英単語の意味と使い方

dairy(デイリー)の意味と使い方を例文を使って解説

2023年7月15日

canashin

カナイ シンイチ

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英単語を学ぶことは英語力アップの第一歩ですが、その中でも日常的に使われる単語の理解は特に重要です。今日はそんな中でも食生活に密接に関わる、「dairy」という単語をピックアップ。その意味から具体的な使い方、さらには間違った使い方と注意点までを詳しく解説します。なぜこの記事を読むべきかというと、これにより英語の理解が一段と深まり、食事に関する英語表現が自然と身につくからです。特に海外旅行好きな方や英語を学び始めた初心者にとって、この記事は必読です。乳製品を指す「dairy」を理解することで、英語での食事の注文や買い物、更には健康に関する会話がよりスムーズになりますよ。

dairyの意味

「dairy」は、乳製品に関するもの全般を指す英語の単語です。具体的には、牛乳、チーズ、ヨーグルト、バターなど、牛乳から作られる食品を指します。さらに、「dairy」は、乳製品を生産する場所、つまり酪農場や乳製品工場のことを指すこともあります。

dairyの語源

「dairy」は、中世英語の「deierie」から派生した言葉で、その原義は「乳製品を作る場所」です。更に遡ると、これは古英語の「dǣge」(乳製品の製造者)と「-erīe」(~する場所、~する事)という二つの成分から成り立っています。つまり、「dǣge」は「乳製品を作る人」、「-erīe」は「場所または行動」を表し、それらが合わさって「乳製品を作る場所」を意味する「deierie」が生まれ、それが現代の「dairy」になりました。

なお、これらの語源は、最終的にインド・ヨーロッパ語族の共通の語根「*dhe(i)-」に遡ることができ、この語根は「乳母」または「乳を与える」という意味を持っています。これは乳製品という概念が、母親の乳やそれに関連する活動から派生したという事実を示しています。

dairyの読み方と発音

英単語「dairy」のカタカナ表記は「デイリー」です。発音記号では /ˈdeɪri/ と表記されます。

発音のポイント

  1. 「d」は日本語の「だ・で・ど」のような口を張らず、唇を動かさずに舌の先で上歯茎に軽く触れる感じで発音します。英語の「d」の音は日本語よりも弱いです。
  2. 「ei」は「エイ」と発音しますが、日本語の「エイ」とは異なり、「エー」のように長く伸ばさないでください。また、「i」の部分は明確には発音されず、「エイ」を一つの音として発音します。
  3. 「r」は日本語の「る・り・ら・れ・ろ」とは異なり、舌を巻かず、舌の先は上歯茎に触れないようにします。また、「r」の音は強く発音せず、軽く流す感じです。
  4. 「y」は「イ」と発音しますが、「dairy」では「アイ」と発音します。
  5. 最後の「i」は「ee」の音として、「イー」のように長く伸ばします。
  6. 「dei」の部分はアクセントがあり、それに比べて「ry」の部分は比較的弱く発音します。

dairyの使い方を例文を使って解説

ここに「dairy」の正しい使い方を示す例文をいくつか紹介します。各例文には英語と日本語の両方を記載しています。

例文

I love dairy products, especially cheese.

私は乳製品が大好き、特にチーズが。

例文

She works in a dairy farm.

彼女は酪農場で働いています。

例文

Are there any dairy products in this dish?

この料理には乳製品は入っていますか?

例文

Lactose intolerance means you can't digest dairy well.

乳糖不耐性とは、乳製品をうまく消化できないことを意味します。

例文

Some people choose to follow a dairy-free diet.

一部の人々は乳製品を含まない食事を選びます。

例文

The dairy industry is an important part of our economy.

乳製品産業は我々の経済の重要な部分です。

例文

This dairy makes excellent butter and cheese.

この酪農場ではとても美味しいバターとチーズを作っています。

例文

Yogurt is a type of dairy product.

ヨーグルトは一種の乳製品です。

例文

I buy my milk and eggs from a local dairy.

私は地元の酪農場から牛乳と卵を買っています。

例文

Dairy foods are a good source of calcium.

乳製品はカルシウムの良い供給源です。

これらの例文から、「dairy」がどのように使用されるかの概念を理解していただけたらと思います。それは食品の分類を表したり、特定の産業や生産場所を指したりするために使われます。

dairyと意味が似ている英単語2つ

似たような意味を持つ単語としては「milk」と「cream」がありますが、「dairy」が乳製品全般を指すのに対して、これらの単語は特定の乳製品を指します。

Milk(ミルク)

意味:乳。特に、飲むために加工された牛乳を指す。

例文

I always add milk to my coffee.

私はいつもコーヒーにミルクを入れます。

「Milk」は特定の乳製品を指すので、「dairy」が乳製品全般を指すのとは異なります。

Cream(クリーム)

意味:乳脂肪が豊富な乳製品で、料理やデザートに使用されます。

例文

She put cream on her strawberries.

彼女はいちごにクリームをかけました。

「Cream」も特定の乳製品を指すため、「dairy」が乳製品全般を指すのとは異なります。

使い分けのポイント

「dairy」は乳製品全般または乳製品を生産する場所を指すのに対し、「milk」や「cream」は特定の乳製品を指すため、具体的な乳製品を指したい場合には「milk」や「cream」を、乳製品全般を指す場合や乳製品の生産地を指す場合には「dairy」を使用します。

「dairy」の使い方として注意すべき間違った使い方

「Dairy」は乳製品全般または乳製品を生産する場所を指す言葉なので、一般的な肉製品や他の食品を指すために使うのは誤りです。以下、間違った使い方の例を挙げます。

間違った使い方の例①

間違った使い方

I bought some dairy at the butcher's.

私は肉屋で乳製品を買いました。

これは間違いです。肉屋(butcher's)で購入する商品は通常、肉や肉製品であり、乳製品ではありません。「Dairy」の代わりに「meat」(肉)を使うべきです。

間違った使い方の例②

間違った使い方

I'm eating dairy for lunch.

私は昼食に乳製品を食べています。

これは具体的すぎず、また曖昧な表現です。「Dairy」は一般的な乳製品を指すので、もし具体的な乳製品(例えばチーズやヨーグルト)を食べているなら、「I'm eating cheese/yogurt for lunch.」(私は昼食にチーズ/ヨーグルトを食べています)と具体的に言うべきです。

間違った使い方の例③

間違った使い方

Can you pass me the dairy?

乳製品を取ってくれますか?

これも間違いです。「Dairy」は乳製品全般を指すので、何を取って欲しいのか具体的ではありません。「Milk」(ミルク)、「cheese」(チーズ)など、具体的な乳製品を指定するべきです。

dairyを使ったスラング表現

「Dairy」には特定のスラングの意味はありませんが、ニュージーランドの英語では「dairy」は一般的な小さな食料品店やコンビニエンスストアを指す場合があります。これはニュージーランドの地元の方言であり、その由来はもともとこれらの店舗が乳製品を販売していたことに基づいています。

例文

I'm going to the dairy to buy some bread.

パンを買うためにデイリー(コンビニエンスストア)に行きます。

ただし、この用法は主にニュージーランド特有のものであり、アメリカやイギリスなど他の英語圏では通常理解されません。したがって、あくまで特定の地域や文脈でのみ使われる表現であると理解してください。

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