英単語の意味と使い方

concern(コンサーン)の意味と使い方を例文を使って解説

2024年3月19日

canashin

カナイ シンイチ

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英単語 'concern' の正しい意味と使い方を理解すれば、コミュニケーション能力が向上し、自分の考えや感情をより効果的に表現できるようになります。このブログ記事では、'concern' の幅広い用途と使い方を例文を交えて詳しく解説します。英語のスキルアップを目指す方や日常会話でより自信を持ちたい方にとって、この情報は非常に役立つでしょう。

concernの意味

「concern」という英単語の意味を、英語初心者にも理解しやすく説明しますね。

名詞としての「concern」

この場合、「関心事」や「心配事」の意味です。例えば、「My main concern is your health.」(私の主な関心事はあなたの健康です)という文では、あなたの健康について非常に気にかけていることを表しています。

動詞としての「concern」

ここでは、「関係する」や「影響する」という意味になります。例として、「This problem concerns all of us.」(この問題は私たち全員に関係しています)という文では、その問題が全員に影響を与えることを示しています。

要するに、「concern」という単語は、人の関心や心配、または何かが人や物事にどのように関連しているか、影響を与えるかを表す言葉です。

concernの語源

「concern」という英単語の語源は、ラテン語と古いフランス語に遡ります。

  1. ラテン語: 「concern」の語源の一つは、ラテン語の「concernere」という単語です。この単語は、「con-」(共に、一緒に)と「cernere」(篩う、区別する)の二つの部分から成り立っています。この組み合わせから、「一緒に篩う」または「混ぜ合わせる」という意味が生まれ、そこからさらに転じて「関係する」という意味に発展しました。
  2. 古フランス語: 中世の古フランス語にも「concern」の語源を見ることができます。ここでは「concerner」という単語があり、これは「concernere」から派生しています。この古フランス語の単語も、「関連する」や「関係する」という意味を持っていました。

これらの語源から、「concern」という英単語は、「関心を持つ」、「関連する」、「心配する」という意味で使われるようになりました。この単語は、時間を経て進化し、現代英語で広く使われるようになったわけです。

concernの読み方と発音

「concern」という単語のカナでの読み方は「コンサーン」となります。発音記号(国際音声記号、IPA)では「kənˈsɜːrn」と表されます。

発音のポイント

  1. 「kən」の部分: 「コン」と発音しますが、英語の「n」は舌の位置が日本語のそれよりも少し後ろにあります。また、「ə」(シュワ音)は日本語にはない中央母音で、口を少し開けてリラックスした状態で「ア」と「ウ」の間のような音を出します。
  2. 「ˈsɜːrn」の部分: 「サーン」と発音しますが、ここでの「ɜː」は日本語にはない後舌の丸められた母音です。これは、口を少し開けて舌を後ろに動かし、唇を丸めることで作ります。また、英語の「r」は舌を震わせずに発音します。

concernの使い方を例文を使って解説

英単語「concern」の使い方を例文と共に説明します。ここで示す例文は、日常会話やビジネスシーンでよく使われる表現を取り上げています。

例文

My main concern is your safety.

私の主な関心事はあなたの安全です。

この例文では、「concern」は「関心事」という意味で使われています。

例文

This issue concerns everyone in the community.

この問題はコミュニティの全員に関係しています。

ここでは「concern」が「関係する」という意味で用いられています。

例文

He expressed his concerns about the new policy.

彼は新しい政策についての懸念を表明しました。

この文では、「concerns」は「懸念」という意味で使われています。

例文

Please keep me informed about any developments that concern the project.

プロジェクトに関連するどんな進展も私に知らせてください。

ここでの「concern」は「関連する」という意味です。

例文

Her lack of experience is a concern for the manager.

彼女の経験不足はマネージャーにとって心配事です。

この例文では、「concern」を「心配事」として使用しています。

例文

Environmental issues are a growing concern worldwide.

環境問題は世界中で増大する関心事です。

ここでは「concern」が「関心事」として表現されています。

例文

The company's financial stability is of great concern to investors.

会社の財政安定性は投資家にとって非常に重要な関心事です。

この文では、「concern」を「重要な関心事」として用いています。

例文

Your health should be your primary concern.

あなたの健康があなたの最優先の関心事であるべきです。

ここでは、「concern」は「最優先の関心事」という意味で使われています。

例文

The teacher's concern for her students is evident.

その教師が生徒たちを気にかけていることは明らかです。

この例文で「concern」は「気にかける」という意味になります。

例文

The recent changes in the law don't concern our company.

最近の法律の変更は私たちの会社には関係ありません。

ここでの「concern」は「関係する」という意味で使用されています。

これらの例文は、「concern」を日常的な文脈でどのように使うかを示しています。この単語は多様なシナリオで使われるので、文脈に応じて意味が少し変わることがあります。

concernと意味が似ている英単語4つ

「concern」と意味が似ている英単語にはいくつかあります。ここでは、それらの単語を紹介し、意味の違いや使い分けのポイントについて説明します。

Worry (ワリー)

意味: 心配する、悩む

例文

I worry about the future of our planet.

私は地球の未来を心配しています。

使い分けのポイント

「concern」は関心や関連することを指すのに対し、「worry」はより強い不安やストレスを感じることを表します。

Interest (インタレスト)

意味: 興味、関心

例文

He has a strong interest in science.

彼は科学に強い興味を持っています。

使い分けのポイント

「concern」が心配事や関連することを示すのに対し、「interest」は好奇心や興味を示します。

Care (ケア)

意味: 気にかける、世話をする

例文

She cares deeply for her students.

彼女は生徒たちを深く気にかけています。

使い分けのポイント

「concern」はより一般的な関心や関連を示すのに対し、「care」は個人的な注意や愛情を示すことが多いです。

Anxiety (アンザイエティ)

意味: 不安、心配

例文

He feels a lot of anxiety about his job interview.

彼は就職面接について多くの不安を感じています。

使い分けのポイント

「concern」が一般的な関心事を指すのに対し、「anxiety」は心理的な不安や緊張を強く表します。

これらの単語は、それぞれ異なるニュアンスや文脈で使用されます。心配や関心の程度、個人的な感情や状況に応じて適切な単語を選ぶことが大切です。

「concern」の使い方として注意すべき間違った使い方

「concern」という単語は多用途で便利ですが、誤った文脈で使うと意味が通じなくなることがあります。以下に、間違った使い方の例を挙げます。

間違った使い方の例①

間違った使い方

This book concerns very interesting.

正しい使い方

This book is very interesting.

この本はとても興味深いです。

「concern」は「関連する」という意味なので、直接「興味深い」という形容詞には使えません。

間違った使い方の例②

間違った使い方

She concerns a lot about her exams.

正しい使い方

She is very concerned about her exams.

彼女は試験のことでとても心配しています。

「concern」は動詞として「関係する」という意味で使われ、「心配する」は通常、「be concerned」という形で表現されます。

間違った使い方の例③

間違った使い方

My concern is very delicious.

正しい使い方

My meal is very delicious.

私の食事はとても美味しいです。

「concern」は「関心事」や「心配事」という意味で、「おいしい」という形容詞とは組み合わせられません。

これらの例は、文脈に合わせて「concern」を適切に使うことの重要性を示しています。意味やニュアンスを正しく理解し、適切な文脈で使用することが大切です。

concernを使ったスラング表現

「concern」は比較的フォーマルな単語であり、特定のスラングとして使われることは少ないです。しかし、一般的な英語のスラング表現には「concern」を含むことがあります。例えば、「That's not my concern.」(それは私の問題じゃない)という表現は、日常会話でよく使われる形ですが、特別なスラングとは言えません。

スラングは地域やコミュニティによって異なり、新しい表現が頻繁に生まれるため、常に変化しています。そのため、特定の時点での最新のスラングについては、現地の英語話者やスラング辞書を参照することがおすすめです。

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