英単語の意味と使い方

shame(シェイム)の意味と使い方を例文を使って解説

2023年5月21日

canashin

カナイ シンイチ

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「恥ずかしい」「残念だ」という意味で皆さんが日常的に使っている英単語「shame」。しかし、この単語はその単純な意味以上に、様々な表現に活用することができます。この記事では「shame」の深い意味を解説し、より自然で豊かな英語表現を身につけるための具体的な例文をご紹介します。これを読むことで、英語の理解が一段階深まり、よりスムーズなコミュニケーションが可能になるでしょう。初心者でも安心して読める内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

shameの意味

「shame」は、「恥」や「羞恥心」という意味があります。これは、自分自身の行動や状況が社会的な基準や個人的な期待に合わないときに感じる、内心の不快な感情を指します。例えば、あなたが誤って何か恥ずかしいことを公にしてしまったとき、あなたは「shame」を感じるかもしれません。これは、「私は恥を感じています」または「私は恥ずかしい」と言うことができます。

また、「shame」は、「残念なこと」や「惜しいこと」を意味する表現としても使われます。例えば、「It's a shame that the party got cancelled」は「パーティーがキャンセルになったのは残念だ」という意味になります。

さらに、「shame」は動詞としても使用することができ、この場合、「~を恥じさせる」という意味になります。例えば、「You should not shame others for their mistakes」は「他人のミスで恥じさせるべきではない」という意味になります。

shameの語源は古英語の「sceamu」または「scamu」

「Shame」の語源は、古英語の「sceamu」または「scamu」で、恥や恥ずかしさを意味します。これらの単語は、さらに古い言語、プロト・ゲルマン語の単語「*skamō」から派生したと考えられています。

この単語から派生した英語の単語や表現は以下のようにいくつかあります:

  1. Shameless:
    「恥知らずの」や「厚顔無恥な」を意味する形容詞。恥じるべき行為を何とも思わない人を指すのに使われます。
  2. Ashamed:
    「恥じている」や「恥ずかしい」を意味する形容詞。自分の行動や状況に対する否定的な感情を表現するのに使われます。
  3. Shameful:
    「恥ずべき」や「見苦しい」を意味する形容詞。恥ずかしい行動や状況を記述するのに使われます。
  4. Shamefaced:
    「恥じらいのある」や「気まずそうな」を意味する形容詞。恥ずかしさや羞恥心から顔を赤らめたり、目をそらしたりする人を指すのに使われます。
  5. "Put to shame":
    「~を恥ずかしくさせる」または「~を見劣りさせる」を意味する表現。他の人や物が比較的劣って見えるような状況を示すのに使われます。

shameの読み方と発音

「shame」のカタカナでの読み方は「シェイム」です。発音記号による表記は次のようになります: /ʃeɪm/

発音のポイント

  1. 「sh」の音:
    日本語の「シ」の音とは少し違い、舌を上歯茎に近づけて「シー」という音を出す感じです。「sh」の音は、日本語の「し」の音よりも口の中で出す息が多いです。
  2. 「a」の音:
    この音は、日本語の「エ」よりも口を大きく開けて、「エイ」というような音を出します。
  3. 「m」の音:
    「m」は鼻音であり、口を閉じて鼻から息を出す音です。

また、英語はストレス(強調)が重要なので、「shame」の場合は全体に均等な強さで発音します。

発音を練習するときは、可能であればネイティブスピーカーの発音を聞き、真似ることが役立ちます。オンラインの辞書や発音ガイドも利用可能です。

shameの使い方を例文を使って解説

「Shame」の使い方についていくつかの例を挙げてみましょう。

例文

I feel a deep sense of shame for what I've done.

私は自分がしたことに深い恥を感じています。

例文

He had no shame in admitting his mistakes.

彼は自分の間違いを認めることに何の恥も感じていませんでした。

例文

It's a shame that the event was cancelled due to the rain.

イベントが雨でキャンセルになったのは残念だ。

例文

You should never shame someone for their choices.

誰かをその選択のために恥じさせるべきではありません。

例文

She shamed him into apologizing.

彼女は彼を恥じさせて謝らせました。

例文

His behavior is a shame to the family.

彼の行動は家族にとって恥です。

例文

Don't feel shame for asking questions.

質問することを恥じる必要はありません。

例文

It's a shame you can't come to the party.

あなたがパーティーに来られないのは残念だ。

例文

She lived with the shame of her early failures.

彼女は初期の失敗の恥を抱えて生きてきました。

例文

His shameless behavior at the meeting shocked everyone.

彼の会議での恥知らずの行動には誰もが驚きました。

これらの例文は、「shame」の使い方の一部を示しています。感情を表現するため、失望を示すため、または他人を批判するために「shame」を使うことができます。

shameと意味が似ている英単語2つ

「Shame」と似た意味を持つ英単語には、「embarrassment」と「humiliation」があります。これらの単語の使い分けのポイントや例文を以下に説明します。

Embarrassment(エンバラスメント)

意味:恥ずかしさ、気まずさ

「Embarrassment」は一般的に、軽い恥ずかしさや気まずさを指します。人前でちょっとした失敗や状況が起こった時に感じる感情です。

例文

She felt embarrassment when she tripped in front of her classmates.

彼女はクラスメートの前でつまづいたときに恥ずかしさを感じました。

Humiliation(ヒュミリエーション)

意味:屈辱、恥辱

「Humiliation」は、他人によって自尊心が傷つけられるような状況や、非常に恥ずかしい状況を指します。この言葉は、自分の価値が低く見られたり、侮辱されたりすることを強調します。

例文

The team suffered a humiliating defeat in the championship game.

チームは選手権の試合で屈辱的な敗北を喫しました。

使い分けのポイント

「shame」は主に内面の感情を表すのに対し、「embarrassment」は軽い恥ずかしさや気まずさを表し、「humiliation」は他人によって自尊心が傷つけられるような状況を表すことです。状況に応じて、適切な言葉を選ぶことが大切です。

「shame」の使い方として注意すべき間違った使い方

英語を学んでいるとき、しばしば「shame」のような抽象的な単語を正しく使用するのが難しいことがあります。以下に「shame」の間違った使い方を示す例文をいくつか挙げます。

間違った使い方の例①

間違った使い方

I feel shame because I didn't understand the question.

正しい使い方

I feel embarrassed because I didn't understand the question.

質問が理解できなかったので、私は恥ずかしい気持ちになります。

この文脈では、「shame」よりも「embarrassed」(恥ずかしい)の方が自然です。「shame」は深刻な罪悪感や恥を感じる場合に使われます。

間違った使い方の例②

間違った使い方

It's shame that the concert was cancelled.

正しい使い方

It's a shame that the concert was cancelled.

コンサートがキャンセルになったのは残念だ。

「It's a shame」は固定表現で、「それは残念だ」という意味です。"a"を省略すると、文が自然な英語として聞こえなくなります。

間違った使い方の例③

間違った使い方

He was very shame after losing the game.

正しい使い方

He was very ashamed after losing the game.

彼は試合に負けた後、非常に恥じていました。

人が恥を感じている状態を表すときには、「ashamed」を使います。「shame」は名詞で、「ashamed」は形容詞です。

shameを使ったスラング表現

英語のスラングとしての「shame」の使用方法はいくつかあります。以下にその一部を示します。

"No shame"

「恥を知らない」や「恥ずかしさを感じない」などという意味で使われます。たとえば、「He has no shame」は、「彼は恥を知らない」という意味になります。

"Shame on you"

文字通りに訳すと「あなたに恥を」となりますが、これは実際には「あなたが恥を知るべきだ」という意味で、他人の行動を非難する際に使われます。例えば、他人が不適切な行動をした場合などに使います。

"A crying shame"

これは「非常に残念なこと」や「大変遺憾なこと」を意味します。例えば、「It's a crying shame that the old theater is being torn down」は、「古い劇場が取り壊されるとは非常に残念だ」という意味になります。

"You shame me"

これは「あなたが私を恥ずかしくさせる」や「あなたに比べて私は見劣りする」という意味で使われます。これは、他人の優れた行動や能力を認める際に使われることがあります。例えば、「Your generosity shames me」は、「あなたの寛大さに比べて、私は見劣りします」という意味になります。

これらの表現は、一部地域や文化で特に一般的なもので、必ずしも全ての英語話者が使うわけではないことに注意してください。また、スラングは非公式の会話や親しい人々との会話で使用するのが適切で、公式の状況やフォーマルな文書では避けるべきです。

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