間違った使い方
I want sincerely to help you with your project.
私はあなたのプロジェクトを心から手伝いたいと思っています。
「sincerely」は動詞の直前または文の終わりに置く方が自然です。「I sincerely want to help you」の方が正しいです。
正しい使い方
I sincerely want to help you with your project.
私は心からあなたのプロジェクトを手伝いたいと思っています。
3. 文脈に合わない使い方
「sincerely」は、感謝や謝罪、願望などに使うのが適切です。事実に関する文では、使うと不自然になることがあります。
間違った使い方
I sincerely think 2 plus 2 equals 4.
私は心から2足す2が4だと思います。
数学の事実など、個人的な感情が関わらない文脈で「sincerely」を使うのは不自然です。この場合、「sincerely」は不要です。
正しい使い方
I think 2 plus 2 equals 4.
2足す2は4だと思います。
4. 手紙の結び以外で「Sincerely,」を誤って使う
「Sincerely,」は手紙の結びのフレーズですが、これを間違って文中で使うと誤解を招きます。
間違った使い方
I’m looking forward to meeting you. Sincerely, I will bring the documents.
私はあなたに会うのを楽しみにしています。心から、私は書類を持っていきます。
「Sincerely,」は手紙の結びとして使いますが、文の途中で使用するのは不適切です。ここではシンプルに「I will bring the documents.」と続けるのが正しいです。
正しい使い方
I’m looking forward to meeting you. I will bring the documents.
私はあなたに会うのを楽しみにしています。書類を持っていきます。
まとめ
「sincerely」はフォーマルで感情を強く表現する際に使う便利な言葉ですが、カジュアルな場面や、事実に関する表現には不適切です。また、使う位置や文脈にも注意を払うことで、より正確な英語を使うことができます。
sincerelyを使ったスラング表現
「sincerely」のようなフォーマルな表現に対する明確なスラングは存在しませんが、カジュアルな表現や似た意味を持つ非フォーマルな言葉として、いくつかの選択肢があります。以下は「sincerely」に似た意味で、もっとカジュアルな場面で使える言葉です。
1. Honestly(オネストリー)
「sincerely」の代わりに、感情や考えを率直に表現したい時によく使われます。
例文
Honestly, I didn’t mean to hurt you.
正直に言って、あなたを傷つけるつもりはありませんでした。
2. For real(フォー リアル)
「本気で」「真面目に」という意味で、よりカジュアルで親しい間柄で使われます。
例文
I’m for real sorry about what happened.
本気で今回のことは謝りたい。
3. No joke(ノー ジョーク)
「冗談抜きで」「本当に」という意味で、軽い口調ながら真面目さを伝えるときに使います。
例文
No joke, I’m serious about this.
冗談抜きで、これは本気なんだ。
4. Straight up(ストレイト アップ)
「本当に」「マジで」という意味で、非常にカジュアルな表現。友人同士での会話などで使われます。
例文
Straight up, I appreciate your help.
マジで助けてもらって感謝してる。
これらは「sincerely」ほどフォーマルではないですが、日常会話で感情を表現するのに適したカジュアルなスラングや表現です。状況に応じて使い分けることで、より自然な会話ができます。