英単語の意味と使い方

ever(エヴァー)の意味と使い方を例文を使って解説

2023年5月14日

canashin

カナイ シンイチ

TOEICスコア250点から独学で700点に到達。自分の経験やコツを共有し、英語学習に情熱を持つ方々のお役に立ちたいと思っています。一緒に英語を学びましょう!

アフィリエイト広告を利用しています。

英語学習者にとって、基本的な単語の使い方を習得することは非常に重要です。今回の記事では、「ever」という英単語の意味と使い方に焦点を当てます。この単語は日常会話で頻繁に使われるため、正しい使い方をマスターすることで、自然な英語表現が身に付き、コミュニケーション力が向上します。例文を交えながら、「ever」の意味や使い方をわかりやすく解説していくので、ぜひ最後までお読みいただき、英語力の向上に役立ててください。

everの意味

「ever」は英語の副詞で、意味は「これまでに」や「いつでも」といったものです。英語初心者にもわかりやすく説明するために、例文を使ってみましょう。

例文

Have you ever been to Japan?

日本に行ったことがありますか?

この文では、「ever」は「これまでに」の意味で使われています。

例文

If you ever need help, just ask me.

いつでも助けが必要なら、私に聞いてください。

この文では、「ever」は「いつでも」の意味で使われています。

このように、「ever」は文の状況によって、異なる意味で使われることがありますが、基本的には「これまでに」や「いつでも」という意味で覚えておけば大丈夫です。

everの語源は古期英語「ǣfre」

「ever」の語源は、古期英語(Old English)の単語「ǣfre」にさかのぼります。古期英語の「ǣfre」は、古高ドイツ語の「ēo」(いつ、常に)と「hwaēr」(どこ)が組み合わさってできた言葉で、主に「いつでも」や「常に」といった意味を持っていました。

現代英語の「ever」は、時間や状況に関連する意味を持ち、さまざまな文脈で使われるようになりました。例えば、「forever」(永遠に)や「whenever」(いつでも)といった派生語もあります。これらの単語は、「ever」が含まれることで、時間や状況に関連する意味を強調しています。

everの読み方と発音

英単語「ever」のカナでの読み方は、「エヴァー」となります。発音記号では、/ˈɛvər/ と表記されます。

ここで、/ˈɛ/ は「エ」という短い母音、/v/ は「ヴ」の子音、そして /ər/ は「ァー」という発音になります。発音に注意して、「エヴァー」と読んでみてください。

「ever」を発音する際の注意点は以下の通りです。

発音のポイント

  1. /ˈɛ/ の母音:
    日本語には「エ」のような短い母音がありませんので、短くて開いた「エ」の音を出すことに注意してください。過度に伸ばすことなく、短く発音しましょう。
  2. /v/ の子音:
    日本語には「ヴ」の音がないため、日本人には難しい音のひとつです。上歯を下唇に軽くあて、声帯を震わせながら息を出すことで「ヴ」の音を作ります。練習を重ねることで、正しい発音が身につきます。
  3. /ər/ の音:
    日本語では「ァー」と表現されることが多いですが、実際の発音はもっと中間的な音です。舌の先を上向きにして、硬口蓋(口の上の中央部分)に近づけることで、英語の「r」音に近い発音ができます。また、「ァ」と「ー」の間の音を短くすることも重要です。

以上のポイントを意識しながら、「ever」の発音を練習してみてください。最初は難しいかもしれませんが、練習を重ねることで正確な発音が身につきます。

everの使い方を例文を使って解説

英単語「ever」の正しい使い方について、以下に10の例文を英語と日本語でご紹介します。

これらの例文を参考に、「ever」の使い方を理解し、実践してみてください。状況に応じて、「ever」の意味が変わることがあるので、慣れるまで練習が必要です。

例文

Have you ever been to Tokyo?

東京に行ったことがありますか?

「ever」は「これまでに」の意味で使われています。

例文

This is the best cake I have ever eaten.

これは今まで食べた中で一番美味しいケーキです。

「ever」は「今まで」の意味で使われています。

例文

If you ever need help, just let me know.

いつでも助けが必要なら、教えてください。

「ever」は「いつでも」の意味で使われています。

例文

She hardly ever comes to the party.

彼女はほとんどパーティーに来ません。

「ever」は「ほとんど~ない」の意味で使われています。

例文

He is the tallest person I've ever met.

彼は今まで会った中で一番背の高い人です。

「ever」は「今まで」の意味で使われています。

例文

Will we ever find the solution?

私たちはいつか解決策を見つけるでしょうか?

「ever」は「いつか」の意味で使われています。

例文

She is always cheerful, as ever.

彼女はいつも元気で、相変わらずです。

「as ever」は「相変わらず」の意味で使われています。

例文

I don't think I've ever been this happy.

こんなに幸せだったことはこれまでにないと思います。

「ever」は「これまでに」の意味で使われています。

例文

Nobody has ever seen such a strange animal.

誰もこんなに奇妙な動物を見たことがありません。

「ever」は「これまでに」の意味で使われています。

例文

If he ever comes back, I'll be very surprised.

もし彼が戻ってきたら、とても驚くでしょう。

「ever」は「もし~したら」の意味で使われています。

everと意味が似ている英単語2つ

「ever」と意味が似ている英単語には、「always」(オールウェイズ)や「never」(ネヴァー)があります。これらの単語と「ever」との使い分けについて解説し、それぞれの意味と例文をご紹介します。

always(オールウェイズ)

意味:いつも、常に

「always」は、繰り返し行われることや、変わらずに続く状況を表します。

例文

She always arrives on time.

彼女はいつも時間通りに到着します。

「ever」は「いつでも」や「これまでに」という意味で使われますが、「always」と違い、特定の繰り返しや継続性を強調するわけではありません。

never(ネヴァー)

意味:決して~ない、一度も~ない

「never」は、何度も行われることがない、または一度も経験したことがない状況を表します。

例文

I have never been to Australia.

私はオーストラリアに一度も行ったことがありません。

「ever」は、疑問文や否定文で「これまでに」や「いつでも」という意味で使われますが、「never」は、否定文で「一度も~ない」という意味を強調します。

使い分けのポイント

「ever」は疑問文や否定文で「これまでに」や「いつでも」の意味を持ちますが、繰り返しや継続性を強調するわけではありません。一方、「always」は繰り返しや継続性を強調し、「never」は否定文で「一度も~ない」という意味を強調します。これらの違いを理解し、適切な文脈で使い分けてください。

「ever」の使い方として注意すべき間違った使い方

「ever」の使い方に関して、注意すべき間違った使い方をいくつか紹介します。

「いつも」を意味する場合に使うのは誤り

間違った使い方

I ever go to the gym on Sundays.

私は日曜日にいつもジムに行きます。

正しい使い方

I always go to the gym on Sundays.

私は日曜日にいつもジムに行きます。

「ever」は、「いつでも」や「これまでに」という意味で使われるため、「いつも」を意味する「always」を使うべき場合に、「ever」を使うのは誤りです。

肯定する場合に使うのは誤り

間違った使い方

She ever cooks dinner.

彼女はいつも夕食を作ります。

正しい使い方

She always cooks dinner.

彼女はいつも夕食を作ります。

「ever」は疑問文や否定文で使われることが一般的で、肯定文で「いつも」を意味する場合は「always」を使うべきです。

単純な過去形の肯定文で使うのは誤り

間違った使い方

I ever visited Japan last year.

私は去年日本を訪れました。

正しい使い方

I visited Japan last year.

私は去年日本を訪れました。

「ever」は過去の経験を問う疑問文で使われることが多いですが、単純な過去形の肯定文で使うのは誤りです。

これらの例を参考に、「ever」の使い方に注意して、適切な文脈で使用しましょう。

everを使ったスラング表現

英単語「ever」自体はスラングではありませんが、「ever」を含む一般的なスラング表現がいくつか存在します。ここでは、2つのスラング表現をご紹介します。

4eva(フォーエヴァ)

「4eva(フォーエヴァ)」は、英語で「forever」(永遠に)という意味を持ちますが、主にインターネットやテキストメッセージで使われる非公式な表現です。「4」は「for」という前置詞を表し、「eva」は「ever」を短縮したものです。

例文

I will love you 4eva.

私はあなたを永遠に愛します。

Bestie 4ever(ベスティ・フォーエヴァー)

「Bestie 4ever(ベスティ・フォーエヴァー)」は、「Best friend forever」(永遠の親友)を意味するスラングです。「Bestie」は「best friend」(親友)を意味するスラングで、「4ever」は「forever」(永遠に)の非公式な表現です。

例文

You're my bestie 4ever!

あなたは私の永遠の親友だよ!

これらのスラング表現は、非公式なコミュニケーションで友人や知人とやり取りする際に使われることがあります。ただし、フォーマルな場面やビジネスなどでは避けるようにしましょう。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
canashin

カナイ シンイチ

TOEICスコア250点から独学で700点に到達。自分の経験やコツを共有し、英語学習に情熱を持つ方々のお役に立ちたいと思っています。一緒に英語を学びましょう!

-英単語の意味と使い方

© 2024 SOS!英会話 Powered by AFFINGER5