英単語の意味と使い方

damage(ダメージ)の意味と使い方を例文を使って解説

2023年8月17日

canashin

カナイ シンイチ

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日々の会話からビジネスシーンまで、英語はさまざまな場面で使われています。そんな中、英単語 "damage" の意味や使い方についてはしっかりと理解していますか?今回のブログ記事では、この単語の基本的な意味から、日常的なコミュニケーションでの使い方、さらにはスラングとしての使用例まで、詳しく解説します。これを読めば、「damage」の使い方一つで英語力が飛躍的に向上すること間違いなし。英語学習者にとって、また日常的に英語を使用する方々にとって、必見の情報です。

damageの意味

「Damage」は英語の単語で、「損害」や「ダメージ」という意味があります。何かが壊れたり、機能しなくなったり、価値が下がったりした場合、それを「damage」があったと言います。

たとえば、あなたの携帯電話が落下して画面が割れたとき、その携帯電話は「damage」を受けたと言います。また、天候による大雨で家が浸水し、家具や電化製品が壊れた場合、その家は「damage」を受けたと表現します。このように「damage」は、物質的なものだけでなく、経済的な損失を表すときにも使用されます。

なお、「damage」は動詞としても使用され、その場合は「〜を壊す」や「〜に損害を与える」といった意味になります。例えば、"The flood damaged the house." という文では、「洪水が家を壊した」という意味になります。

damageの語源

「Damage」の語源は、中期英語の「dammage」から来ています。さらにその根は、古フランス語の「dam」(損害、損失)にさかのぼります。そして、「dam」は、ラテン語の「damnum」から派生したものです。「damnum」は、「損害」または「損失」を意味します。

なお、この「damage」からはいくつかの派生語があります。例えば、「damaging」は形容詞で「損害を与える可能性がある」または「有害な」という意味になり、また動詞形としても用いられます。「Undamaged」は形容詞で、「損傷していない」や「無傷の」という意味になります。

damageの読み方と発音

「Damage」のカナでの読み方は「ダメージ」です。

発音記号は次の通りです:/ˈdæmɪdʒ/

発音のポイント

  1. 最初の 'd' は日本語の「だ」よりも舌を上あごに近づけて発音します。
  2. 'a' の音は日本語の「あ」よりも口を大きく開けて、「ダ」という音に近いです。
  3. 'm' の後の 'a' は、「イ」に近い短い音なので、日本語の「ミ」よりも短く、口をあまり開けずに発音します。
  4. 最後の 'ge' は日本語の「ジ」の音と似ていますが、舌の位置が「ジ」よりも前にあり、声帯の振動も伴います。

damageの使い方を例文を使って解説

ここに「damage」の正しい使い方を示す例文をいくつか紹介します。各例文には英語と日本語の両方を記載しています。

例文

The storm caused a lot of damage to the city.

嵐は都市に大きなダメージを与えた。

この例では、「damage」は名詞として使われており、「都市に大きな損害を与えた」という意味になります。

例文

This policy could damage the economy.

この政策は経済にダメージを与える可能性がある。

ここでは「damage」は動詞として用いられ、「経済に損害を与える」という意味です。

例文

The flood damaged many houses in the area.

洪水でその地域の多くの家が被害を受けた。

この例でも、「damage」は動詞として使われ、「多くの家が被害を受けた」という意味です。

例文

The car was damaged in the accident.

その車は事故で損傷した。

ここでは「damage」が過去形の動詞として用いられています。「車が事故で損傷した」という意味です。

例文

Be careful not to damage the book.

その本を傷つけないように注意してください。

この例では、「damage」は動詞として使われ、「本を傷つけないように」という意味です。

例文

The goods were damaged during transport.

商品は輸送中に損傷した。

ここでも「damage」が過去形の動詞として使われ、「商品が輸送中に損傷した」という意味になります。

例文

She damaged her reputation by lying.

彼女はうそをついて自分の評判を傷つけた。

この例では、「damage」は動詞として使われ、「評判を傷つけた」という意味になります。

例文

His actions caused serious damage to the company's image.

彼の行動は会社のイメージに深刻なダメージを与えた。

ここでは、「damage」は名詞として使われています。「会社のイメージに深刻なダメージを与えた」という意味です。

例文

The earthquake damaged the infrastructure of the city.

地震で都市のインフラが損傷した。

この例でも、「damage」は動詞として使われています。「都市のインフラが損傷した」という意味です。

例文

Drinking too much alcohol can damage your liver.

アルコールを過剰に摂取すると肝臓にダメージを与える可能性がある。

ここでも「damage」は動詞として使われています。「肝臓に損害を与える可能性がある」という意味です。

damageと意味が似ている英単語2つ

「Damage」と意味が似ている英単語には、"Harm"(ハーム)と"Destroy"(デストロイ)があります。それぞれの使い方と使い分けのポイントを以下に説明します。

"Harm"(ハーム)

意味:害を与える、傷つける "Harm"は、物理的な損傷だけでなく、精神的な傷や損害も含みます。また、人間だけでなく、動物や環境などに対しても使うことができます。

例文

Excessive smoking can harm your health.

過度の喫煙はあなたの健康に害を及ぼす可能性があります。

"Destroy"(デストロイ)

意味:破壊する "Destroy"は、物事が完全に壊れて、元の状態に戻せない程度の損害を意味します。「Damage」が一部分の損傷を示すのに対し、「Destroy」は完全な破壊や消滅を指します。

例文

The fire destroyed the entire building.

火事で建物全体が破壊された。

使い分けのポイント

  • 「Damage」は物事が機能しなくなる、または元の状態から変わってしまう程度の損害を表します。修復可能な場合や、一部分が傷ついたり機能しなくなったりした状態を示すときによく使われます。
  • 「Harm」はより一般的な意味で、物理的な損傷だけでなく、精神的な傷や健康への影響なども含みます。特に人や動物、環境への影響を表すときに使われます。
  • 「Destroy」は全体的な、または完全な破壊を意味し、元の状態には戻せないほどの損害を表します。物や建物などが完全に壊れたり、全く新しいものを作らなければならないほどの状態を示すときに使われます。

「damage」の使い方として注意すべき間違った使い方

「damage」は一般的に物的な損害や損傷、あるいは抽象的な価値の減少などを表します。そのため、個人の感情や体調などに直接適用するのは間違いとなる場合が多いです。以下に一例を示します。

間違った使い方の例①

間違った使い方

I was damaged by his rude comment.

彼の無礼なコメントで私はダメージを受けた。

この場合、直訳では意味が通じるかもしれませんが、英語では一般的に「damage」は個人の感情に対しては使われません。「Hurt」や「Upset」のような単語がより適切です。

正しい使い方

I was hurt by his rude comment.

彼の無礼なコメントで私は傷ついた。

また、「damage」を使用する際には、その対象が何か明確にしなければなりません。何に対してダメージを受けたのか、または何が損傷したのかを明示しないと、文章が不完全または不明確になります。

間違った使い方の例②

間違った使い方

The damage is severe.

ダメージは深刻だ。

この文では、何が深刻なダメージを受けたのかが明確ではありません。

正しい使い方

The damage to the building is severe.

その建物のダメージは深刻だ。

このように、「damage」を使用するときは、ダメージを受けた対象を明示することが重要です。

damageを使ったスラング表現

「Damage」は基本的に標準的な英語の単語であり、その定義や用途は広範で一般的です。しかし、特定の文化や地域のなかで、スラングや特定の意味で使われることもあります。

たとえば、「What's the damage?」という表現は、レストランやバーなどでチェック(請求書)を要求する際のカジュアルな表現として使われることがあります。これは文字通りに「どれくらいの損害があるの?」と問いかけているわけではなく、「請求額はいくらですか?」という意味になります。

例文

Excuse me, could I get the check, please? What's the damage?

すみません、チェックをお願いできますか?いくらになりますか?

ただし、このような使い方は一部の英語話者の間でのみ一般的であり、文脈によっては理解されない可能性もあるため、注意が必要です。この表現は非公式の場面や友人との会話など、カジュアルな文脈でのみ適切です。公式の場やビジネスの文脈では避けるべきでしょう。

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