addicted（アディクテッド）の意味と使い方を例文を使って解説

「addicted」という単語を見たことはありますか？あるいは、聞いたことはありますか？この単語は日常英会話や映画、音楽など様々な場面で頻繁に使われます。しかし、「addicted」の真の意味や適切な使い方を完全に理解しているとは限らないかもしれません。

今回の記事では、英単語「addicted」の意味からその使い方までを、具体的な例文を交えながらわかりやすく解説します。また、似たような意味を持つ英単語との違い、さらには間違った使い方とその訂正方法についても触れていきます。

この記事を読むことで、「addicted」を自然に使えるようになります。そしてそれはあなたの英会話スキルを一段と高め、より自然な英語表現が身につくでしょう。あなたが英語のコミュニケーションに自信を持つ一助となれば幸いです。ぜひ最後までお読みください。

addictedの意味

「addicted」は英語で、「何かに強く引きつけられてやめられない」状態を表す言葉です。一般的には、人々が物質（例えばタバコやアルコール）に依存している状態を指すのに使われますが、趣味や活動（例えばビデオゲームやスポーツ）に対しても使用されます。

例えば、「彼はビデオゲームにaddictedだ」と言うと、それは「彼はビデオゲームをやめられないほど夢中になっている」という意味になります。

addictedの語源

「addicted」の語源はラテン語の "addictus" に遡ります。これは、「献げる」や「割り当てる」の意味の「addicere」の過去分詞形です。これが、中世ラテン語を経由して、中英語に「addicten」や「addicte」の形で入りました。これらの初期の形は「割り当てる」や「奉納する」などの意味を含んでいましたが、時間とともに「誓約や契約に縛られる」という意味に変わりました。

その後、16世紀になると「addicted」は「強い傾向や好みを持つ」という意味を含むようになり、19世紀になると現在の「薬物などに依存する」という意味になりました。これが「addicted」の語源とその発展の過程です。

ちなみに、この単語は「addict」（名詞や動詞として使うことができ、依存症の人や何かに強く引きつけられるという意味）と「addiction」（名詞で、依存症や強い興味や習慣を指す）という形で派生しています。

addictedの読み方と発音

「addicted」のカタカナ表記は「アディクテッド」で、発音記号は /əˈdɪktɪd/ です。

addictedの使い方を例文を使って解説

ここに「addicted」の正しい使い方を示す例文をいくつか紹介します。各例文には英語と日本語の両方を記載しています。

addictedと意味が似ている英単語3つ

「addicted」と似た意味を持つ英単語はいくつかありますが、ここでは「hooked」、「obsessed」、「dependent」を取り上げてみましょう。

Hooked [hʊkt] (フックド)

「Hooked」は、何かに夢中になってやめられない、またはそれから離れることが困難であることを表すスラング的な表現です。「addicted」と同じく、依存症に使うこともありますが、特定の趣味や活動に強く引きつけられている意味でも使われます。ただし、「hooked」は口語的な表現であり、公式な文書やフォーマルな会話ではあまり使われません。

Obsessed [əbˈsɛst] (オブセスト)

「Obsessed」は、「何かに異常に夢中になっている」または「強迫観念に取りつかれている」ことを指します。この言葉は通常、趣味や特定の事象について、人が非常に集中している、またはその事象に強い興味を持っている状態を指すために使われます。また、強迫観念的な行動を指すときにも使われます。「addicted」とは異なり、物質依存を指すのではなく、心理的な強迫観念や興味を指すことが多いです。

Dependent [dɪˈpɛndənt] (ディペンデント)

「Dependent」は、「依存している」または「～に支えられている」という意味を持ちます。これは物質、人、または状況に対する依存を表すために使われます。「addicted」とは異なり、「dependent」は物質だけでなく人や状況に対する依存を指すのが一般的です。

「addicted」の使い方として注意すべき間違った使い方

「addicted」の正しい使用法を理解するために、以下に間違った例をいくつか挙げてみます。

間違った使い方の例①

「addicted」の後には「to」を使用します。「in」ではありません。

間違った使い方の例②

ここでも、依存対象を示す時に「addicted to」の形を使用します。「with」ではありません。

間違った使い方の例③

「addicted」は形容詞なので、主語の後に「is」や「are」（主語が複数の場合）などのbe動詞を用いる必要があります。

間違った使い方の例④

「addicted」の前に不定冠詞「an」を付けることはありません。「addicted」自体が形容詞であるため、「an addicted」は誤りです。

これらの例は、「addicted」を適切に使うためのポイントを把握するのに役立つでしょう。

addictedを使ったスラング表現

「addicted」に直接関連するスラングとして、「junkie」があります。これは主に薬物依存者を指す言葉ですが、非公式な会話では特定の趣味や行動（例えば音楽やテレビゲーム）に対する強い熱中状態を表すためにも使われます。ただし、この言葉は元々が薬物依存者を指すため、使用には注意が必要です。

もう一つの関連スラングとしては、「hooked」があります。「hooked」は非常に興味を持ったり、何かに強く引きつけられた状態を指す一般的なスラングです。

どちらのスラングもカジュアルな文脈で使われることが多く、フォーマルな状況では避けるべきです。