英単語の意味と使い方

allow(アラウ)の意味と使い方を例文を使って解説

2023年8月10日

canashin

カナイ シンイチ

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英語で「許可する」を意味する「allow」は、ビジネスから日常会話まで幅広く使われる便利な単語です。しかし、この単語の正しい使い方やニュアンスを理解するのは少し難しいこともあるかもしれません。この記事を読むことで、「allow」の使い方の基本を押さえ、英語の表現力を更に豊かにする手助けとなるでしょう。初心者から中級者まで、自信を持って「allow」を使いこなしたい方は、ぜひお読みください。

allowの意味

英単語「allow」の意味は、誰かが何かをするのを許可する、あるいは可能にするということです。初心者にとっても理解しやすいように、日常的な例をいくつか挙げますね。

許可する

例えば、親が子供にテレビを見るのを「許可する」場合、「allow」を使います。

例文

My mom allows me to watch TV after I finish my homework.

宿題を終えたらテレビを見るのを母が許してくれる。

例文

My dad allows me to go to the park.

私のお父さんは公園に行くのを許してくれる。

可能にする

何かが他のことを可能にする、つまりそれを「許す」場合も「allow」を使います。

例文

This tool allows you to open bottles easily.

この道具は簡単に瓶を開けることを許してくれる。

この単語は、他の人や物がある行動をするのを許す、あるいはそれを可能にする際に使います。初心者がこの単語を理解するのに役立つ簡単なフレーズを覚えるといいでしょう。

allowの語源

「allow」の語源は、ラテン語、古フランス語、中英語を通じて遡ることができます。

  1. ラテン語: 「allow」のルーツはラテン語の「allaudare」または「adlaudare」で、これらの言葉は「称賛する」を意味します。
  2. 古フランス語: ラテン語から派生した古フランス語の「alouer」は、「承認する」または「称賛する」の意味で、この言葉が中英語へと移りました。
  3. 中英語: 中英語の「allowen」も同様に「称賛する」または「承認する」を意味し、この単語が現代英語の「allow」へと変化しています。

この言葉が時代とともに変化し、「許可する」や「認める」といった意味に広がったことが興味深い点です。このような変化は、言葉が文化と社会の中でどのように進化するかを示す一例でもあります。

allowの読み方と発音

英単語「allow」のカナでの読み方は「アラウ」となります。発音記号では /əˈlaʊ/ と表記されます。

発音のポイント

  1. 初めの音:
    英語の /ə/ は中央母音で、日本語には存在しない音です。口を中立的に開けて、舌を真ん中の位置にして発音します。日本人にとっては、この音は「ア」に近いです。
  2. lの発音:
    英語の「l」は、舌の先を上あごに近づけることで作ります。日本語の「ラ」行とは異なりますので、舌の位置に注意が必要です。
  3. 最後のウ音:
    「ウ」の音は、口を丸くして発音します。日本語の「ウ」に似ていますが、唇の形が少し異なる場合があるので、注意して発音しましょう。

allowの使い方を例文を使って解説

ここに「allow」の正しい使い方を示す例文をいくつか紹介します。各例文には英語と日本語の両方を記載しています。

例文

My parents allow me to stay up late on weekends.

週末には両親が遅くまで起きているのを許してくれる。

例文

The law does not allow you to drive without a license.

法律は運転免許なしでの運転を許していません。

例文

This ticket allows you to enter the museum for free.

このチケットは無料で美術館に入ることを許してくれる。

例文

The company allows employees to work from home on Fridays.

会社は金曜日に従業員が在宅勤務するのを許しています。

例文

The teacher allows us to use a dictionary during the test.

先生はテスト中に辞書を使うのを許してくれる。

例文

I'm sorry, but we don't allow pets in this hotel.

申し訳ありませんが、このホテルではペットを許可していません。

例文

The new software allows you to edit videos easily.

新しいソフトウェアは簡単に動画を編集することを許してくれる。

例文

Allow me to help you with those bags.

その荷物、お手伝いさせてください。

例文

This budget allows us to go on a nice vacation.

この予算では素敵な休暇を楽しむことが許されています。

例文

The library allows you to borrow up to five books at a time.

図書館では一度に最大5冊の本を借りることが許されています。

これらの例文は、日常生活や学校、職場などで「allow」がどのように使われるかを示しています。

allowと意味が似ている英単語5つ

「allow」に似た意味を持ついくつかの英単語を以下に挙げ、それぞれの使い分けのポイントも解説します。

Permit(パーミット)

意味;許可する、承認する

「permit」は「allow」よりも公式な文脈や法律的な状況でよく使われます。

例文

They do not permit smoking in this building.

この建物では喫煙が許可されていません。

Authorize(オーソライズ)

意味;承認する、権限を与える

「authorize」は特定の権限や権利を与える場合に使用されることが多いです。

例文

The boss authorized her to make decisions on the project.

上司は彼女にプロジェクトの決定をする権限を与えた。

Enable(エネイブル)

意味;可能にする

「enable」は「allow」よりも物事を可能にする、能力を与えるという意味合いが強いです。

例文

The scholarship enabled him to study abroad.

奨学金が彼に留学するチャンスを与えた。

Let(レット)

意味;許す、させる

「let」は「allow」よりも日常的でカジュアルな表現で、同じ意味を持ちます。

例文

Can you let me borrow your pen?

ペンを貸してくれますか?

Consent(コンセント)

意味;同意する

「consent」は同意や承諾を強調し、主に合意を表す際に使用されます。

例文

She consented to the terms of the agreement.

彼女は合意書の条件に同意した。

使い分けのポイント

これらの単語は「allow」と同様に許可や承認を表すことができますが、文脈やニュアンスによって使い分ける必要があります。文体の正式さ、具体的な意味、相手との関係などが、どの単語を選ぶべきかを決める要因となるでしょう。

「allow」の使い方として注意すべき間違った使い方

以下は、「allow」の使い方でよく見られる誤用の例と、その日本語訳です。

間違った使い方の例①

間違った使い方

He allowed to go to the party.

彼はパーティーに行くことを許された。

この文は、誰が許可をしたのかが不明確です。正しくは「He was allowed to go to the party.」または「His parents allowed him to go to the party.」などとすべきです。

間違った使い方の例②

間違った使い方

Allow me your phone.

私にあなたの電話を許してください。

この場合、「allow」の後に何を許可するのか明確にする必要があります。「Allow me to use your phone.」が正しい表現です。

間違った使い方の例③

間違った使い方

I don't allow you playing games.

私はあなたがゲームをするのを許しません。

「allow」の後に動詞の-ing形を使う場合は、「to」が必要です。正しい表現は「I don't allow you to play games.」です。

「allow」の使い方を学ぶ際、これらの一般的な誤用を避けるために注意するポイントがいくつかあります。特に、「allow」の後に来る動詞や名詞の構造、文脈に応じた適切な主語と目的語の選び方などを理解することが重要です。

allowを使ったスラング表現

「allow」自体がスラングとして特定の意味を持っているわけではありませんが、一部の方言や俗語では「allow」が特定の意味や使い方を持つことがあります。

特に、イギリスの若者の間で使われるカジュアルな言い回しに「allow it」というフレーズがあります。この表現は、主に「それはやめておこう」「気にしないでおこう」といった意味で使用されます。

例文

You lost your keys again? Allow it, it's not a big deal.

また鍵をなくしたの?気にしないで、大したことじゃないよ。

このようなスラング表現は非常にカジュアルなので、友人や同年代の人々との非公式な会話でのみ使用するのが適切です。職場やフォーマルな状況では避けた方が良いでしょう。

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