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英会話や英文を書くとき、「whenever」という単語を見かけたことはありませんか?「whenever」は「~するときはいつでも」「たとえいつであっても」といった意味を持ち、日常会話やビジネスシーンでもよく使われる便利な表現です。しかし、「when」との違いや、間違いやすい使い方があり、正しく使いこなすにはコツが必要です。
この記事では、「whenever」の意味や使い方をわかりやすく解説し、例文を使って実際の英会話での活用方法を紹介します。さらに、「whenever」に似た表現との違いも詳しく説明するので、ニュアンスをしっかり理解できるようになります。この記事を読むことで、英語の表現力がアップし、スムーズに「whenever」を使いこなせるようになります!
目次
- 1 wheneverの意味
- 2 wheneverの語源
- 3 wheneverの読み方と発音
- 4 wheneverの使い方を例文を使って解説
- 5 wheneverと意味が似ている英単語5つ
- 6 「whenever」の使い方として注意すべき間違った使い方
- 6.1 1. 「whenever」と「when」の混同
- 6.2 2. 「whenever」を「every time」の代わりに誤って使う
- 6.3 3. 「whenever」を「anytime」の代わりに誤って使う
- 6.4 4. 「whenever」を「no matter when」の代わりに誤って使う
- 6.5 5. 「whenever」を「at any time」の代わりに誤って使う
- 6.6 6. 「whenever」を未来の出来事に対して誤用する
- 6.7 7. 「whenever」を「as soon as(~するとすぐに)」の代わりに誤って使う
- 6.8 8. 「whenever」を質問文で誤用する
- 6.9 まとめ
- 7 wheneverを使ったスラング表現
wheneverの意味
「whenever(ウェネヴァー)」は、「~するときはいつでも」「~するたびに」「いつ~しても」という意味を持つ英単語です。
「whenever」の主な使い方
「whenever」は以下の2つの使い方があります。
「~するときはいつでも」という意味で使う
ある出来事が起こるたびに、それに関連したことも起こることを表します。
「いつ~しても(たとえいつであっても)」という意味で使う
具体的な時を決めずに、「いつでも好きなときに」というニュアンスを持ちます。
wheneverの語源
「whenever(ウェネヴァー)」は、英語の 疑問詞 "when"(いつ) と 接尾辞 "-ever"(~であろうとも) が組み合わさってできた単語です。
1. 語源の分解
when(古英語 "hwanne" から派生)
- 意味:「いつ」
- 古英語の "hwanne" は、ゲルマン祖語の "hwan" に由来し、「時間や時点」を尋ねる疑問詞として使われていました。
-ever(古英語 "-afre" から派生)
- 意味:「~であろうとも」「どんな~でも」
- この "-ever" は強調や不定性を加える役割を持ちます。
2. 「whenever」の成立
"whenever" は 中英語(12世紀~15世紀) の頃に使われ始め、"when" に "-ever" をつけることで 「いつであろうとも」「~するときはいつでも」 という意味を持つようになりました。
wheneverの読み方と発音
カナ読み: ウェネヴァー
発音記号: /wɛnˈɛvɚ/ (アメリカ英語) / /wɛnˈɛvə/ (イギリス英語)
発音のポイント
- 「wh」の発音(/w/)
「whenever」の 「wh」 は /w/ の音ですが、日本語の「ウ」に近い音で発音されます。
注意点: 「フ」と発音しないようにしましょう(×フエネヴァー → ◎ウェネヴァー)。 - 「e」の発音(/ɛ/)
「whenever」の「e」は /ɛ/(エ)の音で、日本語の「エ」より少し口を開けて発音します。
注意点: 「エ」ではなく「ア」に近くならないようにしましょう(×ワナヴァー → ◎ウェネヴァー)。 - 「v」の発音(/v/)
「v」は 上の前歯を下唇に軽く当てて 発音します。
注意点: 「ヴァー」の部分が「バ」にならないように意識しましょう(×ウェネバー → ◎ウェネヴァー)。 - 「r」の発音(/ɚ/ または /ə/)(アメリカ英語の "ɚ" / イギリス英語の "ə")
アメリカ英語: /wɛnˈɛvɚ/ → 最後の「-er」の部分は「アー」ではなく、「口を軽く丸めた弱い"ァー"」の音。
イギリス英語: /wɛnˈɛvə/ → 「-er」の部分は弱く「ア」と発音。
注意点: 「ヴァー」を強く伸ばさないこと(×ウェネヴァーー → ◎ウェネヴァ)。
wheneverの使い方を例文を使って解説
「whenever(ウェネヴァー)」は 「~するときはいつでも」 や 「いつ~しても」 の意味で使われる単語です。特定の時間を決めず、「どんなときでも」「どのタイミングでも」というニュアンスがあります。
1. 「~するときはいつでも」の意味で使う
この使い方では、「ある行動や出来事が起こるたびに、別のことが起こる」という意味になります。
例文
I feel happy whenever I see my friends.
私は友達に会うときはいつでも幸せな気持ちになります。
例文
She smiles whenever she talks about her dog.
彼女は犬の話をするときはいつでも微笑みます。
例文
You can take a break whenever you get tired.
疲れたときはいつでも休んでいいですよ。
例文
He calls his parents whenever he has free time.
彼は時間があるときはいつでも両親に電話をします。
例文
I listen to music whenever I feel stressed.
ストレスを感じるときはいつでも音楽を聴きます。
2. 「いつ~しても(たとえいつであっても)」の意味で使う
この使い方では、「特定の時間ではなく、どんなときでも同じ結果になる」という意味になります。
例文
You can visit me whenever you want.
好きなときにいつでも訪ねてきていいよ。
例文
Whenever I go to the park, I see people jogging.
私が公園に行くときはいつでも、ジョギングしている人を見かけます。
例文
We can meet whenever it is convenient for you.
あなたにとって都合の良いときはいつでも会えますよ。
例文
Whenever it rains, I take an umbrella.
雨が降るときはいつでも傘を持っていきます。
例文
Whenever she travels, she buys souvenirs for her family.
彼女は旅行するときはいつでも家族のためにお土産を買います。
まとめ
- whenever は「~するときはいつでも」「いつ~しても」の意味で使われる。
- 「ある出来事が起こるたびに別のことが起こる」場合に使う。
- 「いつでもOK」という柔軟な意味でも使える。
英会話でよく使われる表現なので、例文を参考にしながら使い方を覚えましょう!
wheneverと意味が似ている英単語5つ
「whenever(ウェネヴァー)」と似た意味を持つ英単語には、以下のような単語があります。それぞれの意味の違いや使い分けを解説します。
1. when(ウェン)
意味:「~するとき」「~のとき」
- 特定の時を指す場合に使う
- 「whenever」は 「どんな時でも」 というニュアンスを持つが、「when」は特定の時だけを指す。
例文
Call me when you arrive.
あなたが着いたときに電話してください。
(※着いたタイミングという特定の時を指す)
例文
I was happy when I saw my old friend.
私は昔の友達に会ったとき、幸せでした。
「whenever」にすると?
例文
Call me whenever you arrive.
着いたときはいつでも電話してください。
→ 「いつでもOK」というニュアンスになる。
2. anytime(エニタイム)
意味:「いつでも」
- 「whenever」と似ているが、よりカジュアルな表現。
- いつでも自由にできることに使われることが多い。
- 「whenever」は文中で副詞節として使われるが、「anytime」は単独で副詞としても使える。
例文
You can visit me anytime.
いつでも私を訪ねてきていいよ。
例文
Call me anytime if you need help.
助けが必要なら、いつでも電話してください。
「whenever」にすると?
例文
You can visit me whenever you want.
あなたが行きたいときはいつでも訪ねてきていいよ。
→ 「whenever」の方がややフォーマルな印象になる。
3. no matter when(ノウ マター ウェン)
意味:「いつであろうと」「たとえいつであっても」
- 強調して「いつであっても関係ない」という意味を持つ。
- 「whenever」と似ているが、より強調したいときに使う。
例文
No matter when you call, I will answer.
たとえいつ電話しても、私は出ます。
例文
No matter when we meet, I’m always happy to see you.
たとえいつ会っても、私はあなたに会えて嬉しいです。
「whenever」にすると?
例文
Whenever you call, I will answer.
電話するときはいつでも私は出ます。
→ 「no matter when」の方が、「時間は関係なく絶対に出る」という強調が強い。
4. at any time(アット エニ タイム)
意味:「どんな時でも」「いつでも」
- 「anytime」と意味はほぼ同じだが、ややフォーマルな表現。
- 公式な文書やビジネス英語で使われやすい。
例文
You can contact me at any time.
どんな時でも私に連絡していいですよ。
例文
This service is available at any time.
このサービスはいつでも利用できます。
「whenever」にすると?
例文
You can contact me whenever you need.
必要なときはいつでも連絡していいですよ。
→ 「whenever」はより会話的な印象。
5. every time(エヴリ タイム)
意味:「~するたびに」
- 「whenever」と似ているが、「毎回決まったことが起こる」という意味が強い。
例文
Every time I eat spicy food, my stomach hurts.
私は辛いものを食べるたびに、お腹が痛くなります。
例文
He gets nervous every time he speaks in public.
彼は人前で話すたびに緊張します。
「whenever」にすると?
例文
Whenever I eat spicy food, my stomach hurts.
辛いものを食べるときはいつでもお腹が痛くなります。
→ 「every time」の方が「毎回決まって起こること」という意味が強い。
「whenever」の使い方として注意すべき間違った使い方
「whenever(ウェネヴァー)」は「~するときはいつでも」「たとえいつであっても」という意味で使われますが、誤用しやすいポイントがいくつかあります。ここでは、よくあると正しい使い方を例文とともにします。
1. 「whenever」と「when」の混同
間違った使い方
Whenever I was a child, I played outside a lot.
私が子供だったときはいつでも、外でたくさん遊んでいました。
正しい使い方
When I was a child, I played outside a lot.
私が子供のとき、外でたくさん遊んでいました。
- whenever は「いつでも(何度でも)」を意味するため、「子供だったとき」という特定の過去の時点には使えません。
- when は「~のとき」と特定の時間を指すので、ここでは「when」が正しい。
2. 「whenever」を「every time」の代わりに誤って使う
間違った使い方
Whenever I wake up, I brush my teeth.
私は目を覚ますときはいつでも、歯を磨きます。
正しい使い方
Every time I wake up, I brush my teeth.
私は目を覚ますたびに、歯を磨きます。
whenever は「どんなときでも(不特定の時)」という意味ですが、この文では「毎回決まって起こること」を言いたいので、every time が適切。
3. 「whenever」を「anytime」の代わりに誤って使う
間違った使い方
You can come whenever.
あなたはいつでも来ていいですよ。
正しい使い方
You can come anytime.
あなたはいつでも来ていいですよ。
- whenever は通常、文の中で副詞節として使われる(後に主語+動詞が続く) ため、単独では使えません。
- anytime は「いつでも」という意味の副詞として単独で使えます。
4. 「whenever」を「no matter when」の代わりに誤って使う
間違った使い方
Whenever you call me, I will answer.
たとえいつ電話しても、私は出ます。
正しい使い方
No matter when you call me, I will answer.
たとえいつ電話しても、私は出ます。
- whenever は「いつでも(自由に)」の意味なので、「たとえどんな時間でも必ず電話に出る」というニュアンスにはならない。
- 「たとえ~であっても」と言いたい場合は no matter when を使うのが正しい。
5. 「whenever」を「at any time」の代わりに誤って使う
間違った使い方
This service is available whenever.
このサービスはいつでも利用できます。
正しい使い方
This service is available at any time.
このサービスはいつでも利用できます。
- whenever は「~するときはいつでも」という副詞節として使われることが多いので、単独で使うのは不自然。
- at any time は「どんな時でも利用可能」という意味で適切。
6. 「whenever」を未来の出来事に対して誤用する
間違った使い方
I will tell you the news whenever he will arrive.
彼が到着するときはいつでも、私はあなたにニュースを伝えます。
正しい使い方
I will tell you the news whenever he arrives.
彼が到着するときはいつでも、私はあなたにニュースを伝えます。
- 英語では「whenever」の節内に未来形(will)を使わない。
- 未来の出来事でも現在形を使うのが正しい。
7. 「whenever」を「as soon as(~するとすぐに)」の代わりに誤って使う
間違った使い方
Whenever I get home, I will call you.
私が帰宅するときはいつでも、あなたに電話します。
正しい使い方
As soon as I get home, I will call you.
私が帰宅したらすぐに、あなたに電話します。
- whenever は「~するときはいつでも」という意味で、「~したらすぐに」の意味にはならない。
- 「~したらすぐに」は as soon as を使うのが適切。
8. 「whenever」を質問文で誤用する
間違った使い方
Whenever will you finish your work?
あなたはいつ仕事を終えますか?
正しい使い方
When will you finish your work?
あなたはいつ仕事を終えますか?
- whenever は疑問詞としての「when」とは異なり、疑問文には使えない。
- 質問する場合は "when" を使う。
まとめ
- 「whenever」は特定の時ではなく、「いつでも」「どんなときでも」という意味で使う。
- 「when」「anytime」「every time」「no matter when」「at any time」などと混同しないように注意。
- 未来のことでも「whenever」の節内では現在形を使う。
これらのポイントに気をつければ、「whenever」を正しく使いこなせるようになります!
wheneverを使ったスラング表現
英単語 「whenever」 にはカジュアルなスラング的用法があり、日常会話やインターネット上のやりとりで使われることがあります。特に、投げやりな態度や無関心を表す表現として使われることが多いです。
1. 「whenever」=「どうでもいい」「好きにして」
「whenever」はスラングとして、「いつでもいいよ」「どうでもいい」「好きにしなよ」 という意味で使われることがあります。
例文
A: When should we meet? (いつ会う?)
B: Whenever. (いつでもいいよ。)
→ 無関心な感じを出すと、「別にどっちでもいいけど」的な意味になる。
例文
A: When should we meet? (いつ会う?)
B: Whenever. (いつでもいいよ。)
→ 無関心な感じを出すと、「別にどっちでもいいけど」的な意味になる。
2. 「whenever」=「そんなのどうでもいいよ」「知らんけど」
やや冷たい、もしくはイライラした感じで「whenever」を使うと、「どうでもいいよ」「勝手にすれば?」 のような意味になります。
例文
A: You promised to help me, but you didn’t. (手伝うって言ったのに、しなかったよね。)
B: Whatever, whenever. (知らんし、いつの話?)
→ 「そんなこと気にしてないし、どうでもいい」みたいなニュアンス。
例文
A: You always say you'll be on time, but you're always late! (時間通りに来るって言うけど、いつも遅れるじゃん!)
B: Whenever. (はいはい、どうでもいいよ。)
→ 相手の言い分を流す感じ。
3. 「whenever」=「適当に」「まあいつでも」
「whenever」を適当に使うことで、ざっくりした態度や適当な返事を示すこともできます。
例文
A: What time should we start the meeting? (何時にミーティング始める?)
B: Whenever, no rush. (適当でいいよ、急がないし。)
→ 「いつでもいいよ、気にしない」的なラフな感じ。
例文
A: Should we go to the gym at 7 or 8? (ジム、7時と8時どっち行く?)
B: Whenever works for you. (君の都合のいい時間でいいよ。)
→ 相手に任せる柔らかい表現。