英単語の意味と使い方

devote(ディヴォート)の意味と使い方を例文を使って解説

2023年8月6日

canashin

カナイ シンイチ

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英単語"devote"を使った表現は、あなたが一生懸命に何かに取り組んでいることを相手に伝える上で大変重要です。しかし、「devote」の意味を理解し、適切な文脈で使うことができれば、英語の表現力が一段と増すことでしょう。この記事では、"devote"の基本的な意味から、日常的な会話やビジネスシーンでの使い方、そして誤用を避けるポイントまで、幅広く分かりやすく解説していきます。この記事を読むことで、"devote"の正しい使用法を身につけ、あなたの英語表現の幅を一層広げることができるでしょう。是非最後までお読みください。

devoteの意味

英単語「devote」は、「専念する」「ささげる」という意味を持ちます。これを具体的な例とともに説明しますね。

  1. 時間やエネルギーを特定の活動に全力を注ぐときにこの単語を使います。例えば、"She devotes all her free time to studying English." という文は、彼女がすべての自由な時間を英語の勉強に専念しているという意味になります。
  2. また、「devote」は物事を特定の目的や人物に捧げるという意味でも使われます。例えば、"He devoted his life to helping others." という文は、彼が自分の人生を他人を助けることに捧げたという意味になります。

これらの例から、英単語「devote」が「時間やエネルギー、あるいは自分自身を全力で何かに注ぎ込む」という感じを表していることがわかると思います。

devoteの語源

"devote"という英単語は、ラテン語の"devotus"から派生しています。"Devotus"はラテン語の動詞"devovere"の過去分詞形で、"devovere"は「神に奉納する」「誓う」などの意味を持ちます。これは"de-"と"vovere"の二つの要素から構成されています。"de-"は「全く、完全に」を意味し、"vovere"は「誓う」を意味します。

したがって、"devote"という単語の語源は「完全に誓う」や「全く奉納する」といった意味を持っていて、現代英語の「全力を尽くして何かに取り組む」または「何かを特定の目的や人に捧げる」という意味と深い関連性があります。

"Devote"から派生する単語としては、"devotion"(献身、献身的な愛)や "devoted"(専念する、献身的な)などがあります。これらの単語も同様に、何かに全力を尽くしたり、自己を捧げたりするという概念を表します。

devoteの読み方と発音

英単語 "devote" のカナ表記は「ディヴォート」で、国際音声記号(IPA)での発音は /dɪˈvoʊt/ です。

発音のポイント

  1. 英語の "v" の音は、日本語には存在しないので注意が必要です。"v" の音は上歯で下唇を軽く触れるようにして発音します。これは日本語の「ブ」や「ヴ」の音とは異なります。
  2. "o" の音は長音で、「オー」と発音します。日本語の「オ」と違い、口を大きく開ける必要はありません。
  3. 強調は二つ目の音節 "vo" にあります。つまり、「ディヴォート」の「ヴォー」の部分に強調を置きます。英語ではアクセントが重要なので、ここに注意して発音してください。

devoteの使い方を例文を使って解説

ここに「devote」の正しい使い方を示す例文をいくつか紹介します。各例文には英語と日本語の両方を記載しています。

例文

She devotes an hour every day to yoga.

彼女は毎日1時間をヨガに専念しています。

例文

He devoted his life to medical research.

彼は自分の人生を医学研究に捧げました。

例文

We should devote more time to studying English.

私たちはもっと英語の勉強に時間を割くべきです。

例文

The charity is devoted to helping homeless people.

その慈善団体はホームレスの人々を助けることに全力を尽くしています。

例文

She is devoted to her children and spends all her free time with them.

彼女は子供たちに献身的で、すべての自由時間を彼らと過ごします。

例文

He is so devoted to his job that he often works late into the night.

彼は仕事に非常に専念しているので、よく深夜まで働きます。

例文

The artist devoted several years to creating his masterpiece.

その芸術家は彼の傑作を作り上げるために数年間を捧げました。

例文

I am devoted to maintaining a healthy lifestyle.

私は健康的なライフスタイルを維持することに全力を尽くしています。

例文

The city is devoted to promoting tourism.

その都市は観光を推進することに専念しています。

例文

They devote a significant portion of their budget to marketing.

彼らは予算の大部分をマーケティングに割り当てています。

これらの例文は、"devote"がいろいろな状況でどのように使われるかを示しています。「devote」は、時間やエネルギー、あるいは自分自身を何か特定の目的や人に捧げるときに使われます。

devoteと意味が似ている英単語3つ

「devote」に近い意味を持つ英単語としては「dedicate」、「commit」、「consecrate」があります。それぞれの読み方、意味、使い方、そして「devote」との使い分けについて説明します。

Dedicate(デディケート)

「Dedicate」は、「捧げる」「専念する」の意味で、「devote」と非常に近い意味を持ちます。ただし、「dedicate」はしばしば物や作品などを特定の人や目的に捧げるという意味合いで使われることが多いです。

例文

She dedicated her book to her mother.

彼女は彼女の母親に本を捧げた。

Commit(コミット)

「Commit」は、「専念する」「献身的に行う」の意味を持ちますが、"commit" は一般的には誓約や約束、あるいは困難な決定に専念するという意味合いで使われます。

例文

He committed himself to the project.

彼はそのプロジェクトに全力を尽くした。

Consecrate(コンセクレイト)

「Consecrate」は、「奉納する」「聖別する」の意味で、「devote」と同じように何かを全く特定の目的に捧げるという意味を持ちますが、この単語は特に宗教的な文脈で使われることが多いです。

例文

The church was consecrated in 2000.

その教会は2000年に聖別された。

使い分けのポイント

「Dedicate」は物や作品を特定の人や目的に捧げるとき、「commit」は誓約や約束、あるいは困難な決定に専念するとき、「consecrate」は宗教的な文脈で何かを特定の目的に捧げるときに使われます。「devote」はこれらの中で最も汎用的に使われ、時間、エネルギー、あるいは自己を特定の目的や人に専念するときに用いられます。

「devote」の使い方として注意すべき間違った使い方

英単語「devote」は、自分自身や時間、労力、リソースなどを特定の目的や活動にささげるという意味を持つため、それ以外の文脈で使うと誤用になります。以下に誤った使い方の例を挙げます。

間違った使い方

I devote to go to the gym every day.

毎日ジムに行くことに専念しています。

この例文では「devote」が直接的な動作(ジムに行くこと)に対して使われていますが、これは正しい使い方ではありません。「devote」は時間や労力を特定の目的にささげることを指すため、適切な使用法は次のようになります。

正しい使い方

I devote an hour to going to the gym every day.

毎日1時間をジムに行くことに専念しています。

この例文では、「devote」が「1時間」(時間)を「ジムに行くこと」(特定の活動)にささげるという意味で適切に使用されています。これが「devote」の正しい使用法です。

devoteを使ったスラング表現

「devote」自体がスラングの形で使われることは一般的にはありません。この単語は比較的フォーマルな文脈で使われ、特定の時間、エネルギー、リソースなどを何かに専念するという意味で使用されます。

しかし、一部の人々が「devotee」を特定のコミュニティーに深く関与している人を指すスラングとして使うことがあります。例えば、特定の音楽グループやテレビ番組、または趣味に深く没頭しているファンや愛好家を指す場合などです。それでも「devotee」はあまり一般的なスラングとは言えませんし、日常的に頻繁に使われるものではありません。

なお、スラングは地域やコミュニティ、年齢層などによってその意味や使い方が大きく変わるため、注意深く使う必要があります。

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