英単語の意味と使い方

anything(エニシング)の意味と使い方を例文を使って解説

2023年7月12日

canashin

カナイ シンイチ

TOEICスコア250点から独学で700点に到達。自分の経験やコツを共有し、英語学習に情熱を持つ方々のお役に立ちたいと思っています。一緒に英語を学びましょう!

アフィリエイト広告を利用しています。

「何か」、「何でも」、「何もない」... 英語の「anything」は一見シンプルな単語ながら、その使い方は多様で少々複雑です。本日の記事では、この「anything」の意味とその使い方を、具体的な例文を交えて詳しく解説します。この記事を読めば、「anything」を正しく使いこなせるようになり、英語表現の幅が一気に広がること間違いなし!さらに英会話の理解度もアップし、自然な英語表現が身につくでしょう。あなたも是非、この機会に英語力を一段階上げてみませんか?

anythingの意味

「anything」は英語の単語で、「何か」または「何でも」という意味があります。

「何か」

たとえば、「Do you need anything?」は「何か必要なものはありますか?」という意味になります。

「何でも」

また、「I can do anything」は「私は何でもできます」という意味になります。

ただし、文脈によっては「何もない」という否定の意味になることもあります。例えば、「I don't have anything」は「私は何も持っていません」となります。

anythingの語源

「anything」は英語の複合語で、「any」と「thing」の二つの単語から成り立っています。

「any」は古英語の「ǣnig」から派生し、「one」(一つ)または「some kind of」(何かの種類の)という意味があります。これが進化して「any」という形になり、どんなものでも適用可能な形で使われるようになりました。

一方、「thing」は古英語の「þing」から派生しています。元々は「会議」や「議論」を意味する言葉でしたが、時間の経過とともに「物体」や「事柄」を指す単語になりました。

したがって、「anything」は文字通りには「どんな一つの物体でも」または「いかなる事柄でも」という意味になります。これが「何でも」または「何か」の意味に使われるようになったのです。

anythingの読み方と発音

「anything」のカタカナ表記は「エニシング」です。発音記号は、国際音声記号(IPA)を使用すると /ˈɛnɪθɪŋ/ と表されます。

発音のポイント

  1. 「エ」の音は、「エン」の「エ」のように短く、口を広く開けて発音します。これは英語の短い 'e' の音に相当します。
  2. 「ニ」の音は、「ニコニコ」の「ニ」のように、舌の先を上歯茎に触れさせて発音します。
  3. 「シ」の音は、英語の 'th' の音となります。日本語には存在しない音なので、難しいかもしれません。舌の先を上歯の裏に軽く当てて、その間から息を出します。この時、舌と歯の間で摩擦音が出るように注意しましょう。
  4. 最後の「ン」の音は、「ング」の「ン」のように、喉の奥で鼻に向かって発音します。英語の 'ng' の音に相当します。

anythingの使い方を例文を使って解説

ここに「anything」の正しい使い方を示す例文をいくつか紹介します。各例文には英語と日本語の両方を記載しています。

例文

Do you want anything?

何か欲しいものはありますか?

例文

I don't have anything.

私は何も持っていません。

例文

Can you see anything?

何か見えますか?

例文

I'll do anything for you.

あなたのためなら何でもします。

例文

He can eat anything.

彼は何でも食べられます。

例文

She didn't say anything.

彼女は何も言いませんでした。

例文

Is there anything I can do to help?

助けるために何かできることはありますか?

例文

We can go anywhere and do anything.

私たちはどこへでも行き、何でもすることができます。

例文

Don't worry about anything.

何も心配しないで。

例文

If you need anything, just let me know.

何か必要なものがあれば、知らせてください。

「anything」は状況や話題によって様々な使い方がありますが、これらの例文は「anything」の基本的な使い方を示しています。

anythingと意味が似ている英単語3つ

英語には、「anything」と意味が似ている単語がいくつかあります。「something」、「everything」、「nothing」などがその例です。

Something (サムシング)

「何か」を意味します。「anything」とは異なり、特定のものを指す場合に使います。

例文

I want to eat something.

何か食べたい。

Everything (エヴリシング)

「全てのもの」や「全て」を意味します。全てを含む範囲を指す場合に使います。

例文

I lost everything in the fire.

火事で全てを失った。

Nothing (ナッシング)

「何もない」または「無」を意味します。「anything」とは反対の意味を持ちます。

例文

I have nothing to say.

言うことは何もない。

使い分けのポイント

これらの単語の使い分けは、言いたいことや状況によります。「anything」は何でもありうるものや特定されていないものを指します。一方、「something」は特定の未知のものを指します。「everything」は全てのものを指し、「nothing」は全く無いことを表します。これらの違いを理解することで、適切な単語を選ぶことができます。

「anything」の使い方として注意すべき間違った使い方

「anything」の使い方には注意が必要です。以下に間違った例をいくつか挙げてみます。

間違った使い方の例①

間違った使い方

I have anything.

私は何でも持っています。

正しい使い方

I have something.

私は何か持っています。

「anything」は通常否定文や疑問文、または条件節などで使われますが、肯定文で「何か」を意味するためには「something」を使用します。

間違った使い方の例②

間違った使い方

Do you have nothing?

あなたは何も持っていませんか?

正しい使い方

Don't you have anything?

あなたは何も持っていませんか?

「nothing」は「何もない」を意味しますので、疑問文で「何も持っていないのか?」と尋ねる際は、「Don't you have anything?」のように「anything」を使用します。

間違った使い方の例③

間違った使い方

I can eat anything vegetables.

私は何でも野菜を食べられます。

正しい使い方

I can eat any vegetables.

私はどんな野菜でも食べられます。

「any」は「何でも」という意味であり、名詞の前に直接置くことで、「どんな~でも」という意味になります。「anything」は一般的には名詞として使われ、名詞の前に置くことはありません。

英語を学ぶ際は、こういった文法の特性と単語の意味を理解することが重要です。

anythingを使ったスラング表現

「anything」に関連するスラングとして「anything goes」があります。これは「何でもあり」または「全てが許される」という意味で、特定の規則や限界が存在しない状況を示します。元々はコール・ポーターの曲名から来ていて、規範や標準が取り払われ、新しいものが受け入れられるような社会状況を指すようになりました。

例えば、「In modern fashion, anything goes」は「現代のファッションでは何でもありです」という意味になります。ここでの「anything goes」は、ファッションの規則や限界がないこと、つまりどのようなスタイルでも受け入れられることを表しています。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
canashin

カナイ シンイチ

TOEICスコア250点から独学で700点に到達。自分の経験やコツを共有し、英語学習に情熱を持つ方々のお役に立ちたいと思っています。一緒に英語を学びましょう!

-英単語の意味と使い方

© 2024 SOS!英会話 Powered by AFFINGER5