英単語の意味と使い方

mention(メンション)の意味と使い方を例文を使って解説

2023年6月3日

canashin

カナイ シンイチ

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英会話のスキルを向上させるためには、基本的な英単語の正確な意味を理解し、それを適切に使いこなすことが重要です。この記事では、「mention」という英単語にフォーカスを当ててみましょう。言及、触れるという意味を持つこの単語は、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われます。しかし、「mention」の使い方は必ずしも直感的でなく、誤った使い方をすると意図せず混乱を招いてしまうこともあります。この記事を読むことで、「mention」の正確な意味とその使い方、そして注意すべきポイントを理解し、自信をもって英語を使うための一歩を踏み出すことができます。どんな場面でも適切に言葉を選び、思っていることを正確に伝える力が身につくでしょう。

mentionの意味

「mention」は英語の動詞で、基本的には「言及する」または「触れる」という意味を持ちます。具体的には、何か特定の事柄や人物について話すこと、特にそれが話題の一部であるときによく使います。

例えば、あなたが友達と話していて、ある映画について言及したいとき、次のように言うことができます。

例文

I mentioned that movie to my friend.

その映画について友達に触れた。

さらに、「mention」は名詞としても使われ、そうした場合には「言及」や「触れること」を意味します。例えば、

例文

She gave a brief mention of the plan in the meeting.

彼女は会議でその計画に簡単に触れた。

といった具体的な使い方があります。

mentionの語源

「mention」という英単語は、ラテン語から派生したフランス語を経由して英語に取り入れられました。詳しく見ていきましょう。

「mention」は中英語(Middle English)の「mencioun」から来ていますが、それ自体はラテン語の「mentio」から派生したものです。「mentio」は「言及すること」「記憶」などを意味します。

また、「mentio」はラテン語の動詞「minisci」から来ており、それは「思い出す」「思う」を意味します。これらの語源から、私たちは「mention」が言葉や思考について言及する、つまり、それらを「思い出す」または「考える」行為と深く関連していることを理解することができます。

mentionの読み方と発音

英単語「mention」のカタカナでの読み方は「メンション」です。

また、「mention」の英語の発音記号は次のとおりです: /ˈmɛnʃən/

ただし、英語の発音は地域やアクセントによって少し異なることがありますので、それを念頭に置いておいてください。

発音のポイント

  1. 「m」:
    口を閉じて鼻から音を出す「ム」の音です。これは日本語の「ム」の音とほぼ同じです。
  2. 「en」:
    これは「エン」のような音ですが、「エ」は日本語の「エ」よりも口を少し閉じた位置で発音され、短くカットされます。また、「ン」は「ン」の音ですが、鼻音であり、舌を上あごに付けます。
  3. 「ti」:
    「シ」の音です。これは日本語の「シ」の音と似ていますが、舌の位置が少し違います。日本語の「シ」の音では舌の先を下あごに近づけますが、英語の「sh」の音では舌全体を口の中央部に持ち上げ、舌の先は下あごから離します。
  4. 「on」:
    「オン」の音ですが、「オ」は日本語の「オ」よりも口を少し閉じて発音します。また、「ン」は「ン」の音ですが、鼻音であり、舌を上あごに付けます。

これらの発音の特性を理解し、実際に練習することで、「mention」の発音を上達させることができます。また、ネイティブスピーカーの発音を聞くことも大切です。オンラインの辞書や発音ガイドを活用してみてください。

mentionの使い方を例文を使って解説

以下に「mention」の使用例を示します。

例文

He mentioned that he would be late.

彼は遅れると言及しました。

例文

I think you forgot to mention your name.

私はあなたが自分の名前を言及するのを忘れたと思います。

例文

Did anyone mention anything about the meeting tomorrow?

誰かが明日の会議について何か触れましたか?

例文

You should mention your concerns to the boss.

あなたは自分の懸念を上司に触れるべきです。

例文

She didn't even mention his absence.

彼女は彼の欠席についてさえ触れませんでした。

例文

Please mention this issue in the next team meeting.

次のチーム会議でこの問題に触れてください。

例文

I mentioned the job opening to a friend of mine.

私はその求人について友人に触れました。

例文

Did she mention where she was going?

彼女はどこへ行くのか触れましたか?

例文

I need to mention that the deadline has been moved to next week.

締め切りが来週に延期されたことを触れる必要があります。

例文

He was mentioned as a potential candidate.

彼は潜在的な候補者として言及されました。

これらの例から、「mention」が話題や事項を提起する、あるいはそれらについて話す際に使われることがわかります。

mentionと意味が似ている英単語3つ

「mention」にはいくつかの類義語があります。「reference」(レファレンス)、「allude」(アリュード)、そして「cite」(サイト)がその例です。これらの単語は全て何かを指摘する、またはその存在を認識する意味を持ちますが、具体的な使い方や意図は少し異なります。

"Reference"(レファレンス)

これは「参照する」という意味で、特定の情報源や関連する事項を指し示すために使われます。より具体的な指摘が必要な場合や、具体的な情報源を示すときに使います。

例文

She referenced the study in her report.

彼女はレポートでその研究を参照しました。

"Allude"(アリュード)

これは「ほのめかす」や「暗示する」という意味で、ある事柄を直接的には言及せず、それを間接的に示すために使われます。より間接的な、あるいは微妙な指摘が必要なときに使います。

例文

He alluded to his financial difficulties.

彼は自分の経済的困難をほのめかしました。

"Cite"(サイト)

これは「引用する」や「言及する」という意味で、具体的な情報や例を示すために使われます。具体的な引用や、公式な文脈(例えば、論文や法的な文書)での言及が必要な場合に使います。

例文

The scientist cited several previous studies in his paper.

その科学者は彼の論文で数つの以前の研究を引用しました。

使い分けのポイント

「mention」、「reference」、「allude」、「cite」は似たような意味を持ちますが、それぞれが使われる具体的な状況や意図は少し異なります。これらの単語を適切に使い分けることで、あなたの英語の表現はより豊かで正確になります。

「mention」の使い方として注意すべき間違った使い方

「mention」の正しい使い方を理解するために、一般的に間違った使用例を以下に示します。

間違った使い方の例1

間違った使い方

I will mention to the store.

私は店に言及します。

正しい使い方

I will mention the store.

私は店について言及します。

「mention」の後には直接的に言及する対象(人、場所、物など)を置きます。「mention to」は通常不適切です。

間違った使い方の例2

間違った使い方

Did he mention about the project?

彼はプロジェクトについて言及しましたか?

正しい使い方

Did he mention the project?

彼はプロジェクトに言及しましたか?

「mention」の後に「about」を置く必要はありません。直接に「mention」の後に言及の対象を置きます。

間違った使い方の例3

間違った使い方

She mentioned me that she would come.

彼女は私に来ると言及しました。

正しい使い方

She mentioned to me that she would come.

彼女は私に対して彼女が来ると言及しました。

誰に対して言及したのかを示す場合、「mention to」を使用します。

これらの間違いを避けることで、「mention」を正しく使用することができます。

mentionを使ったスラング表現

「mention」のスラング的な使い方や俗語的な意味は特に存在しないと言えます。これは基本的には比較的フォーマルな文脈で使われる言葉で、特定の情報やトピックを指摘または認識することを表します。

しかしながら、一部の地域やコミュニティでは、「Not to mention...」というフレーズを使って、「それに加えて...」または「それだけでなく...」という意味を表すことがあります。このフレーズは、すでに述べた事項に加えて他の重要な事項を加えるために使用されます。この用法はスラングではありませんが、一部の非公式な文脈でよく見られます。

例文

He's always late, not to mention he never finishes his work on time.

彼はいつも遅刻して、それに加えて仕事を時間通りに終えることは決してありません。

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