英単語の意味と使い方

own(オウン)の意味と使い方を例文を使って解説

2023年8月21日

canashin

カナイ シンイチ

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"own"という英単語、日常の英会話や文章でよく目にするけれど、本当の意味や正しい使い方はわかっていますか?この記事を読むことで、「own」の深い意味や多様な使い方をマスターでき、英語表現が一段と豊かになります。さあ、ネイティブのような自然な英語表現を身につけるための第一歩を踏み出しましょう!

ownの意味

「own」は英語の単語で、いくつかの意味や使い方があります。初心者にわかりやすく説明すると:

動詞としての「own」

持っている、所有していることを表します。

例文

I own a car.

私は車を持っている。

形容詞としての「own」

自分自身の、自分独自のという意味を持ちます。

例文

This is my own room.

これは私自身の部屋です。

言葉のコンテキストによって、意味が変わることがあるので、文の中での使い方に注意してください。しかし、大抵の場合、所有や独自のものに関連する意味合いがあります。

ownの語源

「own」の原形は古英語の「ágen」で、これは「所有する」という意味の動詞として使われていました。この「ágen」は、さらにゲルマン語系の言葉、特に古高ドイツ語の「eigan」や古ノルド語の「eiga」などから派生しています。これらの言葉も「所有する」という意味合いを持っていました。

また、この動詞の形「ágen」から形容詞としての「own」(古英語で「ágen」や「ágn」)が派生し、「自分のもの」という意味で使われるようになりました。

時を経て、現代英語では「own」は動詞として「所有する」という意味や、形容詞として「自分の」という意味で用いられています。

ownの読み方と発音

英単語「own」のカナ表記と発音記号は次の通りです。

  • カナ: オウン
  • 発音記号: /oʊn/

発音のポイント

  1. oʊの音: 日本の「オ」の音とは異なり、この音は少し長めで、口を大きく開けずに「o」から「u」への遷移が含まれます。まるで「オー」と発音する感じに近いです。
  2. nの音: 日本語の「ン」に似ていますが、舌の先を上の歯茎にしっかりとつけて発音します。日本語の「ん」のように鼻音にならないように注意しましょう。

ownの使い方を例文を使って解説

ここに「own」の正しい使い方を示す例文をいくつか紹介します。各例文には英語と日本語の両方を記載しています。

動詞として「所有する」の意味で使う場合

例文

She owns three cats.

彼女は猫を3匹持っています。

例文

My family owns a small house in the countryside.

私の家族は田舎に小さな家を持っています。

例文

Do you own this book?

この本、あなたの持っているものですか?

形容詞として「自分の」や「独自の」の意味で使う場合

例文

This is my own room.

これは私自身の部屋です。

例文

I made this cake with my own hands.

このケーキは私自身の手で作りました。

例文

Everyone has their own opinion.
それぞれの人には自分独自の意見があります。

フレーズや慣用句における使い方

例文

I'll pay with my own money.

私自身のお金で支払います。

例文

He's in a world of his own.

彼は自分だけの世界にいるようだ。(彼は夢中になっている/独自の世界観を持っている)

例文

You should stand on your own two feet.

自分の力で立ち上がるべきです。(自分の力で生きていくべきだ)

例文

The company is in a league of its own.

その会社は独自のリーグにいる。(その会社は他の追随を許さない/他とは一線を画している)

これらの例文を通じて、「own」のさまざまな使い方やニュアンスを理解していただけると嬉しいです。

ownと意味が似ている英単語4つ

「own」に似た意味を持つ英単語とその使い分けを以下に示します。

possess [ポゼス]

意味: 所有する、持っている

よりフォーマルな文脈や法的な文脈で「所有する」という意味を強調するときに使用します。

例文

The museum possesses a vast collection of ancient artifacts.

その博物館は古代の工芸品の広大なコレクションを所有している。

belong to [ビロング トゥ]

意味: 〜のものである、〜に所属している

特定の人や団体が所有者であることを強調するときに使用します。

例文

This book belongs to Mark.

この本はマークのものだ。

have [ハヴ]

意味: 持っている

もっとも一般的で日常的な文脈で「持っている」という意味を表すときに使用します。

例文

I have a pen in my bag.

私はカバンの中にペンを持っている。

hold [ホールド]

意味: 手に持っている、保持する

物理的に何かを手に持っている状態や、ある位置・状態を維持することを強調するときに使用します。

例文

She holds the world record in the 100-meter dash.

彼女は100メートル走の世界記録を保持している。

使い分けのポイント

「own」は一般的に「所有する」という意味でよく使われますが、文脈やニュアンスに応じて上記の単語を選ぶことで、より正確な表現をすることができます。

「own」の使い方として注意すべき間違った使い方

「own」の使い方に関する一般的な間違いとその訂正例を以下に示します。

間違った使い方の例①

間違った使い方

I own a cold.

私は風邪を所有している。

正しい使い方

I have a cold.

私は風邪をひいている。

病気や感情などの一時的な状態を示す際に「own」を使うのは適切ではありません。「have」を使用するのが正しいです。

間違った使い方の例②

間違った使い方

This is own my book.

これは私の本です。

正しい使い方

This is my own book.

これは私自身の本です。

形容詞としての「own」の位置が誤っています。所有者を示す代名詞や所有格の後に来るのが正しいです。

間違った使い方の例③

間違った使い方

She doesn't own to swim.

彼女は泳ぐことができない。

正しい使い方

She doesn't know how to swim.

彼女は泳ぎ方を知らない。

「~することができる」という意味を表す際には「own」は使用されません。「know how to」や「can」を使います。

これらの例から、「own」を文脈に適切に使用することの重要性がわかります。特に、所有や所属を示す文脈以外での使用は注意が必要です。

ownを使ったスラング表現

「own」に関連するスラングや現代のインターネット言葉には以下のようなものがあります。

own (or pwn)

オンラインゲームやコンピュータ関連の文脈で、他のプレイヤーやシステムを圧倒的に打ち負かす、またはハックするときに使います。

例文

He totally owned that game last night.

彼は昨夜のゲームで完全に勝ちました。

get owned (or get pwned)

打ち負かされる、ハックされる、または何かに失敗するときに使われるフレーズ。

例文

You just got owned!

君、完全にやられたね!

own up

認める、自分の過ちや誤りを受け入れる。

例文

You need to own up to your mistakes.

あなたは自分の過ちを認める必要があります。

「pwn」というスラングは、誤って「own」とタイプする際に「p」キーを押してしまったものから派生した言葉とされています。このように、特定の文化やコミュニティの中で「own」に関連するスラングが生まれることがあります。

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