英単語の意味と使い方

survive(サヴァイヴ)の意味と使い方を例文を使って解説

2023年12月28日

canashin

カナイ シンイチ

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「生き残る」を意味する英単語「survive」は、日常会話はもちろんのこと、ビジネスやアカデミックな文脈でも頻繁に使用されます。しかし、この単語が持つ豊かな表現力を十分に引き出していますか?この記事では、「survive」の正しい意味と、その使い方を具体的な例文を通じて学べます。状況に応じたニュアンスの違いを把握することで、あなたの英語表現がより精確かつ生き生きとしたものになります。さあ、一緒に「survive」の使い方をマスターして、次の英会話クラス、ビジネスミーティング、またはTOEFL・IELTSの試験対策に差をつけましょう。

surviveの意味

英単語「survive」とは、何か困難や危険な状況があっても、それを乗り越えて生き続けることを意味します。例えば、食べ物がなかなか手に入らない荒野で迷ったとしても、何とか食べ物を見つけて生き延びることや、病気になったけれども治療を受けて健康を取り戻すことも「survive」と言えます。さらに広い意味では、会社が経済的な問題を克服して事業を続けることや、文化や伝統が長い時間を経ても続いていることも指すことがあります。

surviveの語源

「survive」はラテン語由来の英単語で、ラテン語の「super」(上)と「vivere」(生きる)が組み合わさっています。直訳すると「~を越えて生きる」や「~の上に生きる」という意味になります。中世ラテン語の「supervivere」が元になっており、「survive」という形で英語に取り入れられました。

「survive」から派生した単語には、「survivor」(生存者、生き残った人)や「survival」(生存、生き残ること)などがあります。これらの単語も同じく生き延びるという意味合いを持っています。

surviveの読み方と発音

英単語「survive」のカナでの読み方は「サヴァイヴ」となります。

発音記号では [sərˈvaɪv] となります。

発音のポイント

  1. 「s」の音は、日本語の「ス」よりももっと唇を前に突き出さずに舌を歯の後ろに軽く置いて発音します。
  2. 「r」の音は、日本語にはない音です。舌を上あごに近づけつつ、振動させずに発音します。
  3. 「v」の音は、日本語には存在しない音です。この音を出すには、上の前歯を下唇に軽く触れさせながら、声を出します。日本人はこの音を「b」と混同しやすいので注意が必要です。
  4. 「ai」の部分は、「アイ」と長く伸ばすのではなく、「アイ」と短く切ります。
  5. アクセントは「vaɪv」の部分にありますので、このシラブルを少し強調して発音します。

surviveの使い方を例文を使って解説

ここに「survive」の正しい使い方を示す例文をいくつか紹介します。各例文には英語と日本語の両方を記載しています。

例文

He survived the car accident with only a few scratches.

彼は車の事故をたったの数箇所の擦り傷で生き延びました。

例文

Many plants cannot survive in the desert because it's too dry.

多くの植物は砂漠では生き延びることができません。なぜなら、あまりにも乾燥しているからです。

例文

If you get lost in the mountains, finding shelter is crucial to survive the night.

もし山で道に迷ったら、夜を生き延びるために避難場所を見つけることが重要です。

例文

To survive in the jungle, you must have knowledge of edible plants and how to find water.

ジャングルで生き延びるためには、食べられる植物の知識と水の見つけ方を知っていなければなりません。

例文

Small businesses struggle to survive in a market dominated by big corporations.

小規模なビジネスは大企業が支配する市場で生き残るために苦戦します。

例文

After the economic crisis, only the strongest companies were able to survive.

経済危機の後、最も強い会社だけが生き残ることができました。

例文

Dinosaurs did not survive the massive climate changes millions of years ago.

恐竜は何百万年も前の大規模な気候変動を生き延びることができませんでした。

例文

You need to eat and drink enough to survive a long hike.

長いハイキングを生き延びるためには、十分に食べて水分を取る必要があります。

例文

Ancient languages like Latin no longer survive in daily conversation.

ラテン語のような古代言語は、もはや日常会話で生き残っていません。

例文

To survive in the tech industry, companies must innovate constantly.

技術産業で生き残るためには、企業は絶えず革新をしなければなりません。

これらの例文は、「survive」がどのように異なる文脈で使われるかを示しています。物理的な生存、経済的な生存、あるいは比喩的な意味での生き残りなど、さまざまな状況で使われることを理解しておくと良いでしょう。

surviveと意味が似ている英単語3つ

「survive」に似た意味を持つ英単語として、「endure」(エンデュア)、 「outlast」(アウトラスト)、 「live through」(リヴ スルー)があります。これらの単語はどれも困難を乗り越えて持続するという意味合いがありますが、微妙なニュアンスの違いがあります。

Endure

「endure」は、「耐える」「堪える」という意味で、精神的または肉体的な苦痛を我慢するという強い意味合いを持ちます。

例文

She endured the pain without complaining.

彼女は文句を言わずに痛みに耐えた。

Outlast

「outlast」は、「より長く持続する」という意味で、特に比較して他よりも長く続くことを指します。

例文

This building has outlasted many earthquakes.

この建物は多くの地震に耐えてきた。

Live through

「live through」は「?を経験して生き延びる」という意味で、特に長い期間または大変な出来事を経験してもなお生き延びるという意味合いがあります。

例文

He lived through two world wars.

彼は二つの世界大戦を経験して生き延びた。

使い分けのポイント

これらの単語の使い分けのポイントは、特定の状況や感情の程度に応じて異なります。「survive」は一般的に使われ、生き延びるということを表しますが、「endure」は苦痛や困難を耐えること、「outlast」は比較的に他より長持ちすること、「live through」は大きな出来事を経験し生き延びることに特化しています。

「survive」の使い方として注意すべき間違った使い方

「survive」を使う際には、主に生命が続く、あるいは何らかの困難や危険な状況を乗り越えて存在し続けるという意味で使用されます。しかし、間違った文脈で使うと意味が通じなくなることがあります。以下にそのような間違った使い方の例を示します。

間違った使い方の例①

間違った使い方

I can't survive without my phone for a few hours.

正しい使い方

I feel very uncomfortable without my phone for a few hours.

数時間携帯電話がないととても不便を感じます。

「survive」を使うことで、文字通りには「携帯電話がなければ生命が危険にさらされる」という極端な意味になってしまいます。

間違った使い方の例②

間違った使い方

I survived my homework last night.

正しい使い方

I completed my homework last night.

昨夜、宿題を終えました。

ここで「survive」を使うと、宿題が生存の脅威になるかのような誤解を招きます。

間違った使い方の例③

間違った使い方

The cake will survive in the fridge for three days.

正しい使い方

The cake will stay fresh in the fridge for three days.

ケーキは冷蔵庫で3日間新鮮さを保ちます。

「survive」はケーキの鮮度に関して使うよりは、生物が生き残るために使用します。

これらの例では、「survive」が不自然または誇張された文脈で使われているため、より適切な表現に置き換える必要があります。日常会話や軽い状況で「survive」を使うことはありますが、それが比喩的な意味であることを理解しているリスナーに限られます。

surviveを使ったスラング表現

英単語「survive」自体に特定のスラング形式はありませんが、会話の文脈でカジュアルに使われる場合があります。例えば、とても厳しい状況や困難なイベント後に「I barely survived」という表現を使うことがあります。これは文字通りの生存ではなく、「なんとか乗り越えた」や「ぎりぎりで切り抜けた」という意味で使われます。しかし、これは一般的な会話での用法であり、厳密なスラングとは異なります。

また、「survive」を含むフレーズやイディオムがスラング的な要素を含んでいることもありますが、これは流行や地域によって変わる可能性があります。たとえば、「Survival mode」という表現は、ある状況を精一杯生き抜くという意味で使われることがあり、これはややスラング的なニュアンスを含んでいます。

スラングは文化やコミュニティによって変化しやすいため、現地の人々の会話や、最新の映画やテレビ番組、SNSなどで使われている言い回しに注意を払うと、新しいスラングに気づくことができるでしょう。

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