英単語の意味と使い方

permission(パーミッション)の意味と使い方を例文を使って解説

2024年5月2日

canashin

カナイ シンイチ

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誰かに何かをする前に許可を得ることは、私たちの日常生活において非常に重要な役割を果たします。この記事では、英単語「permission」の意味と使い方について詳しく解説します。許可の重要性や正しい使い方を理解することで、コミュニケーションやビジネス、さらには個人的な関係においてもよりスムーズに行動できるようになります。例文を交えながら、自信を持って「permission」を使いこなす方法を探っていきましょう。

permissionの意味

「permission」という英単語は、「許可」という意味です。もう少しわかりやすく説明すると、誰かから何かをすることをOKと言われる状態や、何か特定のことをするために必要な公式な承認を指します。例えば、友達の家に遊びに行く前に親から「permission」をもらう必要があるように、何かを始める前に必要な「了承」や「同意」のことを言います。簡単に言えば、「誰かに許されること」や「何かをするための公式なOK」を意味します。

permissionの語源

「permission」はラテン語の「permittere」から派生した英単語です。「permittere」は「per-」(完全に)と「mittere」(送る)という二つの部分に分けられ、その意味は「完全に送り出す」、つまり「許す」「任せる」という意味になります。このラテン語が中世ラテン語を経て、フランス語において「permission」として使われるようになり、それが英語に取り入れられ「permission」という形で使われるようになりました。

英語の「permission」は、具体的には「許可」や「承認」という意味で、何かをするための公式な同意や承諾を示します。この単語は、動詞形である「permit」(許可する)としても使われます。また、「permissive」(寛大な、許容的な)という形容詞や、「permissively」(寛大に、許容的に)という副詞としても派生しています。これらの派生語も同じ根源から来ており、許可や許容に関連する意味合いを持っています。

permissionの読み方と発音

英単語「permission」のカナでの読み方は「パーミッション」となります。発音記号では、/pərˈmɪʃən/と表されます。

発音のポイント

  1. 第1音節の「pər」: 「パー」ではなく、英語の短い「ə」の音に近い「ァ」の音を使い、軽く発音します。「p」の音は、日本語の「ぱ」よりも唇を軽く閉じて発音します。
  2. 第2音節の「ˈmɪʃ」: 強勢を置き、「ミッシュ」としっかり発音します。特に「ɪ」の音は日本語の「い」よりも口をほんの少し開けて、短く軽く発音します。
  3. 第3音節の「ən」: この音は「ン」と軽く鼻にかかる音で終わりますが、英語では舌の位置が日本語の「ん」よりも前にあります。「ション」ではなく、「ション」と近い音になりますが、鼻音を強くし過ぎないように注意しましょう。

permissionの使い方を例文を使って解説

ここに「permission」の正しい使い方を示す例文をいくつか紹介します。各例文には英語と日本語の両方を記載しています。

例文

You need permission from your parents to go on the school trip.

学校の旅行に行くには、親からの許可が必要です。

例文

Can I have your permission to leave early today?

今日は早めに帰ってもいいですか?

例文

Without permission, you cannot use the equipment.

許可なしには、その機材を使うことはできません。

例文

He asked for permission to enter the room.

彼は部屋に入る許可を求めました。

例文

Please get permission before posting the photos online.

写真をオンラインに投稿する前に、許可を得てください。

例文

The teacher gave us permission to use the library after school.

先生は放課後に図書館を使う許可をくれました。

例文

Did you get permission to take a day off?

休みを取る許可はもらったのですか?

例文

They require permission from the government to start construction.

彼らは建設を始めるために政府の許可が必要です。

例文

I need your permission to access these files.

これらのファイルにアクセスするためにはあなたの許可が必要です。

例文

We were granted permission to hold the event in the park.

公園でイベントを開催する許可が下りました。

これらの例文を通じて、「permission」の使い方がわかりやすくなったでしょう。この単語は、何かをする前に必要な公式の承認や同意を求めたり、与えたりする際によく使われます。

permissionと意味が似ている英単語3つ

英単語「permission」と意味が似ている単語には「consent」(コンセント)、「authorization」(オーソライゼーション)、「approval」(アプルーヴァル)があります。これらの単語はすべて何かを行うための同意や許可を表しますが、使い分けには微妙なニュアンスの違いがあります。

Consent (コンセント)

意味: 同意、承諾。特に、個人の意志に基づく同意を指すことが多い。

例文

She gave her consent to participate in the study.

彼女は研究に参加するための同意を与えました。

Authorization (オーソライゼーション)

意味: 公式または法的な許可。特に、特定の行動やプロセスを実行する権限を与えること。

例文

The project cannot proceed without proper authorization from the government.

そのプロジェクトは政府からの適切な認可がなければ進めることができません。

Approval (アプルーヴァル)

意味: 承認、賛成。特に、何かが適切または望ましいと認識されること。

例文

The new policy awaits the board's approval.

新しい方針は取締役会の承認を待っています。

使い分けのポイント

  • Permissionは、比較的一般的な用語で、何かをする許可を求める際に使われます。
  • Consentは、特に個人的な同意や意志に重点を置いた状況で使用され、医療や研究の分野でよく見られます。
  • Authorizationは、公式な許可や権限に関連し、しばしば法的または組織的な文脈で使われます。
  • Approvalは、何かが正式に承認されるプロセスを指し、品質や基準に関する評価を含むことがあります。

これらの英単語は、許可や同意の概念に共通していますが、使用する文脈やニュアンスによって選択されます。

「permission」の使い方として注意すべき間違った使い方

「permission」の使い方における間違った例をいくつか挙げて、正しい使い方を理解しやすくします。

間違った使い方の例①

間違った使い方

I gave permission my friend to borrow my book.

私は友達に私の本を借りる許可を与えました。

正しい使い方

I gave my friend permission to borrow my book.

私は友達に私の本を借りる許可を与えました。

この例では、「permission」の後に直接目的語が来ていません。「permission」の後には通常、「to」を伴う動詞の不定形を置いて、許可を与える行為を説明します。

間違った使い方の例②

間違った使い方

Can you permission me to go out?

外出する許可をくれますか?

正しい使い方

Can you give me permission to go out?

外出する許可をくれますか?

「permission」は名詞なので、「Can you permission me」という動詞のように使用するのは間違っています。「give me permission」という形で使用するのが正しいです。

間違った使い方の例③

間違った使い方

She didn't have the permission of driving after midnight.

彼女は真夜中過ぎに運転する許可がありませんでした。

正しい使い方

She didn't have permission to drive after midnight.

彼女は真夜中過ぎに運転する許可がありませんでした。

「the permission of driving」という表現は不自然です。「permission to」の形で、何かをする許可があるかどうかを表します。

間違った使い方の例④

間違った使い方

He needs the permission for attend the meeting.

彼は会議に出席するための許可が必要です。

正しい使い方

He needs permission to attend the meeting.

彼は会議に出席するための許可が必要です。

「the permission for attend」ではなく、「permission to attend」とすることで、何かをするための許可を表現します。「for」を使う代わりに「to」を用いて動詞の原形とセットで使うのが一般的です。

これらの例を通じて、「permission」の使い方の間違いを避け、より自然な英語表現を目指しましょう。

permissionを使ったスラング表現

「permission」自体に直接関連する特定のスラングは一般的ではありませんが、インフォーマルな状況やカジュアルな会話で「permission」に関連する表現が使われることはあります。しかし、スラングとしての固定された形や代わりになる言葉は特に存在しないため、カジュアルな表現や状況に応じて変化することが多いです。

例えば、若者の間で「go-ahead」が非公式の状況で「permission」と同様の意味で使われることがあります。これは「許可」や「了承」を意味する非公式な表現です。

例文

I got the go-ahead from my parents to go to the concert.

コンサートに行くために親からOKをもらった。

また、「green light」も似たような文脈で使用され、特にプロジェクトや活動を始めるための公式な承認や許可を意味する際に使われます。

例文

We have the green light to start the project.

プロジェクトを始めるための緑の光(許可)を得た。

これらの表現はスラングというよりは、むしろカジュアルな言い回しや比喩的な使い方に近いです。日常会話で「permission」のよりリラックスした、または非公式な代替表現として使うことができます。

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