英単語の意味と使い方

totally(トータリー)の意味と使い方を例文を使って解説

2023年7月25日

canashin

カナイ シンイチ

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英語の単語"totally"を日常会話で使いこなせるようになりたいと思いませんか?そのような皆様にぴったりの内容がここにあります。本記事では、「totally」の基本的な意味から、適切な使い方、そしてさらにスラングとしての使用方法まで、詳しく解説します。例文も豊富に用意しているので、"totally"の使い方が身につき、英語表現の幅がぐっと広がることでしょう。英語学習をもっと楽しく、もっと深く進めたいあなたにオススメの記事です。ぜひ最後までご覧ください!

totallyの意味

「totally」は英語の形容詞で、「完全に」や「全く」という意味があります。一部分だけでなく、何かがすべてまたは全体的にある状態を示すときに使います。

例えば、「I am totally tired」(私はとても疲れています)という文では、「totally」は「とても」または「非常に」という意味になります。この場合、単に「I am tired」(私は疲れています)と言うよりも、その人が疲れている程度が強く伝わります。

もう一つの例えば、「The book is totally covered in dust」(その本は完全にほこりで覆われている)という文では、「totally」は「完全に」または「すべて」という意味になります。ここではその本が一部分だけでなく、全体的にほこりで覆われていることを表しています。

つまり、「totally」は何かが「すべて」や「全体的に」ある状態であること、または「非常に」ある状態であることを強調するときに使う単語です。

totallyの語源

「totally」は英語の副詞で、その起源はラテン語にまで遡ります。

「totally」は、「total」に「-ly」という接尾辞をつけて作られた言葉です。そして「total」は、中世フランス語の「total」またはラテン語の「totalis」から派生したもので、その両方とも「全部」という意味を持っています。

また、「totalis」は、さらにラテン語の「totus」から派生したもので、「totus」も「全部」という意味があります。

「-ly」は英語の接尾辞で、形容詞を副詞に変える役割があります。例えば、「happy」(幸せな)に「-ly」をつけて「happily」(幸せに)とするように、形容詞に「-ly」をつけると、その形容詞の特性を表す行動や状態を表現する副詞になります。

したがって、「totally」の語源は、「全体」を意味するラテン語の「totus」に、「-ly」という接尾辞をつけて形成された言葉であると言えます。

totallyの読み方と発音

「totally」のカナ表記は「トータリー」となります。

発音記号は、国際音声記号 (IPA) で表すと次のようになります: /ˈtoʊtəli/。

発音のポイント

  1. 「to」の部分は「トー」と発音します。この音は長音で、「ト」の音を少し長く保持することを意味します。
  2. 「ta」の部分は「タ」と発音しますが、「ア」の音は短いです。さらに、「t」の音は日本語の「た」とは少し異なります。「た」を言うときに舌を上歯茎に強く当てるのではなく、舌を上歯茎に軽く当てて空気を出す感じで「t」の音を出します。
  3. 「lly」の部分は「リー」と発音します。この「リー」も長音なので、「リ」の音を少し長く保持します。「l」の音は日本語の「ら、り、る、れ、ろ」のように舌を巻く必要はなく、舌の先を上歯茎に軽く当てるだけです。

totallyの使い方を例文を使って解説

「totally」は主に何かが全く、完全に、もしくは非常にその状態であることを強調するときに使います。以下に、その使い方の例を示します。

例文

I totally agree with you.

私はあなたに完全に同意します。

例文

She is totally in love with him.

彼女は彼に完全に恋をしています。

例文

The room is totally empty.

部屋は完全に空です。

例文

I'm totally confused.

私は全く混乱しています。

例文

This statement is totally true.

この発言は完全に真実です。

例文

He is totally unaware of the situation.

彼はその状況を全く認識していません。

例文

They were totally absorbed in the movie.

彼らは映画に完全に夢中でした。

例文

The lecture was totally over my head.

その講義は全く理解できませんでした。

例文

She totally forgot about the meeting.

彼女は会議のことを完全に忘れてしまいました。

例文

We are totally dependent on our parents when we are children.

私たちは子供の頃、親に完全に依存しています。

これらの例文を通して、「totally」がどのように使われるかを理解していただけると思います。何かが「完全に」または「全く」ある状態であることを強調したいときに、「totally」を使うことができます。

totallyと意味が似ている英単語3つ

「totally」に似た英単語としては「completely」(コンプリートリー)、「entirely」(エンタイアリー)、そして「absolutely」(アブソルートリー)があります。これらの単語も、「完全に」という意味を持ち、よく似た文脈で使用されます。

Completely (コンプリートリー)

「完全に」や「全く」という意味があります。全体的に、あるいはすべての面で何かがその状態であることを強調します。しかし、「completely」は物理的な完全性や抽象的な完全性の両方を表すのに対して、「totally」はより抽象的な完全性を指すことが多いです。

例文

The city was completely destroyed.

都市は完全に壊れた。

Entirely (エンタイアリー)

「完全に」や「全く」という意味があります。「Completely」や「totally」に似ていますが、「entirely」は少しフォーマルな印象があります。

例文

The situation was entirely out of our control.

状況は完全に我々のコントロールを超えていた。

Absolutely (アブソルートリー)

「絶対に」や「完全に」という意味があります。「Absolutely」はしばしば意見や感情を強調するのに使われ、また、正か負の質問に強く同意するときにも使います。

例文

I am absolutely certain.

私は絶対に確信している。

使い分けのポイント

これらの単語は意味が似ていて、使い分けるのは少し難しいかもしれませんが、注意点としては、特定の状況で一つの単語がより適している場合があります。例えば、「absolutely」は同意や確認を強調する場合に良く使われ、「entirely」はよりフォーマルな文脈で使われることが多いです。

「totally」の使い方として注意すべき間違った使い方

「Totally」は形容詞や副詞を修飾する際に使用されますが、一部の名詞や動詞とはうまく組み合わさらないことがあります。以下にいくつかの例を挙げてみましょう。

間違った使い方の例①

間違った使い方

I am totally a book.

私は完全に本です。

この例では、「totally」が名詞「a book」を修飾していますが、これは意味をなしません。人は「完全に本」にはなれません。正しくは、「I am totally a book lover.」(私は完全に本好きです。)のように、形容詞や副詞を修飾する形で使うべきです。

間違った使い方の例②

間違った使い方

She totally walks to the school.

彼女は完全に学校に歩いて行きます。

この文も誤りです。「totally」はここで「walks」(歩く)という行動を修飾していますが、通常、「完全に歩く」という表現は使いません。代わりに、「She walks to school every day.」(彼女は毎日学校に歩いて行きます。)といった表現が適切です。

これらの例から、「totally」が適切に使用されるときは、何かが全体的に、あるいは非常にその状態であることを強調する文脈であることがわかります。一部の名詞や動詞との組み合わせでは、その意味が不自然になることがありますので注意が必要です。

totallyを使ったスラング表現

「totally」はスラングとしても頻繁に使用されます。特に1980年代のアメリカ英語の中では、「totally」は口語的でカジュアルな会話の中で「全く」、「確かに」、または「絶対に」などの意味を強調するためによく使われました。

例えば、「That's totally rad!」(それは本当に素晴らしい!)や「I totally get it」(私、全然わかるよ)といった感じです。特に若者の間でよく使われ、話し言葉やインフォーマルな文章でよく見られます。

ただし、このスラング表現はあまりにも頻繁に使われると、会話がカジュアル過ぎる印象を与える可能性があるので、その点には注意が必要です。また、正式な文書やビジネスの場などでは避けるべきです。

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