英単語の意味と使い方

purpose(パーパス)の意味と使い方を例文を使って解説

2024年6月17日

canashin

カナイ シンイチ

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「なぜ我々は行動するのか?」その答えを一言で言うならば、「purpose」、すなわち「目的」です。この記事では、「purpose」という単語が持つ豊かな意味合いと、日常生活やビジネスシーンでどのように使いこなすかを、具体的な例文とともに紐解いていきます。英語初心者から上級者まで、誰もが「purpose」の使い方をマスターし、より的確で豊かな表現力を身につけることができるようになります。この記事を読むことで、英語でのコミュニケーションが一層スムーズに、そして意味深くなるでしょう。

purposeの意味

「Purpose」は英語で「目的」や「意図」という意味を持つ単語です。何かをする理由や、ある事を成し遂げるための目標を指します。例えば、学校に行く「purpose」は、知識を得ることや、友達を作ることかもしれません。別の例として、ある製品を作る「purpose」は、人々の生活を便利にすることや、楽しませることかもしれません。つまり、「purpose」は、なぜその行動を取るのか、その背後にある動機や目標を示す言葉です。

purposeの語源

「purpose」は、中英語の「purposen」や古フランス語の「porposer」から派生しています。これらの単語は、さらにラテン語の「propositum」にその起源を持ちます。「propositum」は、「proponere」から来ていて、「pro-」(前方へ)と「ponere」(置く)の組み合わせで、「前に置く」や「提示する」という意味があります。時間が経つにつれて、「purpose」という単語は、特定の目標や意図を指すようになりました。この語源は、「purpose」が目的や目標を「前に置く」ことから、その目的や目標に向かって行動を起こすという意味合いを持つようになったことを示しています。

purposeの読み方と発音

「purpose」のカナでの読み方は「パーパス」となります。発音記号では「/ˈpɜːrpəs/」と表されます(アメリカ英語では「/ˈpɝːpəs/」となることもあります)。

発音のポイント

  1. 最初の音「p」:この音は英語では息を強く吐きながら発音します。日本語の「ぱ」よりももっと強い息を使います。
  2. 「ɜːr」の音:この部分は日本語にはない音で、舌を少し後ろに引き、「あー」と言う感じで発音しますが、口は丸めずに。アメリカ英語の場合は「ɝː」で、舌をさらに後ろに引き、声帯を震わせながら発音します。
  3. 「əs」の終わりの音:この音は、英語の無声音である「シュワ」という音です。日本語にはあまりないため、軽く口を閉じながら「ス」と言う感じで軽く発音します。

purposeの使い方を例文を使って解説

ここに「purpose」の正しい使い方を示す例文をいくつか紹介します。各例文には英語と日本語の両方を記載しています。

例文

The purpose of this meeting is to discuss our new project.
この会議の目的は、新しいプロジェクトについて話し合うことです。

例文

What is the purpose of your visit?
訪問の目的は何ですか?

例文

She bought the book for the sole purpose of improving her English.
彼女は英語を向上させるためだけにその本を買いました。

例文

The machine's purpose is to sort the products by size.
その機械の目的は、製品をサイズ別に分類することです。

例文

He went to the city with the purpose of finding a new job.
彼は新しい仕事を探す目的で都市に行きました。

例文

This tool has multiple purposes.
この道具には複数の用途があります。

例文

They started the campaign with a clear purpose.
彼らは明確な目的を持ってキャンペーンを開始しました。

例文

My main purpose in life is to help others.
私の人生の主な目的は、他人を助けることです。

例文

The purpose of this exercise is to strengthen your leg muscles.
この運動の目的は、脚の筋肉を強化することです。

例文

Without a purpose, it's easy to feel lost in life.
目的がないと、人生で迷いやすくなります。

これらの例文は、「purpose」をさまざまな文脈で使用する方法を示しています。日常会話からビジネスの場面、個人の目標設定に至るまで、「purpose」は幅広く使われる便利な単語です。

purposeと意味が似ている英単語4つ

「purpose」と意味が似ている英単語には、「aim」「goal」「objective」「intention」があります。これらの単語は目的や意図を表しますが、使われる文脈やニュアンスによって異なります。

Aim (エイム)

意味:達成しようとする目標や意図。

例文

My aim is to become a doctor.
私の目標は医者になることです。

使い分けのポイント

より一般的で広い目標や方向性を示す時に使います。

Goal (ゴール)

意味:具体的な達成目標。

例文

Her goal is to run a marathon in under four hours.
彼女の目標は、4時間未満でマラソンを完走することです。

使い分けのポイント

具体的で測定可能な成果や結果に焦点を当てた目標を示す時に使います。

Objective (オブジェクティブ)

意味:達成すべき具体的な目標や目的。

例文

The project's main objective is to increase sales by 20%.
プロジェクトの主な目的は、売上を20%増加させることです。

使い分けのポイント

特にビジネスやプロジェクトの文脈で、明確に定義された具体的な目標を指す時に使います。

Intention (インテンション)

意味:ある行動を起こす際の意図や考え。

例文

His intention is to retire early and travel the world.
彼の意図は、早期退職して世界を旅することです。

使い分けのポイント

個人の意図や計画を表す時、特にその人が何をしようとしているのかを説明する際に使います。

これらの単語はすべて何かを達成しようとする「意図」を表しますが、「aim」はより広い目標、「goal」は具体的な達成目標、「objective」は特にプロジェクトやビジネスでの具体的な目標、「intention」は個人の行動や計画に関する意図を指すという点で異なります。それぞれの単語が適している文脈を理解することで、より正確に英語を使い分けることができます。

「purpose」の使い方として注意すべき間違った使い方

「purpose」の誤用は主に、意味の曖昧さや文脈に不適切な使用から生じます。以下にそのような間違った使い方の例を挙げ、正しい使い方を解説します。

間違った使い方の例①

間違った使い方

I purpose to go to the gym every day.

正しい使い方

I intend to go to the gym every day.
私は毎日ジムに行くつもりです。

ここでは「purpose」を動詞として使用していますが、この文脈で正しい単語は「intend」です。「purpose」は名詞として使うのが一般的で、「意図」「目的」という意味です。動作の意図を表すには「intend」を使用します。

間違った使い方の例②

間違った使い方

My purpose of life is to be happy.

正しい使い方

My purpose in life is to be happy.
私の人生の目的は幸せになることです。

「purpose of life」ではなく、「purpose in life」と表現します。「?の目的」を英語で表す際は、"purpose in"の構文が適切です。

間違った使い方の例③

間違った使い方

This tool has no purpose for cutting.

正しい使い方

This tool is not meant for cutting.
この道具は切るためのものではありません。

「purpose for」という表現は不自然です。「?のための目的がない」と直訳すると意味が通じにくくなります。ここで伝えたいのは、「この道具は切る用途には適していない」ということなので、「is not meant for」が適切な表現です。

「purpose」を使用する際は、それが名詞であり、「目的」「意図」という意味で使うことを念頭に置くことが重要です。また、文脈に合わせて正しい前置詞を選び、動詞としての意図を表す際は「intend」のような適切な単語を使用することがポイントです。

purposeを使ったスラング表現

「purpose」自体は、基本的にはフォーマルな文脈や日常会話で使われる一般的な英単語であり、スラングとしての特定の意味を持つことは少ないです。この単語は、目的や意図を表すために広く使われていますが、スラングとしての別の一般的な用法はありません。

しかし、若者の間や特定のコミュニティ内で、ある単語が独自の意味を持つことはあります。例えば、「purpose」を使って特定の内輪の目標や活動を指す際に、そのグループ独自の意味合いで使われることがあり得ます。それでも、これは普遍的なスラングの用法とは言えず、特定の文脈やコミュニティに限定されることが多いです。

英語には多くのスラングが存在しますが、「purpose」という単語には広く認識されているスラングの意味はないというのが一般的な見解です。もし「purpose」を特別な意味で使う特定の文化やグループがあれば、それはその環境特有の用法と言えるでしょう。

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