英単語の意味と使い方

company(カンパニー)の意味と使い方を例文を使って解説

2024年9月10日

canashin

カナイ シンイチ

TOEICスコア250点から独学で700点に到達。自分の経験やコツを共有し、英語学習に情熱を持つ方々のお役に立ちたいと思っています。一緒に英語を学びましょう!

アフィリエイト広告を利用しています。

「company」という英単語は、日常会話やビジネスシーンで頻繁に登場しますが、その意味や使い方には意外と奥深さがあります。この記事では、「company」の基本的な意味から、ビジネス用語としての使い方、さらにはスラングや誤用例までを詳しく解説します。この記事を読むことで、正しい文脈で「company」を使いこなすスキルを身につけ、英会話やメールでの表現力が格段にアップするでしょう。英語力を一歩先へ進めたい方は、ぜひご一読ください。

companyの意味

「company」は、基本的に2つの意味があります。

  1. 会社: 仕事をするためのグループやビジネスのことです。例えば、車を作る会社や食べ物を売る会社などです。

例文

He works for a big company.
彼は大きな会社で働いています。

  1. 一緒にいること、仲間: 誰かと一緒にいるときのことや、友達や家族などの「仲間」を意味します。

例文

I enjoy her company
彼女と一緒にいるのが楽しいです。

この2つの意味を覚えると、いろいろな場面で「company」を使えるようになりますよ。

companyの語源

「company」という英単語の語源は、ラテン語に由来しています。

語源

「company」という言葉は、ラテン語の「com」(一緒に)と「panis」(パン)から来ています。これらが合わさって、「companio」(共にパンを食べる仲間)という言葉が生まれました。中世のフランス語「compagnie」を経て、最終的に英語の「company」になりました。

派生元の単語

  • com-: 「一緒に」を意味する接頭辞で、他にも「community(共同体)」や「companion(仲間)」などの単語で使われています。
  • panis: 「パン」を意味し、これは「pantry(食料庫)」や「panini(イタリアのサンドイッチ)」などにも見られます。

このように、「company」はもともと「一緒にパンを食べる仲間」を意味していましたが、そこから「一緒にいる仲間」や「仕事をする仲間(会社)」という意味に広がっていったのです。

companyの読み方と発音

英単語「company」のカナでの読み方と発音記号は以下の通りです。

  • カナ読み: カンパニー
  • 発音記号: /ˈkʌm.pə.ni/

発音のポイント

  • 「カンパニー」との違い:
    • 日本語の「カンパニー」に似ていますが、英語では最初の音が「カン」ではなく、「カ」と「ン」の間くらいの「カ」に近い音になります。具体的には、/kʌm/ の部分を「カム」と発音しますが、日本語の「ア」よりもやや短くし、「カム」に近い音にします。
  • /kʌm/ の発音:
    • 「カン」に近いですが、/ʌ/ の部分は日本語の「ア」よりもやや口を開いて「ア」と「ウ」の中間の音を出します。
  • 「パニー」の部分:
    • /pə.ni/ の部分は、「パ」の音を軽くし、「ニ」の音をはっきり発音します。特に /n/ の音は、舌をしっかり上の歯の裏につけて発音することが重要です。
  • ストレスの位置:
    • 最初の「カム」部分 /ˈkʌm/ にアクセントがあります。強く発音し、後半部分は少し軽く発音します。

companyの使い方を例文を使って解説

以下に、英単語「company」の正しい使い方を10個の例文を使って解説します。各例文は英語と日本語で表記しています。

例文

I work for a software company.
私はソフトウェア会社で働いています。

例文

She enjoys the company of her friends on weekends.
彼女は週末に友達と一緒に過ごすのが好きです。

例文

Our company is planning to launch a new product next month.
私たちの会社は来月、新しい製品を発売する予定です。

例文

He was happy to have good company during the trip.
彼は旅行中、良い仲間がいて幸せでした。

例文

The company has offices in several countries.
その会社は複数の国にオフィスを持っています。

例文

Please join us for dinner; we would love your company.
夕食に参加してください。あなたと一緒に過ごしたいです。

例文

The company offers great benefits to its employees.
その会社は従業員に素晴らしい福利厚生を提供しています。

例文

She felt lonely without any company.
彼女は誰もいなくて寂しく感じました。

例文

Our company values teamwork and collaboration.
私たちの会社はチームワークと協力を重視しています。

例文

He invited me over for some company and coffee.
彼はおしゃべりとコーヒーのために私を招待してくれました。

これらの例文を通して、「company」の使い方を理解し、日常会話やビジネスの場面で正しく使えるようになります。

companyと意味が似ている英単語4つ

英単語「company」と意味が似ている単語として、以下の4つを紹介します。それぞれのカナ読み、意味、例文、そして「company」との使い分けについて解説します。

1. corporation(コーポレーション)

意味: 大企業や法人を指す言葉で、特に法律上の正式な組織体を表します。

使い分けのポイント

「corporation」は、法律的に認められた企業や、複数の部門を持つ大規模な組織に使われます。「company」よりも規模が大きいイメージがあります。

例文

Toyota is a multinational corporation.
トヨタは多国籍企業です。

2. firm(ファーム)

意味: 特に専門的なサービスを提供する小規模な会社や、法律事務所、会計事務所などを指します。

使い分けのポイント

「firm」は、「company」よりも小規模で、特に専門的なサービス(法律、会計など)を提供する会社に使われることが多いです。

例文

She works at a law firm.
彼女は法律事務所で働いています。

3. business(ビジネス)

意味: 商業活動や、特定の事業全体を指します。個人経営の小さな商店から大企業までを含みます。

使い分けのポイント

「business」は、一般的に「ビジネス」や「商売」全体を指す際に使います。「company」や「firm」はそのビジネスを行う具体的な組織を指すのに対して、「business」はその活動や分野を指すことが多いです。

例文

He started his own business last year.
彼は昨年、自分のビジネスを始めました。

4. enterprise(エンタープライズ)

意味: 主に新規事業や大規模なプロジェクトを指す言葉です。また、起業家精神やリスクを取って新しいことに挑むという意味もあります。

使い分けのポイント

「enterprise」は、特に挑戦的で革新的な事業やプロジェクトに対して使われます。「company」とは異なり、組織そのものよりもその活動やプロジェクトの性質に焦点を当てています。

例文

The new enterprise aims to develop sustainable energy solutions.
その新しい企業は、持続可能なエネルギーソリューションの開発を目指しています。

使い分けのポイントまとめ

  • company(カンパニー): 一般的な企業や組織を指し、規模や業種を問わず幅広く使われる。
  • corporation(コーポレーション): 特に大企業や法人組織を指し、法律的に認められた組織体に使われる。
  • firm(ファーム): 小規模で専門的なサービスを提供する会社に使われる。
  • business(ビジネス): 商業活動やビジネス全般を指し、活動や業種そのものを示す。
  • enterprise(エンタープライズ): 特に新規事業や挑戦的なプロジェクトを指し、起業家精神やリスクを取る活動を強調する。

これらの単語を適切に使い分けることで、より正確に表現できます。

「company」の使い方として注意すべき間違った使い方

「company」の使い方で注意すべき間違いをいくつか紹介します。以下の例文と解説を参考にしてください。

1. 「company」を人の代わりに使う

間違った使い方

I met a company at the park.
私は公園で会社に会いました。

「company」は「会社」や「仲間」を指すことができますが、ここでは「人」や「友達」に当たる「someone」や「a person」を使うべきです。

正しい使い方

I met someone at the park.
私は公園で誰かに会いました。

2. 「company」を数えられる名詞として使う

間違った使い方

There are many companies in my company.
私の会社には多くの会社があります。

「company」は数えられる名詞ですが、同じ文で同じ単語を繰り返すと混乱を招きます。「companies」を使って異なる会社を指す場合に「company」という言葉を使用しないほうが良いです。

正しい使い方

There are many departments in my company.
私の会社には多くの部署があります。

3. 「company」を所有格として使う

間違った使い方

I like company's policy.
私は会社の方針が好きです。

「company」の所有格を示す場合、通常は「's」ではなく「the company's」や「of the company」を使います。「company's」は使うこともありますが、特に固有名詞ではない場合は避けるべきです。

正しい使い方

I like the company's policy.
私はその会社の方針が好きです。

4. 「company」を人の集団として使う

間違った使い方

The company were happy.
その会社は幸せでした。

「company」は単数扱いであり、「were」ではなく「was」を使うべきです。「company」を複数人の集団として表現する場合も、「company」は依然として単数扱いです。

正しい使い方

The company was happy.
その会社は幸せでした。

5. 「company」を場所として使う

間違った使い方

I will go to the company.
私は会社に行きます。

「company」は場所ではなく組織や人を指します。「会社に行く」と言いたい場合、「the office」や「the company's office」を使うのが自然です。

正しい使い方

I will go to the office.
私はオフィスに行きます。

6. 「company」を意味が異なる文脈で使う

間違った使い方

We bought a company of apples.
私たちはリンゴの会社を買いました。

「company」は「一緒にいる仲間」や「企業」を指しますが、「company of apples」とは言いません。「box」や「bag」を使って適切に「箱」や「袋」を示す必要があります。

正しい使い方

We bought a box of apples.
私たちはリンゴの箱を買いました。

これらの間違いを避けることで、「company」を正しく使いこなすことができます。

companyを使ったスラング表現

英単語「company」そのものには特定のスラングはありませんが、「company」が含まれるフレーズや言い回しで、スラング的に使われるものはいくつかあります。以下に紹介します。

1. Keeping bad company

意味: よくない人たちと付き合うこと。

「bad company」は、悪影響を与える友達や仲間を指します。「He is keeping bad company」というフレーズは、彼がよくない影響を与える人たちと付き合っているという意味になります。

例文

His grades dropped because he started keeping bad company.
彼の成績が下がったのは、悪い仲間と付き合い始めたからです。

2. Company man

意味: 会社のために忠実に働く人、または会社の方針に従順な従業員。

「company man」というフレーズは、会社に忠実で、会社の利益を優先するような人を指します。ポジティブにもネガティブにも使われます。

例文

He's such a company man; he'll do anything the boss asks.
彼は本当に会社に忠実で、上司が頼んだことは何でもやる。

3. Company store

意味: 会社専用の店舗、または会社が従業員に特定の商品やサービスを提供する場所。

歴史的には、従業員が働く会社の店舗から商品を購入し、その店舗に依存するようになるという意味合いがあります。時には従業員が借金を背負うことを暗示するネガティブなニュアンスでも使われます。

例文

He had to buy everything from the company store, and now he's deep in debt.
彼は会社の店で全てを買わなければならず、今では借金を抱えている。

4. In good company

意味: 他にも同じような状況や考え方を持つ人たちがいること。

「You are in good company」というフレーズは、同じ意見や行動を持つ人がたくさんいるので心配しなくても良いという意味で使われます。

例文

If you've ever been confused by this topic, you're in good company.
もしこの話題に混乱したことがあるなら、同じような人はたくさんいるから大丈夫だよ。

これらのフレーズは「company」という言葉を使ったスラング的な表現で、状況や文脈によって異なる意味を持つことがあるため、使い方に注意が必要です。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
canashin

カナイ シンイチ

TOEICスコア250点から独学で700点に到達。自分の経験やコツを共有し、英語学習に情熱を持つ方々のお役に立ちたいと思っています。一緒に英語を学びましょう!

-英単語の意味と使い方

© 2024 SOS!英会話 Powered by AFFINGER5