フレーズの意味と使い方

"no longer"の意味と使い方を例文を使って解説

2023年6月13日

canashin

カナイ シンイチ

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英語を学ぶ上で、日常会話だけでなく、ビジネスシーンでも頻繁に出てくるフレーズ "no longer"。一見シンプルな単語の組み合わせですが、その使い方一つで英語表現の幅が広がります。しかしその一方で、誤った使い方をしてしまうと意味が通じないだけでなく、誤解を招く可能性もあります。そこで今回の記事では、"no longer"の正しい意味と使い方、さらには注意すべきポイントについて詳しく解説します。この記事を読むことで、あなたの英語表現はさらに豊かになり、コミュニケーション能力も飛躍的に向上するでしょう。日本語と英語の使い方の違いを理解し、英語を自由自在に操る第一歩を踏み出しましょう。

"no longer"の意味

もちろんです。英語のフレーズ "no longer" は、何かが以前は存在したまたは行われていたが、今はもうそうではないという状況を表します。

例えば、「I no longer work there」は「私はもうそこで働いていない」という意味になります。これは、以前はその場所で働いていたけれども、今はそうではないということを示しています。

また、「This road is no longer safe」は「この道路はもう安全ではない」という意味になります。これは、その道路が以前は安全だったけれども、今はそうではないということを示しています。

要するに、"no longer"は「もう〜ではない」「もう〜しない」という意味を表します。それは何かが変わった、または終わったことを示しています。

"no longer"の読み方と発音

"no longer"のカナでの読み方は、「ノー ロンガー」となります。

発音記号で表すと次のようになります: /noʊ ˈlɔːŋɡər/

発音のポイント

  1. 「no」の「o」は日本語の「オ」よりも口を丸めて長く伸ばすように発音します。日本語の「ノ」のように短く発音しないように注意してください。
  2. 「longer」の「long」の部分は、日本語の「ロン」よりも舌の位置を少し後ろにして「lɔːŋ」と発音します。また、「g」の音は強く発音せず、日本語の「ガ」よりも軽く発音します。
  3. 「er」の発音はアメリカ英語では「アー」と発音しますが、イギリス英語では「ア」と発音され、"r"の音はほとんど発音されません。しかし、どちらの発音でも理解はされますので、自分が話しやすい方を選んでください。

"no longer"の使い方を例文を使って解説

以下に "no longer" の使い方を示す英語と日本語の例文をいくつか提供します。

例文

I no longer eat meat.

私はもう肉を食べません。

例文

She no longer lives in Japan.

彼女はもう日本に住んでいません。

例文

This restaurant is no longer in business.

このレストランはもう営業していません。

例文

He is no longer my boss.

彼はもう私の上司ではありません。

例文

They no longer play together.

彼らはもう一緒に遊ばない。

例文

I can no longer ignore the problem.

私はもう問題を無視できません。

例文

The computer is no longer working.

コンピューターはもう動かない。

例文

This road is no longer safe.

この道路はもう安全ではない。

例文

She no longer has any interest in art.

彼女はもうアートに興味がない。

例文

We are no longer friends.

私たちはもう友達ではない。

これらの例文は、"no longer"がどのように使われるかを示しています。基本的に、ある状況や行動が以前は存在したか行われていたが、現在はそれがないまたは行われていないことを表す際に "no longer" を使います。

"no longer"と意味が似ているフレーズ

"no longer"と同じような意味を持つ別のフレーズとして、以下の3つを挙げます。

"not anymore"(ノット アニーモア)

意味: もう〜ない、もう〜しない

例文

She does not work here anymore.

彼女はもうここで働いていません。

使い分けのポイント

"not anymore"は口語的で、日常のカジュアルな会話でよく使われます。よりフォーマルな文脈や書き言葉では"no longer"を、カジュアルな会話では"not anymore"を使用します。

"not any longer"(ノット エニー ロンガー)

意味: もう〜ない、もう〜しない

例文

I can't wait any longer.

もう待てない。

使い分けのポイント

"no longer"よりも強く、感情的にある状態や行動が終わったことを強調したいときに"not any longer"を使用します。

"has/have ceased to"(ハズ/ハヴ シースド トゥ)

意味: もはや〜しない、もう〜でない

例文

The company has ceased to exist.

その会社はもう存在しない。

使い分けのポイント

よりフォーマルな文脈や、何かが終わった、停止した、または存在しなくなったと強調したい場合に"has/have ceased to"を使用します。

"no longer"の間違った使い方と使う時の注意

"no longer"の使い方として一般的に間違えやすい例を以下に示します。

間違った使い方

I no longer don't like sushi.

私はもう寿司が好きではないことはない。

ここでの問題点は、"no longer"と "don't" が同じ文で使用されていて、否定の二重性が生じていることです。この文は文字通りに解釈すると「もう寿司が好きではないわけではない」となり、意味が非常にややこしいものとなります。

この間違いを避けるためには、"no longer"自体が否定の意味を持っていることを理解し、それと一緒に別の否定形を使わないように注意することが重要です。

正しい使い方は次のようになります。

正しい使い方

I no longer dislike sushi.

私はもう寿司が嫌いではない。

この文は、「以前は寿司が嫌いだったけど、今はそうではない(つまり、今は寿司が好き)」という意味になります。

会話での"no longer"への応答・返し方

以下に、"no longer"が使用された会話と適切な返答の例を挙げます。

返し方の例①

Aさん: I no longer work at the bank.(私はもう銀行で働いていません。)

B:さん: Oh really? Where do you work now?(ほんとうに?それなら、今どこで働いていますか?)

返し方の例②

Aさん: This shop is no longer open on Sundays.(この店はもう日曜日に開いていません。)

Bさん: That's too bad. I'll have to come on a weekday then.(それは残念。それなら、平日に来るしかありませんね。)

返し方の例③

Aさん: She no longer lives in Tokyo.(彼女はもう東京に住んでいません。)

Bさん: I didn't know that. Where does she live now?(それは知らなかった。それなら、今どこに住んでいますか?)

返し方の例④

Aさん: They are no longer friends.(彼らはもう友達ではありません。)

Bさん: That's unfortunate. They used to be so close.(それは残念。彼らは以前はとても仲が良かったのに。)

以上のように、"no longer"が使われた文を受けて、その変化に関連する情報を尋ねるか、その変化についての感想や反応を述べるのが適切な返答となります。

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