英単語の意味と使い方

react(リアクト)の意味と使い方を例文を使って解説

2023年11月4日

canashin

カナイ シンイチ

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「反応する」というシンプルな翻訳から、この「react」という英単語の真の意味や使い方の幅は実はもっと広いんです。英会話やビジネスシーンでの適切なコミュニケーション能力を高めたいあなたに、この単語をマスターすることの魅力をお伝えします。この記事を読むことで、「react」の正確な使い方や文化的背景を学ぶだけでなく、英語の表現力が一段とアップすること間違いなし!さあ、一緒に「react」の世界を探究しましょう。

reactの意味

英単語「react」は「反応する」という意味です。何かが起こったときに、それに対してどう感じるか、どう行動するかということを示しています。例えば、ある出来事や言葉に対して驚いたり、喜んだり、怒ったりすることも「react」の範囲に含まれます。

例文

She reacted with surprise.

彼女は驚いて反応した。

例文

Chemicals can react with each other.

化学物質は互いに反応することができる。

このように、感情や物理的・化学的な変化を示すときに「react」という単語を使います。

reactの語源

「react」は、ラテン語の動詞「reagere」に由来します。この「reagere」は「re-」と「agere」の2つの部分から成り立っています。

  1. 「re-」は「再び」や「後ろへ」という意味の接頭辞です。
  2. 「agere」は「動く」や「行動する」という意味の動詞です。

したがって、合わせて「reagere」は「再び動く」や「逆に行動する」といった意味合いになります。これが現代英語の「react」に繋がっており、何かに反応して行動する、というニュアンスを持っています。

なお、この「agere」からは、英語においても他に「act」(行動する)や「agent」(代理人、行動者)などの関連単語が派生しています。

reactの読み方と発音

「react」のカナでの読み方は「リアクト」となります。

発音記号は以下のようになります: /riˈækt/

発音のポイント

  1. リ の部分: 日本語の「リ」のように舌を巻き上げる必要はありません。英語の "ri" の音は、舌の先を硬口蓋に近づけるだけで十分です。
  2. æ の音: 「ア」と「エ」の中間のような音です。口を広く開けて、舌を下にして発音します。
  3. クト の部分: 「ク」と「ト」の間に明確な「ウ」の音を入れないように注意しましょう。日本語の「クト」のように発音しがちですが、英語の発音は「ウ」の音を省略して、"kt" とシャープにつなげる感じで発音します。

reactの使い方を例文を使って解説

ここに「react」の正しい使い方を示す例文をいくつか紹介します。各例文には英語と日本語の両方を記載しています。

例文

The audience reacted with applause.

オーディエンスは拍手で反応した。

例文

How did she react to the news?

彼女はそのニュースにどのように反応しましたか?

例文

Chemicals can react with each other to form new substances.

化学物質は互いに反応して新しい物質を形成することができる。

例文

He didn't react to my joke.

彼は私のジョークに反応しなかった。

例文

Plants react to light by growing towards it.

植物は光に向かって成長することで光に反応する。

例文

Some people react badly to certain foods.

一部の人々は特定の食べ物に悪く反応する。

例文

She was unsure how to react to his confession.

彼の告白にどのように反応すれば良いか彼女は分からなかった。

例文

When exposed to heat, the metal reacts by expanding.

熱にさらされると、金属は膨張することで反応する。

例文

Kids often react with curiosity when they see something new.

子供たちは新しいものを見ると、好奇心で反応することがよくある。

例文

How do you think the market will react to this announcement?

この発表に市場はどのように反応すると思いますか?

これらの例文は、「react」が感情的な反応や物理的・化学的な反応の両方の文脈でどのように使用されるかを示しています。

reactと意味が似ている英単語4つ

「react」に似た意味を持つ英単語とその使い分けを以下に示します。

Respond (レスポンド)

意味: 答える、反応する

「react」よりも正式な文脈や、質問・要求などへの明確な答えとしての反応を示す場面でよく使われる。

例文

The company did not respond to our inquiries.

会社は私たちの問い合わせに答えなかった。

Reply (リプライ)

意味: 返答する

主に言葉での反応、特に会話や書かれたメッセージに対する返答を意味するときに使用される。

例文

She replied to the email immediately.

彼女はすぐにメールに返答した。

Retort (リトート)

意味: 言い返す、反論する

強く言い返す、または反論する際に使われる。口論や議論の中でよく使われる。

例文

He retorted angrily when criticized.

彼は批判されると怒って言い返した。

Revert (リヴァート)

意味: 元に戻る、返答する

状況や状態が元に戻るときや、特定のトピックに関して返答する際に使われる。主にメールで「返答します」という意味で使用されることが多い。

例文

The system will revert to its original state after the update.

アップデート後、システムは元の状態に戻ります。

使い分けのポイント

「react」は一般的に何かが起こった時の感情や行動としての直接的な反応を指すのに対し、上記の単語はそれぞれ特定の文脈や状況での反応を指します。これらの単語を使い分ける際には、反応の種類や文脈に注意を払うことが重要です。

「react」の使い方として注意すべき間違った使い方

「react」の使い方に関して、以下は一般的な誤用例とそれに伴う日本語訳を示します。

間違った使い方の例①

間違った使い方

I reacted him at the station.

私は駅で彼に反応した。

正しい使い方

I met him at the station.

私は駅で彼に会った。

間違った使い方の例②

間違った使い方

Please react to my email by tomorrow.

明日までに私のメールに反応してください。

正しい使い方

Please reply to my email by tomorrow.

明日までに私のメールに返信してください。

間違った使い方の例③

間違った使い方

How do you react this problem?

この問題にどのように反応しますか?

正しい使い方

How do you address this problem?

この問題をどのように対処しますか?

「react」は主に何かの出来事、ニュース、変化などに対する感情や行動を指す時に使われます。しかし、具体的な行動や返答、対処といった文脈では、「react」の代わりにより適切な動詞を使用する必要があります。

reactを使ったスラング表現

英語の「react」に関連するスラングや現代的な使い方の中で、特にインターネット文化やソーシャルメディア上でよく見られるものは「reaction video」や「react video」といったフレーズです。

Reaction Video (or React Video)

あるビデオや音楽、ニュースなどのコンテンツを見る人の反応を録画したビデオ。YouTubeなどのプラットフォームで非常に人気があり、オリジナルのコンテンツに対するリアルタイムでの感情や考えを共有するために作成されます。

例文

I watched a reaction video to the latest movie trailer, and everyone was so shocked!

このように、スラングや現代的な使い方では「react」は、人々があるコンテンツにどのように感じるか、どのような感情を抱いているかを共有する手段として使われることが増えています。

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