英単語の意味と使い方

section(セクション)の意味と使い方を例文を使って解説

2024年6月18日

canashin

カナイ シンイチ

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日常生活からビジネスシーンまで、幅広い場面で活躍する英単語「section」。しかし、その意味の広がりと使い方の多様性を完全に理解しているでしょうか?この記事では、「section」の基本的な意味から、少し複雑な使い方まで、具体的な例文を交えながらわかりやすく解説します。英語の理解を深め、コミュニケーション能力を向上させるための貴重なヒントが満載です。日常会話からビジネス文書、学術論文まで、さまざまな文脈で「section」を適切に使いこなせるようになることで、あなたの英語表現の幅が格段に広がること間違いなしです。

sectionの意味

「section」という英単語は、物事を区切るときによく使われる言葉です。日本語でいうところの「部分」「区画」「節」といった意味になります。例えば、本の中にある一つ一つの章や節を指すときに「section」と言いますし、スーパーマーケットの中で野菜や果物が置かれているエリアを「vegetable section」(野菜コーナー)と表現することができます。

さらに、学校のクラスがいくつかのグループに分けられている場合、それぞれのグループを「section」と呼ぶこともあります。また、音楽では、楽曲の一部分や楽団内の同じ種類の楽器のグループを指して使われることもあります。

このように、「section」はさまざまな文脈で「ある全体の中の一部」という意味で広く使われています。

sectionの語源

「section」という単語は、ラテン語の「sectio」から派生した英単語です。ラテン語で「sectio」は「切ること、切断」という意味を持っています。このラテン語はさらに「secare」という動詞から来ており、「切る」という意味があります。時間が経つにつれて、これらの言葉は中世ラテン語を経てフランス語に取り入れられ、「sectionner」(切断する)という形で使われるようになりました。その後、英語に取り入れられ「section」という形で定着しました。

この語源からわかるように、「section」には本来的に「何かを切って分ける」という意味が根底にあります。それが転じて、物理的に切り分けられた部分や、比喩的に区分された部分を指す言葉として使われるようになりました。

sectionの読み方と発音

英単語「section」のカナでの読み方は「セクション」となります。発音記号では /ˈsɛkʃən/ と表されます。

発音のポイント

英単語「section」のカナでの読み方は「セクション」となります。発音記号では /ˈsɛkʃən/ と表されます。

日本人が「section」を発音する際の注意点は以下のとおりです:

  1. 最初の「s」の音:「セ」と発音する際に、日本語の「せ」よりも口を少し横に広げて、舌を歯と歯茎の間に軽く当てて、息を漏らすようにして発音します。
  2. 「e」の音:この音は日本語の「エ」よりも短く、開放的な「ɛ」(エッ)として発音します。日本語にはない音なので注意が必要です。
  3. 「ct」の音:この部分は「クショ」となりますが、「k」の音を軽くして、「ショ」の部分は英語の「sh」の音に近い発音を心がけます。日本語の「しょ」とは異なり、より唇を丸めて前に突き出すようにして発音します。
  4. アクセントの位置:「section」のアクセントは最初の音節にあります。このため、「セクション」と発音するときには、「セ」の部分を少し強調して、高く明瞭に発音します。

sectionの使い方を例文を使って解説

ここに「section」の正しい使い方を示す例文をいくつか紹介します。各例文には英語と日本語の両方を記載しています。

例文

This book has ten sections.
この本には10の節があります。

例文

Please find the information in section 4.
情報は第4節にありますので、探してください。

例文

The fruits section is next to the bakery.
果物コーナーはパン屋の隣にあります。

例文

Our class is divided into three sections.
私たちのクラスは3つのグループに分けられています。

例文

The orchestra has different sections like strings and brass.
オーケストラには、弦楽器セクションや金管楽器セクションのように異なるセクションがあります。

例文

In this report, you will find the data analysis in the last section.
このレポートでは、最後の部分にデータ分析が見つかります。

例文

The teacher asked us to read section 2 for homework.
先生は宿題として第2節を読むようにと言いました。

例文

The VIP section is reserved for special guests.
VIPセクションは特別なゲストのために予約されています。

例文

During the surgery, a small section of the tissue was removed.
手術中に、組織の小さな部分が取り除かれました。

例文

The road construction affected only one section of the highway.
道路工事は高速道路の一部分にのみ影響しました。

これらの例文を通じて、「section」という単語がどのような文脈で使われるかが理解しやすいと思います。さまざまなシチュエーションで「section」を使ってみると、より自然な英語表現を身につけることができます。

sectionと意味が似ている英単語2つ

英単語「section」に意味が似ている単語には、「segment」(セグメント)と「part」(パート)があります。これらの単語はいずれも「全体の一部」を表しますが、使用される文脈に若干の違いがあります。

1. Segment (セグメント)

例文

The market research divides the audience into different age segments.
市場調査では、観客を異なる年齢セグメントに分けています。

使い分けのポイント

「segment」は特に市場や顧客の区分、または何かを具体的に区切る場合に使われることが多いです。形や構造がより具体的に分けられる状況で使います。

意味: 全体から切り分けられた一部分、特に曲線や円、市場などでの一部。

2. Part (パート)

意味: 全体の中の一つの要素や区分。多くの場合、物理的な分割よりも概念的な分割に使われる。

例文

She played a major part in the project's success.
彼女はプロジェクトの成功において主要な役割を果たしました。

使い分けのポイント

「part」は「section」や「segment」よりも一般的で、任意の「部分」や「要素」を指すのに用いられます。特に全体との関係を強調する文脈で使用されます。

これらの単語は、それぞれ微妙に異なるニュアンスを持っているため、文脈に応じて適切に使い分けることが大切です。

「section」の使い方として注意すべき間違った使い方

「section」の使い方において間違いやすい点は、特にその用語が適切に適用されない文脈で使用される場合です。以下は、そのような間違った使い方の例とその日本語訳を示します。

間違った使い方の例①

間違った使い方

He bought a new section of shoes yesterday.

彼は昨日、靴の新しいセクションを買いました。

正しい使い方

He bought a new pair of shoes yesterday.

彼は昨日、新しい一足の靴を買いました。

この例では、「section」を「一足」という意味で使用しようとしていますが、「section」は物理的な場所やドキュメント、あるいはより大きな何かの一部を示す際に用いられるため、この文脈では不適切です。

間違った使い方の例②

間違った使い方

Can you play the piano section of this song?

この曲のピアノのセクションを弾けますか?

正しい使い方

Can you play the piano part of this song?

この曲のピアノのパートを弾けますか?

「section」は一般に物理的または明確に区分された範囲を指しますが、音楽の一部を指す場合には「part」(パート)が適切です。特に、楽器の演奏や楽曲の一節を指す際には「section」よりも「part」を使う方が自然です。

これらの例を通じて、「section」の適切な使用法と、それが不適切な場合にどのように誤解を招く可能性があるかを理解することが大切です。正しい単語を選択することで、意図した通りの意味を正確に伝えることができます。

sectionを使ったスラング表現

英単語「section」には、直接的なスラングの形が存在するわけではありませんが、異なる文脈や状況で俗語的に使われる場合があります。ただし、そのような用法は特定の地域やグループ内でのみ理解されることが多く、また時間とともに変化する可能性があるため、一般的なスラングとして広く認識されているものを指すわけではありません。

一例として、音楽業界や学校など特定のコミュニティでは、ある楽器のグループ(例えば「brass section」=金管楽器セクション)やクラス内のグループを指す際に「section」という言葉をより砕けた感じで使用することがあります。しかし、これらの用法はスラングというよりは、むしろ俗語的または隠語的なニュアンスを帯びていると解釈する方が適切かもしれません。

広く一般に認識されている「section」のスラング用法については、特にないことを理解しておくことが大切です。スラングは非常に地域性が強く、また特定のコミュニティや世代に限定されることが多いため、常に変化し、新しい意味が生まれることがあります。したがって、「section」を含むどんな単語も、使う文脈に応じて慎重に選ぶことが重要です。

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