英単語の意味と使い方

request(リクエスト)の意味と使い方を例文を使って解説

2023年12月26日

canashin

カナイ シンイチ

TOEICスコア250点から独学で700点に到達。自分の経験やコツを共有し、英語学習に情熱を持つ方々のお役に立ちたいと思っています。一緒に英語を学びましょう!

アフィリエイト広告を利用しています。

「リクエスト」と聞くと、皆さんはどんなシチュエーションを思い浮かべますか?レストランでの特別な注文から、会議での資料要求、あるいは親しい人とのちょっとしたお願いまで、私たちの生活の中で「request」は欠かせない役割を果たしています。このブログ記事では、「request」の適切な使い方を理解し、より丁寧で効果的なコミュニケーションを図るための秘訣をお伝えします。英語の「request」を使いこなせれば、あなたの英語表現が一層洗練され、職場でも日常生活でも、望む結果を得やすくなるでしょう。例文と共に「request」の意味とその使い方を明らかにし、あなたの言葉が相手に適切に伝わるようになるためのコツを掴みましょう。

requestの意味

「request」という単語は、誰かに何かをしてもらいたい時や何かをもらいたい時に使う言葉です。お願いや要求を表す時に「request」を使います。たとえば、レストランで水をもらいたい時に「Can I request a glass of water?」(コップ一杯の水をもらえますか?)と言ったり、友達に助けを求める時に「I have a request; can you help me with this?」(お願いがあるんだけど、これを手伝ってくれる?)と言ったりします。簡単に言うと、「request」は、丁寧なお願いや求めることを表します。

requestの語源

「request」という英単語は、中世ラテン語の「requaerere」という単語に由来しています。この単語は、「requaerere」がさらに分解されると、「re-」(再び)と「quaerere」(探す、求める)という意味のラテン語の要素に分けられます。したがって、「request」は本来、「何かを探し求める」という意味を持っていたわけです。

時が経つにつれて、「requaerere」は古フランス語において「requeste」となり、そこから中英語を経て現代英語の「request」となりました。現代英語で「request」は名詞として「お願い」や「要求」という意味になり、動詞としては「求める」や「要請する」という意味で使われます。

「request」から派生した単語には「requester」(要求する人)や「requesting」(要求中の)などがあります。また、「inquiry」(問い合わせ)や「require」(要求する)、さらには「question」(質問)など、探求や要求に関連する他の単語とも関連性があります。

requestの読み方と発音

英単語「request」のカナでの読み方は「リクエスト」となります。

発音記号で表すと、アメリカ英語では [rɪˈkwest]、イギリス英語では [rɪˈkwest] または [ˈriːkwɛst] となることが一般的です。

発音のポイント

  1. 「r」の音: 日本語にはない音で、舌を上顎に近づけるが触れないようにして、空気を震わせて発音します。
  2. 「e」の音: 最初の「re-」の部分は、短い「イ」の音に近いです。アメリカ英語では「リ」に近く、イギリス英語では少し「レ」に近い発音となることがあります。
  3. 「quest」の「q」は、日本語の「ク」に相当しますが、より口を丸めて前に出しながら発音します。
  4. 「-est」の部分では、アメリカ英語では「エスト」と発音されがちですが、「エスト」よりも「エス」に近い音で終わるよう心がけましょう。また、最後の「t」はしっかりと発音します。

requestの使い方を例文を使って解説

ここに「request」の正しい使い方を示す例文をいくつか紹介します。各例文には英語と日本語の両方を記載しています。

例文

I have a request for you, could you please close the window?

あなたにお願いがあるのですが、窓を閉めてもらえますか?

例文

The manager did not accept my request for a day off.

マネージャーは私の休暇のリクエストを受け入れませんでした。

例文

Could you send me the information by email, as per my earlier request?

以前のお願いどおり、情報をメールで送っていただけますか?

例文

She made a special request to have the meal prepared without any dairy.

彼女は、乳製品を使わずに食事を準備するよう特別に要請しました。

例文

The customer's request was very specific; they wanted their order to be delivered by Friday.

顧客のリクエストは非常に具体的でした。金曜日までに注文を配達してほしいとのことでした。

例文

We request that all guests turn off their mobile phones during the performance.

公演中はすべてのゲストに携帯電話を消すよう要請します。

例文

My teacher has requested that I submit the assignment by the end of the week.

私の先生は、週末までに課題を提出するよう私に要求しました。

例文

He requested permission to leave the meeting early.

彼は早く会議を出る許可を求めました。

例文

Can I request a copy of the report for my records?

記録用にレポートのコピーをいただけますか?

例文

Upon request, we provide customers with a detailed receipt.

リクエストに応じて、顧客に詳細な領収書を提供します。

これらの例文は、"request" をどのように日常会話や正式な状況で使うかを示しています。"request" の使い方は柔軟で、文脈に応じて命令形でなく、丁寧なお願いや要求を表すために使われることが多いです。

requestと意味が似ている英単語4つ

「request」と意味が似ている英単語には、「ask」(アスク)、 「inquire」(インクワイア)、 「demand」(デマンド)、 「petition」(ピティション)などがあります。これらの単語はいずれも何らかの形で情報や行動を求めることを意味しますが、文脈やニュアンスが異なります。

Ask [アスク]

意味:質問する、お願いする

例文

May I ask your name?

お名前をお聞きしてもよろしいでしょうか?

「ask」は最も一般的でカジュアルな要求の表現で、情報を求めたり、誰かに何かをしてもらいたいときに使います。

Inquire [インクワイア]

意味:問い合わせる、調査する

例文

I called the hotel to inquire about room availability.

部屋の空き状況を問い合わせるためにホテルに電話しました。

「inquire」は正式な文脈で、情報や詳細を尋ねるときに使用されます。調査や確認が含まれる場合が多いです。

Demand [デマンド]

意味:要求する、命じる

例文

The workers demand higher wages.

労働者たちはより高い賃金を要求している。

「demand」は「request」よりも強い言葉で、何かを断固として求めたり、権利として要求する際に使います。しばしば強制的なニュアンスがあります。

Petition [ピティション]

意味:請願する、嘆願する

例文

They started a petition to change the law.

彼らは法律を変えるための請願を開始した。

「petition」は正式な文書や手続きを通じて、特定の要求や変更を求めるときに使用されます。しばしば、公的な文脈や政治的な文脈で使われます。

使い分けのポイント

これらの単語はすべて、何かを求める行為を指しますが、それぞれの言葉が持つ緊急性、正式性、そして時には求める力の強さに応じて使い分けられます。「ask」は最も一般的でカジュアルな要求、「inquire」は情報を探るときに使われることが多く、正式なニュアンスを持ちます。「demand」は強い権利としての要求や強制を伴うことが多く、「petition」は公式な請願や嘆願の文脈で使われます。

「request」の使い方として注意すべき間違った使い方

「request」を使う際には、主に次のような点に注意する必要があります。

  1. 「request」は通常、正式または丁寧な要請を意味するため、カジュアルすぎる文脈や緊急を要する状況では不適切なことがあります。
  2. 命令形として使用するのは不適切です。「request」はお願いを表すため、命令的に聞こえないように気をつける必要があります。
  3. 動詞として使う場合、正しい目的語や前置詞を使って、何を要求しているのかを明確にする必要があります。

間違った使い方の例①

間違った使い方

I request you to stop talking.

正しい使い方

I request that you stop talking.

話すのをやめてください(とお願いします)。

この文は「I request you」と直接的に人を目的語にしていますが、これは命令のように聞こえてしまう可能性があります。「request」後には通常、「that」を使って間接的に要請を表すのが自然です。

間違った使い方の例②

間違った使い方

He requested to have an answer right away.

正しい使い方

He requested an immediate response.

彼はすぐに回答を求めました。

この文では「to have an answer right away」という不定詞のフレーズを使用していますが、これは少し不自然です。「request」の後には直接名詞を置いて、何を要求しているのかを明確に表すことが一般的です。

間違った使い方の例③

間違った使い方

Can you request me the book from the library?

正しい使い方

Can you request the book from the library for me?

図書館からその本を私のためにリクエストしてもらえますか?

ここでは「request」を間違った方法で代名詞の目的語「me」に関連付けています。「request」は直接「the book」のような具体的な物や情報を要求する際に使用し、「for me」のように間接目的語で人を指定します。

requestを使ったスラング表現

「Request」という単語自体にはスラングのバージョンが特にありませんが、インフォーマルな状況やインターネットのスラングでは、類似の表現がいくつか存在します。例えば、インターネット上では「ask」を「req」(アール・イー・キュー)と略すことがあります。これは主にテキストベースのコミュニケーション、特にチャットやオンラインゲーム内での要請や依頼を短縮して表す場合に使われます。

例文

Can you send me the file? req

ファイルを送ってもらえる?リク

しかし、このような略語はあくまで非公式のコミュニケーションや特定のコミュニティ内でのみ適切であり、公式な文書やビジネスのコミュニケーションでは使用しない方が良いでしょう。公式の状況では常にフルの単語「request」を使用するのが適切です。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
canashin

カナイ シンイチ

TOEICスコア250点から独学で700点に到達。自分の経験やコツを共有し、英語学習に情熱を持つ方々のお役に立ちたいと思っています。一緒に英語を学びましょう!

-英単語の意味と使い方

© 2024 SOS!英会話 Powered by AFFINGER5