英単語の意味と使い方

obviously(オブヴィアスリー)の意味と使い方を例文を使って解説

2023年5月31日

canashin

カナイ シンイチ

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『Obviously』とは何のことを指すのか、具体的な使い方はどのようなものなのか、ちょっと詳しく知りたいと思ったことはありませんか?これから私たちはこの英単語の基本的な意味から、その豊かな用途、そして使用時の注意点まで、しっかりと解説していきます。英語を自由自在に操る力は、あなたのコミュニケーション能力を飛躍的に向上させ、自信に満ちた表現力を手に入れることができます。本記事を読むことで、「Obviously」を理解し、適切に使えるようになるだけでなく、英語全体の理解が深まり、もっと自然な英会話ができるようになること間違いなしです。さあ、一緒に学びましょう!

obviouslyの意味

「Obviously」は英語の副詞で、「明らかに」、「確かに」、「言うまでもなく」などという意味を持っています。

例えば、「She is obviously tired」という文は、「彼女は明らかに疲れている」という意味になります。つまり、彼女が疲れていることが見た目や行動からはっきりとわかる、ということを表現しています。

初心者の方にわかりやすくするために、これは「見ればすぐにわかる」や「誰が見ても明らかな」状態を表現する単語と言えるでしょう。

obviouslyの語源

「Obviously」はラテン語由来の英単語で、次のように派生してきました。

まず、"obvious"という単語があります。これはラテン語の「obvius」からきており、その意味は「道に出ている」または「見えやすい」です。これはさらに、「ob」(向かう、対する)と「via」(道路)という2つの語根から構成されています。

そして、「-ly」は英語において副詞を作る接尾辞で、元の形容詞にこの「-ly」をつけることで副詞になります。例えば、"quick"(形容詞)から"quickly"(副詞)が作られます。

したがって、「obviously」は「obvious」(明らかな、直観的な)に「-ly」をつけて作られた副詞で、「明らかに」という意味を持ちます。

obviouslyの読み方と発音

「Obviously」のカナ表記は「オブヴィアスリー」となります。

そして、国際音声記号(IPA)による発音は次のようになります: /ˈɒb.vi.əs.li/。

これを分解して説明すると、次のようになります:

  • 「ˈ」はアクセント(強調)の位置を示します。この場合、最初の音節「ɒb」が強調されます。
  • 「ɒ」は少し口を開けて短く発音される音で、「オ」に近いですが、日本語の「オ」とは完全に同じではありません。
  • 「b」は日本語の「b」音とほぼ同じです。
  • 「v」は日本語にない音で、唇と上歯で摩擦音を作ることにより発音します。英語の「v」音に最も近い日本語の音は「ブ」ですが、「ブ」よりも唇と歯の間の隙間が狭い感じです。
  • 「i」は日本語の「イ」音とほぼ同じです。
  • 「ə」は中央母音で、「ア」と「エ」の中間のような音です。日本語には完全に対応する音がないため、理解するのが難しいかもしれません。
  • 「s」は日本語の「ス」音とほぼ同じです。
  • 「li」は「リー」のように発音します。ただし、日本語の「リ」よりも舌の位置が少し後ろです。

なお、発音は話す人や地域によって少し異なることがあります。

発音のポイント

  1. 「v」の音:
    日本語にはこの音が存在しないため、特に注意が必要です。唇の内側を上の前歯で軽く挟むようにして、「ブ」に近い音を出します。ただし、「ブ」のように唇が完全に閉じるわけではなく、息を通すことができる程度の隙間を作ります。
  2. アクセント:
    「Obviously」のアクセントは第一音節の「ob」にあります。したがって、「OB-viously」のように発音します。日本語は音の高さ(ピッチアクセント)で強弱を表現しますが、英語は強弱(ストレスアクセント)で表現します。そのため、「オブ」部分を少し強く、長く発音することが重要です。
  3. 「ə」の音:
    この音は英語のショートバウエルで、中央母音とも言います。日本語には完全に対応する音がないので、苦手な人も多いです。「ア」と「エ」の中間のような感じで、口をほどよく開き、舌を中央の位置にして発音します。
  4. 「li」の音:
    英語の「l」音は、舌の先を上歯茎に触れさせて発音します。日本語の「リ」音とは少し発音の仕方が異なりますので、注意が必要です。また、「i」は「イ」と読みますが、前の「s」の影響で少し短くなることもあります。

obviouslyの使い方を例文を使って解説

「Obviously」は、「明らかに」、「言うまでもなく」、「自明のように」といった意味を表す副詞です。以下にその使用例をいくつか示します。

例文

Obviously, he is the best player in the team.

明らかに彼はチームで最も優れた選手です。

例文

She is obviously tired from the long trip.

長旅から彼女は明らかに疲れています。

例文

Obviously, I can't go to two places at the same time.

明らかに、私は同時に2つの場所に行くことはできません。

例文

If you study every day, you will obviously improve.

毎日勉強すれば、明らかに上達します。

例文

The test was obviously too difficult for the students.

テストは明らかに生徒たちにとって難しすぎました。

例文

He obviously enjoys playing the piano.

彼は明らかにピアノを弾くのを楽しんでいます。

例文

Obviously, we need to rethink our plan.

明らかに、私たちは計画を再考する必要があります。

例文

The solution to the problem is not obviously apparent.

問題の解決策は明らかには見えてきません。

例文

She was obviously upset about the news.

彼女は明らかにそのニュースに upset していました。

例文

Obviously, we have a lot to discuss.

明らかに、私たちは議論すべきことがたくさんあります。

このように「obviously」は様々な状況で使われますが、基本的には自明の事実や明確に理解できる状況を強調する際に用いられます。

obviouslyと意味が似ている英単語4つ

「Obviously」に似た意味を持つ英単語はいくつかありますが、ここでは「Clearly(クリアリー)」、「Evidently(エヴィデントリー)」、「Undoubtedly(アンダウテッドリー)」、「Certainly(サーテンリー)」の4つを取り上げて説明します。

Clearly (クリアリー)

「Clearly」は「明確に」や「はっきりと」を意味する副詞です。物事が疑う余地なく理解できる、または見て取れる状況を表す際によく使われます。「Obviously」と似ていますが、「Clearly」は主観的な解釈よりも客観的な事実を強調する傾向があります。

例文

The instructions were clearly written, so I had no trouble assembling the furniture.

指示は明確に書かれていたので、私は家具の組み立てに困ることはありませんでした。

Evidently (エヴィデントリー)

「Evidently」は「明らかに」や「どうやら」という意味で、何かが証拠または観察に基づいていることを示す際に使われます。「Obviously」と似ていますが、より証拠や事実に基づいた観察を強調する際に用いられます。

例文

Evidently, he didn't study enough for the test, as his score was quite low.

彼の点数がかなり低かったので、どうやら彼はテストのために十分に勉強しなかったようです。

Undoubtedly (アンダウテッドリー)

「Undoubtedly」は「疑いようのない」や「確かに」という意味で、主観的な確信を強調する際によく使われます。「Obviously」と似ていますが、「Undoubtedly」はより強い確信を表すのに使われます。

例文

Undoubtedly, she is the most qualified candidate for the job.

疑いようのなく、彼女はその仕事に最も適任の候補者です。

Certainly (サーテンリー)

「Certainly」は「確かに」や「間違いなく」という意味で、事実を強調したり、同意や確認を表す際に使われます。「Obviously」と似ていますが、「Certainly」は主観的な意見や確認を表す際によく使われます。

例文

I will certainly be at the meeting tomorrow.

明日の会議には確かに出席します。

以上のように、これらの副詞はすべて何かが明らかまたは確実であることを表現する際に使用されますが、そのニュアンスや強調する側面は異なります。適切な単語を選ぶには、以下のような観点を考えてみてください。

使い分けのポイント

  • 明確さやはっきりさが重要な場合は「Clearly」を使う
  • 証拠や観察に基づく事実を強調したい場合は「Evidently」を使う
  • 非常に強い確信や信念を表現したい場合は「Undoubtedly」を使う
  • 主観的な意見や同意、確認を表現したい場合は「Certainly」を使う

そして「Obviously」は、これらすべての意味をカバーする一方で、何かが明らかである、または容易に理解または観察できることを強調する際に特によく使われます。

「obviously」の使い方として注意すべき間違った使い方

「Obviously」は、事実や一般的に認識されていることを表すのに適した単語ですが、その使い方を誤ると、聞き手に不快感を与えたり、誤解を生じさせる可能性があります。

特に、「Obviously」を使って当然のことや自明の事実を述べる際には、聞き手がその事実をすでに知っている、または理解しているという前提があります。そのため、聞き手がその事実を知らないか、またはそれが自明でない場合、使うのは不適切です。

間違った使い方の例①

間違った使い方

Obviously, the Pythagorean theorem states that in any right-angled triangle, the area of the square whose side is the hypotenuse is equal to the sum of the areas of the squares whose sides are the two legs.

明らかに、ピタゴラスの定理は、直角三角形において斜辺の二乗が他の2辺の二乗の和と等しいことを述べています。

この例では、ピタゴラスの定理は一般的に知られているとは言え、全ての人がそれを知っているわけではないので、「Obviously」を使うのは不適切です。

また、「Obviously」を自分の意見を述べる際に使うのも注意が必要です。あくまで「Obviously」は事実や明確な情報を述べるのに適しており、自分の主観的な意見を述べる際には不適切になることがあります。

間違った使い方の例②

間違った使い方

Obviously, this is the best movie of the year.

明らかに、これは今年の最高の映画です。

これは主観的な意見であり、それが「明らか」であるとは限りません。なので、「Obviously」の代わりに、「In my opinion, this is the best movie of the year(私の意見では、これは今年の最高の映画です)」という表現が適切です。

obviouslyを使ったスラング表現

「Obviously」のスラングとして、特定の若者の間やインターネットのコミュニティで、ある種の皮肉や冗談、または強調表現として使われることがあります。特に、「obvi」という短縮形が一部の会話やオンラインで使われることがあります。

例文

Obvi, I'm the best at this game,

明らかに、私がこのゲームで一番上手い。

ただし、「obvi」は非公式でカジュアルな表現なので、公式の場やフォーマルな状況では適切でないことに注意してください。また、スラングは時と場所により受け取り方や意味が大きく変わることがあるため、使う際は注意が必要です。この言葉を理解している相手との会話で、またはその言葉が適切な文化的文脈でのみ使用することをお勧めします。

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