フレーズの意味と使い方

"deal with"の意味と使い方を例文を使って解説

2023年7月7日

canashin

カナイ シンイチ

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毎日の生活やビジネスの場で英語を使う機会が増えている現代、便利で多機能な表現の一つとして"deal with"があります。しかし、初心者から中級者まで多くの学習者が、この表現の本当の意味や使い方について混乱することがあります。そこで今回は、"deal with"の意味と使い方を具体的な例文を通じてわかりやすく解説します。この記事を読むことで、「~に対処する」「~を扱う」など、さまざまな状況での"deal with"の使い方を身につけ、英語表現の幅をぐっと広げることができます。どんなに複雑な英語の文でも、"deal with"の正しい理解があれば、自然な英語表現が身につき、さらに英語を上達させる一歩となるでしょう。

"deal with"の意味

"deal with"という英語のフレーズは、日本語で「対処する」や「扱う」、「対応する」といった意味になります。ここではその使用例をいくつか挙げてみましょう。

「問題に対処する」の意味で使う場合

例文

I have to deal with this problem.

この問題に対処しなければならない。

例文

How do you deal with stress?

ストレスはどう対処していますか?

「人と接する」や「人と取り扱う」の意味で使う場合

例文

He knows how to deal with customers.

彼は顧客をどう扱うべきかを知っている。

例文

I don't want to deal with him anymore.

もう彼とは関わりたくない。

「特定のトピックや内容を扱う」の意味で使う場合

例文

The book deals with the topic of climate change.

その本は気候変動というトピックを扱っている。

例文

The course deals with the history of art.

そのコースは美術の歴史を扱っている。

これらの例からわかるように、"deal with"は様々な状況や文脈で使うことができます。言葉の意味を理解する一方で、いろいろな文章の中でどのように使われるかも観察すると、更に理解が深まります。

"deal with"の読み方と発音

"Deal with"の発音は以下の通りです。

カナ表記:ディール・ウィズ

発音記号:/diːl wɪð/

発音のポイント

  1. "Deal"の部分は「ディール」と読みますが、「ディ」の部分は日本語の「ディ」よりも少し長く、口の中で舌を後ろに引いた状態で発音します。英語の"ee"音は日本語にはない音なので、この発音には慣れが必要です。
  2. "With"の部分は、「ウィズ」または「ウィド」のように発音します。日本語にはない音である無声音/θ/(「サンキュー」の「ス」の音)と有声音/ð/(「ゼロ」の「ゼ」の音)の間の音を出すため、舌を歯に軽く触れさせながら息を出します。「ウィズ」と発音するのが一番近いです。
  3. "Deal"と"With"の間にはあまり大きな間を開けずに、スムーズにつなげて発音するようにしましょう。

"deal with"の使い方を例文を使って解説

"Deal with"の使い方について、様々な状況での使用例を提供します。

例文

I have to deal with a lot of emails every day.

毎日たくさんのメールに対応しなければならない。

例文

How do you deal with stress?

ストレスはどう対処していますか?

例文

She knows how to deal with difficult customers.

彼女は難しい顧客の扱い方を知っている。

例文

The police are dealing with the situation.

警察が状況に対処している。

例文

I don't want to deal with him anymore.

もう彼とは関わりたくない。

例文

This book deals with the topic of climate change.

この本は気候変動というトピックを扱っている。

例文

The course deals with the history of art.

このコースは美術史を扱っています。

例文

She's dealing with a lot of issues at home.

彼女は家庭内で多くの問題に取り組んでいる。

例文

He is good at dealing with pressure.

彼はプレッシャーに対処するのが得意だ。

例文

We need to deal with this problem as soon as possible.

この問題はできるだけ早く対処する必要がある。

"Deal with"はとても便利な表現で、それぞれの文脈によって「対処する」、「扱う」、「関わる」など、さまざまな意味になります。これらの例文を参考に、実際の会話や文章で使ってみてください。

"deal with"と意味が似ているフレーズ

"Deal with"と同じく、問題や状況、人々との対処や対応を表す他のフレーズについて説明します。

"Handle"(ハンドル)

意味:「扱う」、「対処する」

例文

She knows how to handle difficult situations.

彼女は難しい状況をどう扱うべきかを知っている。

使い分けのポイント

"Handle"は主に能力や技術を指して使われ、特定の状況をうまく扱う、あるいはコントロールすることを強調します。問題や状況に対する具体的なスキルや能力を強調したいときに"handle"を使います。

"Tackle"(タックル)

カナ読み:タックル

意味:「取り組む」、「対処する」

例文

We need to tackle this issue head-on.

この問題には正面から取り組む必要がある。

使い分けのポイント

"Tackle"は直接、積極的に問題や課題に取り組むことを強調します。積極的に問題や課題に取り組むことを示したいときに、"tackle"を使います。

"Address"(アドレス)

意味:「取り組む」、「対処する」、「話し合う」

例文

We must address these concerns immediately.

これらの懸念事項にはすぐに取り組むべきだ。

使い分けのポイント

"Address"は主に問題や懸念事項を直接取り組む、またはそれに言及することを示します。問題や懸念事項を直接議論したり、話し合うことを強調したいときに、"address"を使います。

これらのフレーズは、"deal with"と似た意味を持つものの、それぞれが特定のニュアンスや強調点を持っています。これらの違いを理解することで、より適切な表現を選ぶことができます。

"deal with"の間違った使い方と使う時の注意

"Deal with"の使い方を間違える一般的な例は、文法的な誤りと文脈に対する誤解があります。以下にその例を示します。

間違った使い方の例①

"Deal with"の後ろには具体的な名詞または代名詞が必要です。以下の例文は誤った使い方です。

間違った使い方

I don't want to deal with.

私は対処したくない。

この例では、「対処したくない」対象が何であるか具体的に明示していません。"Deal with"を使用する際は、何に対処するのか、何を扱うのかを明示する必要があります。

正しい使い方

I don't want to deal with it.

私はそれに対処したくない。

間違った使い方の例②

"Deal with"は「~を取引する」という意味にはなりません。以下の例文は誤った使い方です。

間違った使い方

I deal with five dollars for this book.

私はこの本に5ドルを取引します。

この例では、「取引する」を表すために"deal with"を使っていますが、このような文脈では"deal with"は適切ではありません。取引や支払いを表すときは"pay for"や"trade"など他の表現を使うべきです。

正しい使い方

I paid five dollars for this book.

私はこの本に5ドルを支払いました。

使う際に注意するポイント

以上のように、"deal with"の使用に際しては、後に具体的な対象を明示すること、そして「対処する」、「扱う」、「関わる」などの文脈で使うことを心掛けてください。

会話での"deal with"への応答・返し方

以下に"deal with"が含まれる会話とそれに対する適切な返答の例を示します。

返し方の例①

Aさん:How do you deal with stress?(ストレスはどう対処していますか?)

Bさん:I usually go for a run or listen to music.(普段は走ったり、音楽を聴いたりします)

返し方の例②

Aさん:She's dealing with a lot of issues at home.(彼女は家庭内で多くの問題に取り組んでいます)

Bさん:That sounds tough. Is there anything we can do to support her?(それは大変そうですね。彼女をサポートするために何かできることはありますか?)

返し方の例③

Aさん:I have to deal with a lot of emails every day.(毎日たくさんのメールに対処しなければならない)

Bさん:I see. Maybe you could use some productivity tools to manage them better.(そうですか。プロダクティビティツールを使って管理すると良いかもしれませんね)

返し方の例④

Aさん:We need to deal with this problem as soon as possible."(この問題はできるだけ早く対処する必要がある)

Bさん:I agree. Let's brainstorm some solutions.(同意します。解決策をブレインストーミングしましょう)

"Deal with"が使われる文脈により、適切な返答は変わります。問題や状況への対処を尋ねる場合、アドバイスや具体的な行動を提案することが適切です。また、誰かが問題に対処していることを表す場合には、共感やサポートを提供することが適切です。

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