英単語の意味と使い方

would(ウッド)の意味と使い方を例文を使って解説

2023年5月12日

canashin

カナイ シンイチ

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英語初級者にとって、助動詞「would」の意味と使い方を正しく理解することは非常に重要です。この記事では、「would」の意味や使い方を例文を交えてわかりやすく解説し、日常会話でよく使われる表現を身につけることができます。英語学習者なら誰でも役立つ情報が盛り込まれているので、ぜひ読んでみてください。

wouldの意味

「would」は、英語の助動詞の1つで、主に3つの用途があります。

  1. 過去の習慣: 「would」は、過去に繰り返し行われた習慣や行動を表すことができます。例: "When I was a child, I would play soccer every day."(子供の頃、毎日サッカーをしていました。)
  2. 仮定法: 「would」は、仮定法の一部として使用され、未来の可能性や条件に基づいた出来事を表します。例: "If I had more time, I would travel the world."(もっと時間があれば、世界中を旅行したいです。)
  3. 丁寧な表現: 「would」は、丁寧なお願いや提案を表すときに使われます。例: "Would you like a cup of tea?"(お茶はいかがですか?)

wouldの語源は古い英語の単語「willan」

「would」の語源は、古い英語の単語「willan」に遡ります。これは「意志」や「意図」を意味する動詞でした。古英語の時代には、この動詞は「wolde」という過去形を持っていました。

現代英語では、wouldは主にwillの過去形として使われます。willは、未来の出来事や意図、または確信を表す助動詞です。例えば、"I will go to the store"(私は店に行くつもりです)という文では、未来の出来事を表しています。過去形のwouldは、過去の習慣、仮定法、丁寧な表現などで使われます。

つまり、「would」は、古英語の動詞「willan」から派生し、その過去形である「wolde」が現代英語の「would」に進化しました。

wouldの読み方と発音

英単語「would」のカナでの読み方は、「ウッド」となります。

発音記号では、/wʊd/ と表記されます。/w/ は「ウ」の音、/ʊ/ は短い「ウ」の音、そして /d/ は「ド」の音をそれぞれ表しています。したがって、発音は「ウッド」となります。

「would」を発音する際に注意すべきポイントは以下の通りです。

発音のポイント

  1. /w/ の音:
    英語の /w/ は、唇が丸くなるような音です。日本語にはこの音がないため、注意して発音してください。/w/ を発音する際は、まず唇を丸くし、そのまま声を出しながら唇を広げていきます。
  2. /ʊ/ の音:
    /ʊ/ は、短くて丸い「ウ」の音です。日本語の「ウ」とは少し異なり、舌を中央寄りに持ってきて、口の中で空間を作ります。発音の際は、短くて丸い音になるよう意識してください。
  3. /d/ の音:
    英語の /d/ は、日本語の「ド」に似ていますが、舌先を上歯茎に触れるようにして発音します。舌の位置に注意しながら、はっきりとした /d/ の音を出すようにしてください。

練習を重ねることで、正しい発音が身につきます。英語の「would」を自然に発音できるようになるためには、ネイティブスピーカーの発音を聞いて模倣し、繰り返し練習することが大切です。

wouldの使い方を例文を使って解説

ここに「would」の正しい使い方を示す例文をいくつか紹介します。

過去の習慣

例文

We would go fishing every weekend when I was a child.

子供の頃、毎週末に釣りに行っていました。

仮定法(条件節)

例文

If I won the lottery, I would buy a new house.

宝くじに当たったら、新しい家を買います。

丁寧な表現(お願い)

例文

Would you help me carry these boxes?

この箱を運ぶのを手伝ってもらえますか?

丁寧な表現(提案)

例文

Would you like to join us for dinner?

一緒に夕食を食べませんか?

過去の能力

例文

When she was younger, she would play the piano for hours.

彼女が若かった頃、何時間もピアノを弾いていました。

仮定法(過去の事実に反する)

例文

If I had known about the party, I would have attended.

パーティーのことを知っていたら、参加していたのに。

過去の意志

例文

He said he would call me later.

彼は後で電話すると言っていました。

仮定法(助言)

例文

If I were you, I would study harder.

私があなたなら、もっと勉強します。

過去の予測

例文

She thought it would rain, so she brought an umbrella.

彼女は雨が降ると思っていたので、傘を持ってきました。

丁寧な表現(許可)

例文

Would it be okay if I borrowed your pen?

ペンを借りてもいいですか?

これらの例文を参考に、「would」の使い方を理解し、練習してみてください。

wouldと意味が似ている英単語2つ

「would」に似た英単語として、「could (クッド)」と「should」があります。以下に、それぞれの意味、使い分けのポイント、そして例文をご紹介します。

Could (クッド)

「could」は、過去の能力や許可、また仮定法での可能性を表す助動詞です。 「would」と比べて、「could」は過去の能力や許可、可能性に焦点を当てた表現に使われます。

例文

She could speak three languages when she was only ten.

彼女は10歳の時に既に3つの言語を話せました。

例文

Could I have a glass of water, please?

お水をいただけますか?

Should (シュッド)

意味: 「should」は、助言や推奨、期待される行動を表す助動詞です。 「would」と比べて、「should」はアドバイスや推奨、義務感を伝える表現に使われます。

例文

You should eat more vegetables for a healthy diet.

健康的な食事のためにもっと野菜を食べるべきです。

例文

She should arrive at the airport by 5 PM.

彼女は5時までに空港に到着するはずです。

使い分けのポイント

「would」は過去の習慣、仮定法、丁寧な表現に使われ、「could」は過去の能力や許可、可能性を表し、「should」は助言や推奨、期待される行動を表す際に使われます。それぞれのニュアンスを理解し、適切な状況で使い分けることが大切です。

「would」の使い方として注意すべき間違った使い方

「would」の使い方として注意すべき間違った使い方を以下に示します。

一般的な過去の出来事を表す際には使わない

間違った使い方

I would went to the store yesterday.

正しい使い方

I went to the store yesterday.

昨日、お店に行きました。

「would」は過去形の助動詞ですが、一般的な過去の出来事を表す際には使いません。「went」のような過去形の動詞を使ってください。

 許可を求める際には、「could」や「may」を使う

間違った使い方

Would I can borrow your book?

正しい使い方

Could I borrow your book?

あなたの本を借りてもいいですか?

許可を求める際には、「could」や「may」を使うのが適切です。「would」は丁寧な表現ではありますが、この文脈では適切ではありません。

条件節では、現在形(have)を使い、結果節では未来形(will)を使う

間違った使い方

If I will have time, I would go to the party.

正しい使い方

If I have time, I will go to the party.

時間があれば、パーティーに行きます。

条件節では、現在形(have)を使い、結果節では未来形(will)を使うのが適切です。「would」は仮定法で使われることが多いですが、この例では適切ではありません。

これらの例から、「would」の使い方に注意し、適切な状況で使用することが大切です。間違った使い方を避けるために、正しい文法ルールを学び、練習してみてください。

wouldを使ったスラング表現

「would」に対して、スラングとして使われる表現はあまりありません。ただし、口語表現として、以下のようなニュアンスを持つ表現があります。

"I'd"(アイド)

「I'd」とは、「I would」の短縮形で、条件節や仮定法、丁寧な表現などで使われることがあります。口語表現では、よく使われます。

例えば、I'd love to go to the party tonight.」は、「今晩のパーティーに行きたいです。」という意味になります。

"Woulda"(ウーダ)

「Woulda」とは、「would have」という過去形を省略した口語表現で、過去の仮定法や結果節で使われます。この表現は、音声認識ソフトウェアなどでよく誤検出されるため、書き言葉としては適切ではありません。

例えば、「If I had known, I woulda gone to the party.」は、「もし知っていたら、パーティーに行っていたのに。」という意味になります。

これらの口語表現を使う際には、場面や相手に合わせて使用するようにしましょう。また、書き言葉としては適切ではないため、注意が必要です。

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