英単語の意味と使い方

which(ウィッチ)の意味と使い方を例文を使って解説

2023年5月30日

canashin

カナイ シンイチ

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英語初心者必見! "which" の正しい使い方と意味を身につけて、自然な英語表現を手に入れましょう。"which"は、特定の範囲から何かを選ぶ際に使う疑問詞で、日常会話やビジネス英語で頻繁に出てきます。しかし、「which」と「what」の使い分けが難しいと感じている方も多いのではないでしょうか?本記事を読むことで、"which"の使い方の基本を理解し、自信をもって使いこなせるようになること間違いなしです。日本語訳付きの例文を多数取り上げ、初心者でも分かりやすい解説で「which」の使い方をマスターしましょう!

whichの意味

「Which」は英語の疑問詞で、主に選択肢から何かを選ぶときや、特定の範囲内のものについて尋ねるときに使用します。直訳すると、「どれ」や「どの」などになります。

以下に具体的な例をいくつか挙げてみましょう。

例文

Which color do you like?

どの色が好きですか?

ここでは、色の中から好きなものを選ぶときに「which」を使っています。

例文

Which book is yours?

どの本があなたのですか?

この場合、複数の本の中から自分の本を特定するために「which」を使用しています。

例文

Which way should I go?

どちらの道を進めばいいですか?

この疑問文では、「which」は選択肢として提示された方向から一つを選ぶために使われます。

なので、初心者の方にとっては、「which」は「複数あるものから一つを指すときに使う言葉」と覚えていただくと良いかと思います。

whichの語源

「Which」は非常に古い英語の単語で、中英語の "which" や古英語の "hwilc" から派生しています。その起源はさらに古く、インド・ヨーロッパ語族にまで遡ります。古英語の "hwilc" は、「who」を意味する "hwa" と「like」を意味する "lic" から派生したとされています。したがって、その最初の意味は「who-like」、つまり「どのような」と解釈できます。

この語は、時間の経過とともに選択を示す疑問詞としての使い方が一般化し、現代英語の「which」が形成されました。これは、選択肢から特定のものを指定するために使われる一般的な単語となっています。

whichの読み方と発音

英単語 "which" の日本語のカタカナでの読み方は「ウィッチ」になります。

発音記号(国際音声記号)では、/wɪtʃ/と表記します。この記号の読み方は以下の通りです:

  • /w/:「ウ」の音に似た発音
  • /ɪ/:「イ」の音に近いが、短く・中央を少し開いた音(「イ」よりも口をあまり開けない)
  • /tʃ/:「チ」の音に似た発音

この発音記号に基づいて発音すると、「ウィッチ」となります。

発音のポイント

「which」の発音を学ぶ際の日本人が注意すべきポイントは主に次の3つです。

  1. /w/ の音:
    日本語には/w/の音がないため、この発音を習得するのは少し難しいかもしれません。口をほんの少しだけ開き、唇を丸めて "ウ" のような音を出すことを心掛けてください。
  2. /ɪ/ の音:
    これは、日本語の「イ」の音と似ていますが、もう少し口を閉じた音です。イギリス英語とアメリカ英語で若干の違いがありますが、一般的には「イ」の音を短く発音するように思ってみてください。
  3. /tʃ/ の音:
    これは、「チ」の音に似ています。ただし、日本語の「チ」よりも舌の位置が少し後ろで、また声帯の振動を伴わない無声音なので注意が必要です。舌の先を上歯茎に近づけ、息を押し出すようにして発音します。

また、"which" の発音は、口の中の動きが大きいので、発音時に口をしっかりと開けることを意識すると良いです。

whichの使い方を例文を使って解説

ここに「which」の正しい使い方を示す例文をいくつか紹介します。各例文には英語と日本語の両方を記載しています。

例文

Which book do you want to read?

どの本を読みたいですか?

例文

I don't know which one to choose.

どれを選べばいいのか分からない。

例文

Which color do you prefer, red or blue?

赤と青、どちらの色が好きですか?

例文

Which is your favorite movie?

あなたのお気に入りの映画はどれですか?

例文

Ask her which way we should go.

どちらの道を行けばいいのか彼女に尋ねてみてください。

例文

I wonder which team will win the game.

どちらのチームが試合に勝つのだろうか。

例文

Do you remember which song we danced to at the party?

パーティーで踊ったのはどの曲だったか覚えていますか?

例文

Which restaurant did we decide to go to for dinner?

夕食に行くことに決めたのはどのレストランでしたか?

例文

Which bag is lighter?

どちらのバッグが軽いですか?

例文

She can't decide which dress to wear.

彼女はどのドレスを着るべきか決められない。

「which」は、特定の範囲から一つまたはいくつかを選ぶ時に使います。その範囲は前文、文脈、または会話から推定されるものです。この単語は、具体的な選択肢を特定または比較するためによく使われます。

whichと意味が似ている英単語2つ

「which」と似た意味を持つ英単語には "what(ワット)" と "that(ザット)" があります。以下にそれぞれの単語の説明、使い分けのポイント、そして例文を提示します。

what(ワット)

意味:何

「what」は「which」より範囲が広いという特徴があります。「which」は選択肢があるときや範囲が限定されている場合に使いますが、「what」は無制限の選択肢や全ての可能性から選ぶときに使用します。

例文

What is your name?

あなたの名前は何ですか?

that(ザット)

意味:それ、あれ

「that」は特定のものを指し示すときに使われます。「which」は選択肢の中から特定のものを選び出すときに使用しますが、「that」はすでに特定のものが存在し、それを指し示すときに使用します。

例文

I want that book.

あの本が欲しい。

使い分けのポイント

「which」、「what」、そして「that」は似たような意味を持つ単語ですが、使い方には微妙な違いがあります。それぞれの単語を使う適切な状況を理解することが重要です。

「which」の使い方として注意すべき間違った使い方

英語初学者の間でよく見られる「which」の間違った使い方の一つは、範囲や選択肢が特定されていない状況での使用です。以下に具体的な例を示します。

間違った使い方の例①

間違った使い方

Which is your hobby?

正しい使い方

What is your hobby?

あなたの趣味は何ですか?

この文では、「which」を使うには選択肢が具体的に示されていません。よって正しい使い方ではありません。

間違った使い方の例②

間違った使い方

Which is your favorite food?

正しい使い方

What is your favorite food?

あなたの好きな食べ物は何ですか?

この文も、「which」を使うための具体的な選択肢が示されていません。

「which」は、選択肢が限定されているとき、または文脈から明確な選択肢が推測できるときに使われます。全ての可能性から選ぶときは、「what」を使うべきです。

whichを使ったスラング表現

「Which」自体がスラングとして使われることはあまりありません。一般的に「which」は、疑問詞や関係代名詞として正式な文脈で使用されます。

ただし、一部の方言や非公式の会話では、「which」は "wich" と短縮されることがあります。例えば、インターネットスラングでは、「sandwich」は時々 "sammich" と表現され、ここで "wich" が短縮されています。これは主に口語的な会話やインフォーマルな文脈で見られ、正式な英語では通常は使用されません。

それ以外では、「which」のスラング的な使用法は一般的には存在しないと言えます。

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